【インタビュー】FAKY「枠組みにとらわれずブレずにFAKYっていうジャンルでやっていきたいと思っています」
デビュー前にもかかわらず、YouTubeで映像を公開すれば全世界120ヵ国以上からアクセスが殺到。瞬く間にチャンネル総再生回数85万回を突破するという5人組のガールズグループFAKY。4月9日にCDデビューを控えている彼女たちだが、それに先駆け1月15日から3週に渡り、「Better Without You」「Girl Digger」「The One」の配信が決定。ミュージックビデオではクールなパフォーマンスを見せる彼女たちの等身大の素顔をキャッチした。
FAKY:Diane、Mikako、Anna、Lil' Fang、Tina
◆FAKY~拡大画像~
■Tinaはお人形さんみたいだけどAnnaは「あ、怖そう!」って
■Lil'は歌が圧倒的に上手。Mikakoは一番の努力家
■Dianeは綺麗な顔して結構変なことをしてくるんですよ
──それぞれ自己紹介を兼ねて、プロフィールと音楽に興味を持ったきっかけを聞かせてもらえますか? まずはリーダーのAnnaちゃん。ニュージーランド生まれということだけど。
Anna:はい。ニュージーランド→日本→香港→フィリピンって引っ越したんです。姉の影響で4歳からバレエをやっていたんですが、10歳の頃、フィリピンに住んでいたときにブリトニー・スピアーズのCDを聴いて「ワッ! 何コレ!?」ってなって。彼女みたいに踊ったり唄ったり、パフォーマンスができるようになりたいって思ったんです。
──Lil' Fangは?
Lil' Fang:高校に入学して自分は将来何がしたいんだろう?って考えたとき、幼稚園の先生になりたいって思ったんです。だけど、勉強が苦手だった(笑)。あと、子供をかわいがるのは良いけど、怒ったり、教えるのは難しい。本当に目指すべき道は違うんじゃないかって改めて考えたら、人よりちょっと得意なものは歌だと思ったんです。高校三年頃からライヴハウスで唄いはじめたのをきっかけにCMソングを唄うことになって、プロの道に……という感じです。
──次はMikakoちゃん。
Mikako:私は子供の頃から唄ったり踊ったりするのが大好きだったんです。幼稚園の発表会ってあるじゃないですか。そこでステージに立って、「あ、楽しい! これだ!」って思って、そこからもう絶対に将来は歌手になる!って決めたんです。高校は音楽系の学校に行きました。小さいときは、ただ唄って、踊って、芸能人になるって思ってたんですけど、いざ高校で学び始めたら、そんなに簡単なことじゃなくて。周りもライバルばかりだし、家に帰っても練習をしていました。絶対に負けたくないっていう気持ちだけは人一倍強かったですね。
──Dianeはどうですか?
Diane:私は沖縄で育ったんですが、小さい頃から歌手に憧れていました。一番影響を受けたのがレディー・ガガ 。彼女を見て、「こうなりたい!」って思って、中学の時から学校のコーラス部に入ってたんです。ジャズとかクラシックとか、ミュージカルをやったり。モデルにも挑戦したり。やりたいと思ったらやらなきゃ気が済まないタイプなので、今までもかなりガツガツ頑張ってきました。Mikakoと同じように人には負けたくないって思いでここまで来ました。
──最後はTina。
Tina:私の母も歌を唄う人だったので、その影響で小さいときから私も唄うのが大好きでした。小学校の時からビヨンセとクリスティーナ・アギレラに憧れて、大きくなったら歌手になりたいなぁと思ってたんですが、自分で無理だって決めつけて、中学に入ってからは勉強を頑張っていました。でも、学校でミュージカルをやる機会があって、そのミュージカルで私を見た人がオーディションを受けるように薦めてくれたんです。
──それぞれ、初対面の印象はどうでしたか?
Lil' Fang:AnnaとTinaと私は一緒にレッスンを受けていたので、知ってたんですよ。Tinaのことはお人形さんみたいだなぁって思ったんですけど、Annaのことは「あ、怖そう!」って。
一同:あぁ。わかる!(笑)
Mikako:でも、知って行ったらまったく逆で。女の子らしいし、この中で一番乙女。
Anna:Lil'はレッスンを一緒に受けていたんだけど、あまり話したことはなかったんですよ。でも、歌が圧倒的に上手で。上手っていうレベルではないほどスゴいので、「凄いなぁ!」と思って見ていました。
Tina:スキルレベルが一番高かったから、いつかLil'みたいに上手くなれたら良いなぁって。
Lil' Fang:照れますね(笑)。Mikakoと私の初対面には面白いエピソードがあるんですよ。初めて会った時、一回、会ったことがあった子とMikakoの雰囲気が似てて、私、人違いしたんです。だから第一声が「久しぶり!」。私が知ってた子は髪がロングだったんですが、Mikakoは短かったので「髪切ったね!」って。
Mikako:しかも、その時、私ちょうど髪を切ったあとだったんで、「うん、切った!」って言ったあと、でもこの人、会ったことないよなぁと。最後にLil' も気づいて。だから、Lil'の第一印象は、ちょっと変な人っていうイメージ(笑)。新しい出会いでしたね。
Lil' Fang:Mikakoはこのグループ内でも一番の努力家ですね。
Anna:初めて見たときの印象はフワッとしていてソフトで可愛いイメージだったんですが、実際に知ると、Dianeもそうだけどガツガツしていて。「負けない!」みたいな。
Diane:何も言わなさそうに見えるけど、一番ハッキリ言うんじゃないかな。ブレてない。
──Dianeは?
Lil' Fang:Tinaもそうだったけど、Dianeは「お人形さんみたい」って最初に思いました。
Mikako:うんうん。綺麗な顔だなぁって。
Lil' Fang:しかも、絶対に年上だと思って話しかけたら高校生で、自分より年下だったからびっくりした。
Tina:私は、「仲間だ」って感じました(笑)。ハーフだし、一番年下だったし。でも、最初はあまりしゃべらなかったよね。Diane、すごくシャイだから。
Anna:こんな綺麗な顔して結構変なことをしてくるんですよ。
Lil' Fang:そうそう(笑)。変顔の写メを送って来たり。
──ユーモアがあるんですね。
Anna:そうなんです。こんなに綺麗なのに、そういう面白いことをやるっていうギャップがいい!
Lil' Fang:Tinaはさっきも言ったけど、お人形さんみたいって思ったのと同時に、Diane同様、年上だと思いましたね。私が初めてTinaに会ったのは、Tinaが15歳のときだったんですよ。だから、「えっ、まだ中3なの!?」って感じでした。
Anna:ハーフだからグイグイ来る感じなのかと思ってたんですが、意外にシャイで(笑)。でも、実際会うと、シャイではなく、口数が少ないだけだった。
Tina:たぶんそれは意識が違うところにいるから……。宇宙人って言われるから(笑)。
Lil' Fang:一番自由人だよね。
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