【対談】zopp×Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)×清水翔太、“作詞”を通して探る言葉のチカラ

ポスト

■アノ謎ノ“デッド”トイウ言葉ニ苦シメラレテ苦シメラレテ(笑)。タダ、納得イカナイモノヲ出ス訳ニハイカナイ(Jean-Ken Johnny)

zopp:Johnnyさんは、書けないときとかってあるんですか?

Jean-Ken Johnny:モォ、全然アリマスネ。アリマスアリマス。ケドネ、“デッド”トイウモノガアリマシテネ。

一同:(爆笑)

──あはははは。デッド、つまり締め切りですね(笑)。ありますあります(笑)。原稿にもありますから! 毎日そこに追われて生きてますよね、我々(笑)。

Jean-Ken Johnny:YES。YES。(笑)。アノ謎ノ“デッド”トイウ言葉ニ苦シメラレテ苦シメラレテ(笑)。タダ、納得イカナイモノヲ出ス訳ニハイカナイノデ、デッドト闘イナガラ、日々頑張ッテマスヨ。ミナサン、書ケナイトキノデッドトハ、ドウヤッテ闘ッテイルンデスカ?

zopp:僕は、緊急時に使う言葉リストがあるんですよ。ちゃんと言葉数で分けてあって。どうしてもいい言葉が浮かばないときは、その言葉リストを見るようにしているんです。ちゃんと緊急時にしか開かないように、赤いノートにしてあるんですけどね(笑)。

Jean-Ken Johnny:ナルホドナルホド(笑)。僕ハ緊急ノートハナイデスネ。翔太サンアリマス?

清水翔太:いや、僕もないですね(笑)。僕は、途中の言葉が出てこなくて悩むっていうことは、いままでもないんですよ。そもそもスタートが切れないって感じなんです。スタートが切れれば、一気に書けちゃうタイプなんです。

zopp:なるほどね。みなさん、Aメロから書くんですか? ちなみに、僕はサビからなんですけどね。あとは、タイトルさえ決まってしまえば、もうあとは1時間くらいで仕上げますね。

Jean-Ken Johnny:昔モ今モダイタイAメロカラ作ッテルンデスケド、時ト場合ニヨッテハサビカラ作ルコトモアリマスネ。マァ、一般的ニハ、サビガメインナモノダッタリスルンデスケド、時トシテAメロガ一番美シクナッチャッタリシタ場合デモ僕ハソレハソレデ良シトシチャウンデスヨネ。ソレハ活カサナイトモッタイナイノデ、サビ以上ニAメロノ方ガ印象的ニナッテシマッテモ、ソレハソレデアリカナト。YES。

──うんうん。バンドだからこそ、それはありなんじゃないですかね? 私もバンドサウンドがすごく好きなので、結構サビ以上にイントロが大事だったりするんですよ。サビまでまで待てないというか(笑)。サビ以上にAメロのギターリフが大好き! っていう曲もありますしね。

Jean-Ken Johnny:YES。YES(笑)。

zopp:なるほどなるほど。面白いなぁ。翔太さんは?

清水翔太:僕はAメロから書きますね。ストーリーを1ページずつ進めていきたいタイプなんです。自分もエンディングを知らない状態で、書き進めていきたいタイプなんです。感情移入して書きたいタイプなんで。

zopp:おぉ~。それは冒険家タイプですね。

──翔太、小説書くしかないよ、これ。

Jean-Ken Johnny:アハハハ。ドウシテモ書カセタインデスネ(笑)。

清水翔太:あははは。みたいですね(笑)。

zopp:書いてみましょうよ(笑)?

清水翔太:無理ですって(笑)。

Jean-Ken Johnny:ワタクシモドウシテモ書カセタクナッテキマシタケドネ(笑)。

清水翔太:あははは。無理です無理です(笑)。

zopp:でもね、小説を書くときは、エンディングから書いた方がいいんですよ。引き算していかないと、延々と続いていってしまいますからね。歌詞は終わりの時間が見えてるから、そこに収めようとして書きますけど、小説はエンドレスですからね。ただ、スティーヴン・キングは頭から書くらしいですけどね。

Jean-Ken Johnny:アノ有名ナホラー作家ノ?

zopp:そうそう。だから、翔太さんと同じ感覚なんでしょうね。自分もワクワクして、その物語の中に迷い込まないといけないっていう手法なんでしょう。

清水翔太:なるほど。

──まさに、リアルなところで言うならば、翔太さん。1月29日にリリースされる16枚目のシングル「DREAM」は、どれくらい時間がかかったの?

清水翔太:「DREAM」は、昔の曲を引っ張り出して来たんですよ。新しく作ろうと思っていたんですけど、今、まさにちょうど、自分的には書けないモードのときでもあったんです。デッドも迫ってくるし。それもあって、昔に作った曲を全部聴き返して。その中から、今、これを歌ってみたいという曲があったんで、それをブラッシュアップさせた感じだったんです。1年くらい前に作ったモノなので、自分の中ではそんなに古くはなっていない曲なんですけどね。

zopp:歌詞が長いですよね。

清水翔太:メロラップ系なので、歌詞がギュッと詰め込んであるんです。

zopp:なるほどなるほど。

──共通点もあり、まったく逆の面があったり、意外な発見もあって楽しかったです。

zopp:そうですね。僕は、人生そのものが作詞なので、きっといつか、この対談で学んだことも、何かの歌詞として吐き出されることになると思いますので、よろしくお願いします(笑)。

──すごい。“人生が作詞”。素晴しい一言を頂きました! でも、きっとそんなところも共通点なのかもしれないですね。

Jean-Ken Johnny:デスネ。“デッド”モ共通用語デシタシネ。

一同:(爆笑)

zopp:頑張って闘いましょう!

清水翔太:あははは。

zopp:じゃぁ、翔太さん!

Jean-Ken Johnny:小説、楽シミニシテマスネ!

清水翔太:無理ですって(笑)。

──じゃぁ、次回は、翔太くんが小説を書き上げたときに、この3者で再び対談ということで。

zopp:いいですね、それ!

Jean-Ken Johnny:楽シミニシテマス!

清水翔太:無理ですって(笑)!

──あははは。ありがとうございました。

一同:ありがとうございました!

取材・文●武市尚子

■『1+1=Namida』発売記念・「◯+◯=Namida」キャンペーン

▲本対談を記念してのレアなサイン本はBARKSプレゼントコーナー(https://www.barks.jp/present/)にて限定3名様に。
BARKS内で『1+1=Namida』発売記念として行われていた「○+○=Namida」キャンペーンの集計が終了。当選者にはサイン本を、ステッカーは全員に順次発送していきます。
(※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。)

なお、本対談終わりに、皆さんにも上記キャンペーンの方程式を以下作ってもらいました。
・Jean-Ken Johnny「年末+調整=Namida」
・清水翔太「時間+結果=Namida」
・zopp「犬+走る=Namida」

対談を記念して、BARKSプレミアムキャンペーンとして、zopp、清水翔太、Jean-Ken Johnny全員の直筆サインが入った「1+1=Namida」プレゼント!

■zopp『1+1=Namida』
2013年11月11日発売
296P/価格1365円
出版社:株式会社マガジンハウス
マネージメント:株式会社ZAZA
公式ウェブサイトhttp://www.1tasu1ha-namida.jp/
Twitter https://twitter.com/1tasu1haNamida
Facebook https://www.facebook.com/1tasu1hanamid

■MAN WITH A MISSION リリース情報
2014/2/12発売 コンピレーションアルバム『Beef Chicken Pork』(日本クラウン)
2014/2/18発売 海外にてEP盤(4曲入り)『タイトル未定』
2014/秋発売   Epic Recordsより メジャーデビューアルバム

■清水翔太 ニューシングル「DREAM」
2014年1月29日発売
【初回生産限定盤】SRCL-8456~57/¥1,575 CD+DVD
【通常盤】SRCL-8458/¥1,260

◆『1+1=Namida』 オフィシャルサイト
◆清水翔太 オフィシャルサイト
◆MAN WITH A MISSION オフィシャルサイト

この記事をポスト

この記事の関連情報