【インタビュー】ViViD、新曲「THEATER」本日配信リリース「挑戦の曲です。聴いたらViViDの見方が変わるんじゃないかと思う」
◆「間奏も思いきって長くしたし、イキきってる曲ですからね。今、考えてるパフォーマンスが
あって、間奏であえてボーカルがステージからはけてもいいと思うんですよ」(Ko-ki)
──タイトルはなぜ「THEATER」?
シン:もともと仮タイトルだったんですけど、歌詞を書いてみて世界観とリンクするものがあるなって。“人生=THEATER”って深いなと。
──舞台にも立ったしね。
シン:(笑)舞台は関係ないですけどね。
Ko-ki:それ、たまに言われるね。
シン:いろんな葛藤があって、みんな、それぞれのTHEATERっていうニュアンスですね。
──楽器陣の絡み、構築された演奏も聴きものですけれど、ライヴでどういう位置に持ってくるのか楽しみですね。
Ko-ki:間奏も思いきって長くしたし、イキきってる曲ですからね。俺、今、考えてるパフォーマンスがあって間奏であえてボーカルがステージからはけてもいいと思うんですよ。そこでは零乃がセンターでギターを弾くとか。
シン:いいかもね。はけようかな。
──去り方もカッコよくキメてほしいですね。
Ko-ki:中途半端に、ただ間奏があるっていうんじゃなくて、ショーとして成立する見せ方をしたいですね。
──『鬼切姫』の経験を活かしてください。
シン:(笑)いろいろ反映できるかもしれないですね。
Ko-ki:圧倒させられる曲だと思うからね。
シン:ライヴ=ノるっていう概念もそろそろ、くつがえしたいと思ってるんですよ。もちろん、ノッてくれたっていいんだけど、静かに聴きいってくれたっていい。それぞれの楽しみ方をしてほしいなって。まわりを気にして自分を出せないなんてもったいないから、ライヴの場ぐらいは自分を解放してほしいって思うんですよね。
◆「バンドの結束も強まったし、俺はほかの4人をすごくリスペクトしているから、
“ViViDでやっていこう”ってあらためて思った」(シン)
──「THEATER」は今後のViViDの変化に関わってくる挑戦の楽曲でもあり、2013年のツアーがなかったら、生まれなかった曲でもあるんですね。
シン:そう。ツアー中にできた曲がたくさんあったし、バンドの結束も強まったし、俺はほかの4人をすごくリスペクトしているから、“ViViDでやっていこう”ってあらためて思った。最近は全部、ViViDのために……って動いてますね。じゃないと成功するものもしないと思うから。
Ko-ki:俺もシンと同じですね。バンドしかやりたくないし、バンド以外の道は考えたくないから、絶対、続けていきたい。そのためにも実力をつけないといけないんですよね。
──そういう気合いは今回の新曲から伝わってきましたよ。
Ko-ki:うん、違うジャンルの人にも聴いてほしいし、“こんな曲もできるバンドだったの?”って、ViViDの見方が変わる曲だと思いますね。
──年末にはライヴが予定されていますよね。
シン:はい。12月26日と27日にZepp Diver Cityで2デイズのライヴをやるんですけど、初日はこれまでViViDが歩んできた道の総括になると思います。27日は全部、新曲なんですよ。
◆「2014年からのViViDを一緒に作り上げられるいい機会になると思います。
遊びに来て一緒にバンドの未来を見ようっていう」(シン)
──ライブまるごと新曲なんですか?
シン:全部です。さっき言ったことにも繋がるんですけど、知らない曲だからノリ方がわからないかもしれないけど、自由に思うがままに楽しんでほしい。全部、新曲っていうとかまえちゃうかもしれないけど、結成したばかりのバンドの初ライブは全部が新曲じゃないですか? それとまったく同じってわけじゃないけど、今まで培ってきたものを踏まえてのViViDの初ライブみたいな。2014年からのViViDを一緒に作り上げられるいい機会になると思います。「来年はこういう感じで行くけど、どうだい?」的な。だから、遊びに来て一緒にバンドの未来を見ようっていう。
Ko-ki:初日の26日は今までやってきたことの集大成みたいな感じですけど、27日は本番まで猛練習しないとなって。ライブでやったことがない曲って難しいんですよ。リハーサルで目をつぶっても演奏できるようになって、ようやくライブでできるから、がんばらないと。
──全部、新曲のライブをやるって聞くと、ニューアルバムの曲を先行披露するのかなって想像しちゃいますね。
シン:そこはおいおいわかっていくと思うので、楽しみにしていてほしいですね。2014年は加速しかないと思ってるし、僕らは行く気満々です!
インタビュー&文◎山本弘子
【INFORMATION】
約8ヶ月ぶりとなる新曲「THEATER」はViViD初の配信限定&全編英語詞。
12月18日(水)よりiTunes、レコチョク、mora等各配信サイトにて、配信スタート。
各サイトにて特典画像の配信も決定。
<ViViD LIVE 2013「OVER THE LIMIT~scars~」>
2013年12月26日(木) Zepp DiverCity
OPEN18:00 / START19:00
<ViViD LIVE 2013「OVER THE LIMIT~genesis~」>
2013年12月27日(金) Zepp DiverCity
OPEN18:00 / START19:00
◆ViViD オフィシャルサイト