Juliet、初のホールツアーがスタート。「変わらなかったという事がいつか強さになる」
2013年12月8日、Juliet初のホールツアー<HEY!ホールdeジュリパツアー>が渋谷公会堂にてスタートした。オフィシャルのレポートをお届けしよう。
◆Juliet<HEY!ホールdeジュリパツアー>画像
ライブはウォーミングアップを目的に皆でアルプス一万弱をやるというオープニング映像からスタートするという、気張らない、なんともJulietらしい演出。会場の雰囲気がアルプス一万弱で温かくほぐれたかと思った直後、イントロと共に白幕の向うにメンバーのシルエットが浮かび上がると空気は一変し、「キャー」という歓声とこれから始まるライブへの期待感に包まれる。
あちこちから「ヤバい、Julietかっこいい!」「可愛い!!」という声が聞こえる。
そして曲の間にはまるでテレビ番組のようなVTRコーナーがあり、これまた変わった構成でライブは進んでいく。マイコが「Julietってどうやって結成したんですか? とよく聞かれる事があるから作りました。」と話したそのコーナーは、彼女たちが綴ってきた歌詞の意味がリアルに伝わる、彼女たちの暗黒時代をもさらけ出した、等身大のメッセージだった。
たった数人のライブハウスからスタートしたJulietが、渋谷公会堂という大きな場所でのライブをやれたということ。それは彼女たちの大きな自信になり、会場のファンの皆のお陰だと何度も何度も頭をさげありがとうと伝えた彼女達。でも今もまだ夢の途中だと語る。
「変化を求められることもあったし、変わらなくちゃって焦ったこともありました。だけど今そんなうちらが皆に伝えられる事は、どんなに周りが変わっていったとしても、自分の中の真ん中にある気持ちだけは絶対に大切にしていってください。変わらなかったという事がいつか強さになることを、うちらはこれからも伝えていきたいと思っています。」── Juliet
また、アンコール前には2014年度の怒涛の初47都道府県完全制覇、全50公演のツアーも発表された。
◆BARKSライブレポ