【ライブレポート】Suzu、類まれなる才を見せつけた期待のシンガーソングライター
12月2日(月)、シンガーソングライターのSuzu(すず)が初の東京ワンマンライブ<Suzu‘step by step'The 1st step in Tokyo>を渋谷eggmanにて開催し、2014年2月のメジャーデビューを発表した。
◆Suzu画像
ステージに登場したSuzuは「今日はSuzuのライブに来てくれてありがとうございます!」と挨拶。この日は「うそつき」「別れみち」といった彼女の代表曲のみならず、未発表曲を含む計11曲を披露。途中ギターをおろし、用意されたテーブルの上でハンドクラップとカップをパーカッション代わりに歌う「CUPS」も披露、間違えることなく無事演奏し終えるとハスキーな声で「やったー」とキュートな笑顔をこぼした。宇多田ヒカルや多和田えみを思わせるようなハスキーさと伸びやかでクリアさが同居した魅力的なその声質は、背伸びをしない自然体な可愛らしいキャラクターと相まって、会場のオーディエンスを少しずつひとりずつ引き寄せていくようだった。
2014年2月12日にミニアルバム『step by step』でメジャーデビューを果たすことも本人の口から発表となったが、「さっき言っちゃたけど、本当はここで発表する予定だった(笑)」と天然ぶりも発揮しながら、「これからも全力で頑張って行くので、Suzuをよろしくお願いします!」とデビューを飾る新曲「step by step」を披露した。この曲は、既に10月からのテレビ東京系アニメ『マイリトルポニー~トモダチは魔法~』エンディングテーマとして放送されている楽曲だ。
「夢は、世界中の人にSuzuの歌を聴いてもらうこと」とSuzuは語る。知人からは「お前なんかがシンガーソングライターになって、人々に思いを伝えられるはずがない」と昔から言われてきたというが、彼女の歌声には耳を傾けてしまう心地よい響きがある。「そのために日本語でも英語でも歌詞を書いて歌うシンガーソングライターになりたいんです。世界中に歌いに行きたいなって思っている」と語ったが、ライブではテイラー・スウィフトの「We Are Never Ever Getting Back Together」とカーリー・レイ・ジェプセンの「Call Me Maybe」を披露、YouTubeに上がっているライブ映像と同様、きれいな英語の発音を聞かせ、オーディエンスを一気に引き寄せた。
メジャーデビューに先駆け、2014年2月12日発売の『step by step』から楽曲「Open that door」の英詩曲である「WE GOT THAT SOMETHING」が、すでにアイスランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの北欧5ヵ国のiTunesで配信されている。この楽曲は、Suzuのメロディーに、スウェーデン生まれのコンテンポラリー・ソングライター、アンドレアス・カールソンが英語詞をつけたもので、北欧で大きな注目を集めているという。また2014年1月からは、FM横浜でレギュラー番組も決定、新曲「you can do it!」がテレビ東京系「探検ドリランド-1000年の真宝-」のエンディングテーマ曲に起用される。
沖縄出身19歳のSuzuは、2012年11月にインディーズ1st Single「うそつき」をリリースすると、FM沖縄の12月度パワープッシュ楽曲に選ばれローカルチャート1位を獲得、大きな反響を巻き起こした。2013年春からスウェーデンのヒットメーカーErik Lidbom(エリック・リボム)をプロデューサーに迎え、共同での楽曲制作をスタート、Suzuの特異なメロディセンスとErik Lidbomのカッティングエッジなサウンドが見事に融合する作品が次々と誕生している。
ライブではアコースティック・ギターを手にするが、19歳ながらその演奏も素晴らしかった。テクニカルなわけでもなく、ライブでも指がもつれて「あは」と笑うようなシーンも飛び出したが、ピアニッシモからフォルテッシモまで、ギターという楽器で音楽を表現するという意味において、特筆すべき表現力を持ち、アコギの持つ表情を掌握してトーンをコントロールしている様子が随所にうかがえた。モニターの問題もあるのか、歌声にはピッチが若干上ずる傾向があるものの、類まれなる才を感じさせるシンガーソングライターとして、目を話してはいけないアーティストのひとりであることがひしひしと伝わってきた。
文:BARKS編集長 烏丸哲也
Mini Album『step by step』
2014年2月12日発売
通常盤UPCH-1966 \1,500(Tax in)
沖縄限定盤PROJ-1010 ¥1,500(Tax in)*1/29先行発売 *ボーナストラック2曲収録
1.step by step
2.Open that door
3.キミとボク
4.アクアマリン
5.別れみち
6.うそつき-2014re-mix ver.
7.告白
(M-6・7は沖縄限定盤のみ収録)
◆Suzuレーベルサイト
◆Suzuオフィシャルサイト
◆SuzuオフィシャルYoutube
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