Waldorfからアナログシンセサイザーモジュール「Pulse 2」登場

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フックアップは、独Waldorf Music社のアナログシンセサイザーモジュール「Pulse 2」を11月22日より発売する。

1990年代のエレクトロニックミュージックを席巻したアナログシンセサイザー「Pulse」が、ラックマウントからテーブルトップスタイルに姿を変え、「Pulse 2」として復活した。

Waldorf「Pulse」は、当時からデジタルシンセサイザーに注力してきたWaldorf社がリリースした初めてのアナログシンセということもあり、その図太いサウンドとユニークな操作性は注目されたが、それほど寿命の長いモデルではなかった。それが昨今のアナログシンセのリバイバルブームに後押しされ、21世紀に復活。このコンパクトなテーブルトップモジュールを、手持ちのバーチャルアナログシンセやデジタルシンセのシステムに加えるだけで、サウンドに強力なスパイスを効かせることができる。

「Pulse 2」は、1990年代に登場しエレクトロニックミュージックのサウンドに多大なる影響を与えたプログラマブルアナログモノシンセサイザー、初代「Pulse」、および「Pulse+」の正統なる後継モデル。すべてにおいて新たなデザインを施された「Pulse 2」は、世界中のシンセフリークたちが待っていたサウンドを21世紀に甦らせる。

3つのアナログオシレーターとVCFが生み出す完璧なハーモニーはクラシック「Pulse」から引き継がれたものだが、「Pulse 2」ではフィルターセクションへ新たにハイパスとバンドパスモードを追加。さらにはWaldorf「ROCKET」シンセサイザーに採用され好評の、最大8ボイスのコードを鳴らせる“Paraphonic”モードを搭載する。そして、アナログフィルターFM、2つのオーバードライブ回路、リングモジュレーションまでをも実装する。

また、コネクティビティも充実。MIDI、USB端子はもちろん、外部アナログ信号入力(モノ)やCV OUT(V/octave、Hz/V 両対応) 、GATE OUT (V-Trigger、S-Trigger 両対応)なども備え、他のさまざまなシンセサイザーとも柔軟に接続が可能。これにより、たとえば「Pulse 2」をコンバーターとして使用し、その強力なアルペジエイターで外部シンセにトリガーをかける、といった演奏も楽しめる。


「Pulse 2」はWaldorf BLOFELDシンセサイザー同様、頑丈な金属製のデスクトップケースに収められており、大型LCDディスプレイと8基のノブとパラメーターマトリックスで直感的に操作することが可能だ。

<おもな仕様>
・3アナログオシレーター + 1ノイズジェネレイター
・PWM
・ハードシンク
・オシレーター3からのフィルターFM
・オシレーター3からのリングモジュレーション
・XORオシレーターモード
・8/4ボイス・パラフォニックモード
・カスケードフィルター
・24dB/12dB ローパス、12dB ハイパス/バンドパス フィルターモード
・強力なアルペジエイター
・8スロットのモジュレーションマトリクス
・USB端子
・MIDIイン/アウト端子
・外部アナログ信号入力(モノラル)
・ステレオライン出力
・ヘッドフォン出力
・クラシックPulseとの互換(MIDIダンプにより音色データのロード可)
・128 x 64 LCD (バックライト付き)
・8基のステンレス製ノブ
・500のサウンドプログラム

◆Pulse 2(パルスツー)
価格:84,000円
発売日:2013年11月22日(金)

◆Pulse 2 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
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