aiko、4種の異なるツアーを同時開催した<aiko 15th Anniversary Tour>3ツアーが終了
デビュー15周年を記念し、4種の異なるツアーを同時に回る<aiko 15th Anniversary Tour>を7月より開催していたaiko。10月31日(木)のZepp Nagoya公演にて、このスペシャルツアーが千秋楽を迎えた。
約3ヶ月半にわたって開催されたこの<aiko 15th Anniversary Tour>は、7月13日(木)大阪BIG CATで行われたファンクラブ会員限定ライブ<Love Like Rock vol.0~パンツの替えは持って来いよ~>を皮切りに、キャパ200人規模の会場から大ホールまで、会場の規模からセットリスト、演出に至るまで各々異なるライブツアー4種を同時に開催するという、前代未聞のスペシャルツアー。
このスペシャルツアーの千秋楽となった<Love Like Rock vol.6 ~15周年だなんて…やだ、涙が出る~>Zeep Nagoya公演2daysは、ハロウィン仕様の衣装や演出を行うサプライズも行われた。冒頭、舞台にかかっていた幕が開くと同時に現れたaikoは、ゴスロリ風衣装にヒールの靴。従うバンドメンバーもそれぞれ仮装をして登場し、満員の会場は大歓声に包まれた。
会場の熱気に応えるように、たて続けに「be master of life」などのアップテンポなナンバーを繰り広げるaiko。MCになったところで「今日は最終日ということで、いい感じに、ハロウィン仕様でお届けしたいと思います(笑)」「この会場を出たら(仮装のことを)忘れてください(笑)」と話したあとは、スニーカーにTシャツ、ショートパンツのボーイッシュな衣装に着替えて再登場。ステージから花道まで所狭しと走り回った後は、「ナキ・ムシ」「私生活」など初期のミディアムナンバーでしっとりと聴かせる場面もあった。
その後も新曲「Loveletter」「ボーイブレンド」などで観客を煽り続け、勢いそのままにロックバージョンの「鏡」をアンコールに追加し終演となったものの、終演後も拍手と歓声が鳴り止まない会場。観客からのaikoコールに応え、急遽バンドメンバーとダブルアンコールに現れたaikoは「たくさんの声をいただいたので、もう1曲だけ。皆さんのおかげで、最終日にもう1曲歌える!ありがとうございます!」と、満面の笑みで「エナジー」を披露。何度も何度も「ありがとうございます!」とお辞儀をしながら名残惜しそうにステージを後にした。約2時間半にわたるこの日のステージで、<aiko 15th Anniversary Tour>はひとまず幕を閉じた。
なお、本人の体調不良により12月4日に振替公演が決定している<Love Like Pop vol.16~15th Anniversary~>NHKホール公演をもって、全てのツアーが終了となる。LLP16のセットリスト及びライブレポートは、振替公演終了後に公開予定。
■Love Like Rock vol.0~パンツの替えは持って来いよ~
ファンクラブ会員限定ライブとなるこのツアーは、キャパシティ200人規模のライブハウスをはじめ、aikoが初めてワンマンライブを行った江坂MUSE(大阪 当時の名称は江坂ブーミンホール)などを回るプレミアムなツアー。aikoが東京初ライブを行った会場Shibuya O-nestでの公演は、開演前から熱気に溢れ、じっとしていても汗が出てくるほど。
この日、1stアルバム「小さな丸い好日」1曲目に収録されている「オレンジな満月」からライブはスタートした。そして、メジャーデビュー・シングルとなった「あした」など、デビュー間もない頃の楽曲を続けて披露。「beat」や新曲「Loveletter」など新旧リリースの楽曲を織り交ぜながら、デビュー前から大事にしている楽曲「犬になる」も久々に演奏するなど、1曲毎に大歓声に包まれる会場。後方の観客とも顔を合わせられるようにと、何度もお立ち台にあがり、歌いながら、トークをしながらファンと笑顔を交わすaiko。アンコールを含む15曲が終わるまであっという間の時間だったものの、終演後のフロアは笑顔に溢れていた。
■Love Like Pop vol.16.5「15周年、本当にありがとうございまし」
大阪城ホール、日本武道館の2会場4公演となったこのツアーは、メインステージを360度見渡せるセンターステージとする、aikoのライブでは初の試み。センターステージ上にはライブ映像などを移す大モニターとスピーカーが吊るされ、ステージから3方に伸びる花道など、あらゆる角度からaikoのライブを楽しめる、通常のホールライブとはまた一味違った演出に。
会場が暗転しSEが流れ始めると、センターステージを覆っていた布が膨らみだし、LLP16.5のツアーロゴが光で映しだされる。ドーム型に膨らんだ布の上部から花がひらくように布がすっと下がると、aikoがステージ中央に現れ、幻想的な雰囲気のまま「You & Me both」を歌い始める。一言一言大事に歌うその姿に、会場全体が冒頭からじっと聴き入った。
その後、ロックチューンの新曲「Loveletter」や「愛の病」で会場を煽り、センターステージや花道を駆け回るかと思えば、センターステージの中央に佇み、「恋人」「えりあし」などのバラードもじっくりと聴かせるaiko。MCではおなじみの、ファンとの掛け合いはもちろん観客と会話を交わす場面もあるなど、大会場でもライブハウスでも、aikoの姿勢は変わらない。
アンコールでは、「1人ひとり、皆さんの隣で歌いたいという気持ちがたっぷり詰まった1曲です」と紹介し、新曲「君の隣」を初披露。現在ロッテ「ガーナ ミルクチョコレート」CMソングとして流れている同曲は、現状リリースは未定というものの、早くみんなに届けられればと、このツアーで初披露された。
そして、アンコール最後の曲は、1stアルバム「小さな丸い好日」のオープニング曲「オレンジな満月」。この演奏中、センターステージ上の360度モニターには、デビュー頃から現在までの、aikoのライブ映像やオフショットが次々に映し出されるなど、音と映像の両方で、aikoの歩んできた15年を会場全体が共有する。あたたかな余韻に包まれた会場に向けて、aikoはセンターステージを一周しながら何度も何度も「ありがとうございました!」とあいさつをし、最後まで感謝の気持ちを繰り返しながら、ステージを後にした。
aiko 15th Anniversary Tour
<Love Like Rock vol.6 ~15周年だなんて…やだ、涙が出る~>
2013年10月31日 Zepp Nagoya公演 セットリスト
M1 ビードロの夜
M2 帽子と水着と水平線
M3 彼の落書き
M4 be master of life
M5 アスパラ
M6 雲は白リンゴは赤
M7 ナキ・ムシ
M8 私生活
M9 ひまわりになったら
M10 瞬き
M11 いつもあたしは
M12 Loveletter
M13 ボーイフレンド
M14 運命
M15 Mix Juice
M16 二人
~
EN1 4月の雨
EN2 鏡
EN3 Power of Love
~
EN4 エナジー
<Love Like Pop vol.16.5 『15周年、本当にありがとうございまし』>
2013年10月9日 日本武道館公演 セットリスト
M1 You & Me both
M2 彼の落書き
M3 Loveletter
M4 愛の病
M5 アンドロメダ
M6 アスパラ
M7 恋のスーパーボール
M8 そんな話
M9 くちびる
M10 恋人
M11 青い光
M12 えりあし
M13 小鳥公園
M14 鏡
M15 その目に映して
M16 ボーイフレンド
M17 夏が帰る
~
EN1 Mix Juice
EN2 君の隣
EN3 オレンジな満月
<Love Like Rock vol.0 ~パンツの替えは持って来いよ~>
2013年7月30日 Shibuya O-nest公演 セットリスト
M1 オレンジな満月
M2 あした
M3 愛の病
M4 beat
M5 ハチミツ
M6 親指の使い方
M7 夏にマフラー
M8 犬になる
M9 恋人
M10 Loveletter
M11 エナジー
M12 鏡
M13 赤い靴
~
EN1 ボーイフレンド
EN2 恋愛ジャンキー
「Loveletter/4月の雨」
2013年7月17日(水)発売
PCCA-15015 ¥1,260[tax in]
1. Loveletter
2.4月の雨
3.そんな話
4.何処へでも行く
5.Loveletter (instrumental)
6.4月の雨 (instrumental)
※初回限定仕様盤:カラートレイ8Pブックレット
※特典ディスク「aiko's Radio」CD(初回限定仕様盤のみ)
[生産限定仕様盤]
BRCA-3915 \1,260[tax in]
1. 4月の雨
2. Loveletter
3.そんな話
4.何処へでも行く
5.4月の雨 (instrumental)
6.Loveletter (instrumental)
※生産限定仕様盤:カラートレイ8Pブックレット
※生産限定仕様盤については、ライブ会場での販売となります。枚数に限りがございますので、売り切れ終了となります。
※初回限定仕様盤に付く特典ディスク「aiko’s Radio」CDは生産限定仕様盤には付きません。
◆チケット詳細&購入ページ
◆aikoオフィシャルサイト
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