THE BAWDIESが初アジアツアーを実施。ROY、韓国にて「ロックンロールというのは、感情の爆発だ!」

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THE BAWDIESが自身初となるアジアツアーを大盛況のうちに終了した。

◆THE BAWDIES アジアツアー 画像(韓国、台湾、香港)

THE BAWDIESは、10月20日から27日までの一週間で、韓国(2公演)、台湾、香港と3つの国と地域に渡り計4公演のアジアツアーを実施。過去にはインディーズ時代にオーストラリアツアーを2回経験している彼らが、今回のツアーにおいては本物の日本のロックンロールをアジア3か国に伝えるため乗り込んだのだった。

韓国公演のオフィシャルライブレポートをお届けしよう。

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■THE BAWDIES in 韓国公演ライブレポート

10月20日、THE BAWDIESは韓国のロックフェスティバル<Grand Mint Festival 2013>に出演。「CLUB MIDNIGHT SUNSET」と銘打った屋内ホール会場にTHE BAWDIESのステージは設けられた。韓国ではまだまだ無名な彼らを観るために集まった、鋭いアンテナを持った韓国のロックファンが待ち構える中、この日のライブは14時30分にスタート。最初は若干寂しかった集客状況だったが、ライブが進むにつれてヒートアップしていくメンバーに釣られるかのようにオーディエンスが増えていった。最初から気合充分に「IT'S TOO LATE」でスタートしたこの日のライブだったが、計12曲を50分間に渡ってやり遂げた頃には、開演前に集まっていたオーディエンスの数の10倍ほどに膨れ上がり、韓国初のステージを熱狂のうちに終了させた。

10月22日には韓国のライブハウス、Sang Sang Madang(サン・サン・マダン)にてワンマンライブが開催された。この日のライブは地元のロックバンド・THE SOLUTIONSがオープニングアクトを務め、会場が温まった状況でTHE BAWDIESのライブがスタート。日本ではお馴染みとなっている開演前のSE、SAM&DAVE「SOUL MAN」が場内に流れると、自然と客席から手拍子が起こり、メンバーがステージに登壇すると大歓声が巻き起こった。

<Grand Mint Festival>のときと同じく、この日も「IT'S TOO LATE」でスタート。メンバーもオーディエンスもハイテンションのうちにライブが始まった。続く「KEEP ON ROCKIN'」ではROYが客席に向かってコール&レスポンスのやり方を英語でレクチャーするなど、オーディエンスとのコミュニケーションもバッチリ。「ROCK ME BABY」はイントロのTAXMANのギターフレーズが鳴ると一挙に歓声が上がった。「LEMONADE」のメロディーでオーディエンスを聞き入らせた後、ROYが「ロックンロールというのは、感情の爆発だ!」と英語で伝えると、場内はまたもヒートアップ。続いて「I WANT YOUR LOVE AGAIN」、「LONELY MAN」、「TAKE A CHANCE」で勢いづいたところで「次の曲は僕らの最新曲です。気に入ってもらえるといいな。」と英語のMCに続けて、「THE SEVEN SEAS」を披露。緩急あるライブ運びによって、本編半ばのタイミングにも関わらず既に客席は彼らのパフォーマンスに翻弄されていた。

“サランヘヨ!”(=愛してます!)というROYの一言でスタートした「I'M IN LOVE WITH YOU」、「SHAKE YOUR HIPS」、「I BEG YOU」とインディーズ時代から鉄板となっている3曲を立て続けに披露した後、畳み掛けるようなMARCYのドラムからスタートした「EMOTION POTION」へ。続く「B.P.B」ではTAXMANがギターソロ前に「チェミッソヨー!チェミッソヨー!チェミッソヨー!!」(=楽しいですかー!)を連発すると会場は大盛り上がり。本編最後となった「SING YOUR SONG」を披露する前にTAXMANが「この曲が最後の曲です。」と韓国語で伝えると客席からその言葉を惜しむ声が出ていた。

本編終了後もダブルアンコールで「1-2-3」、「WHAT'D I SAY」を披露。会場全体が盛り上がりのピークを迎えたところでこの日のライブは終了した。最後の最後にはしっかりと恒例の「ワッショイ!」で閉めくくると、会場全体にゆるぎない一体感が生まれていた。

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なお、THE BAWDIES初のアジアツアー全行程の密着映像は、スペースシャワーTVのレギュラー番組『THE BAWDIES A GO-GO!!』にてオンエアされることが決定している。番組では、ライブの模様はもちろん、ツアー中のラジオ出演、CDショップ巡り、雑誌の取材などのプロモーション、オフショット/ロケの模様や香港でのライブ前の儀式などの映像が満載になる予定だ。

◆BARKSライブレポ
◆THE BAWDIES オフィシャルサイト
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