聴かなきゃ損々!!新木場ageHaでアニソンが乱れ飛ぶ。秋葉原MOGRAが魅せる“秋葉原×インターネット”クラブイベント「あきねっと」

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秋葉原文化の音楽シーンの最先端をいく秋葉原MOGRAが3連休ど真ん中、2013年11月3日(日)の23時から、日本最大級のイベントスペース・ageHa@STUDIO COASTにて、「あきねっと-秋葉原インターネット音楽祭-」を開催する。

「とある魔術の禁書目録」のOP曲を歌う川田まみにED曲を歌う黒崎真音、「STEINS;GATE」のED曲を歌う榊原ゆいといったアーティスト陣と秋葉原MOGRAで活躍するDJのコラボに加え、アニメイベントの司会でお馴染みのニッポン放送・吉田尚記アナウンサーに、でんぱ組.incのDJねむきゅん、Google Chrome×初音ミクで話題になった「Tell Your World」を手がけたkz(livetune)、そして毎週日曜日早朝にテレビの前にスタンバイする大きいお友達たちにはお馴染み、五條真由美、池田彩、工藤真由と名前を挙げるだけでもお腹いっぱいになりそうな豪華なラインアップが揃った。

岡本太郎も真っ青。芸術を爆発させているイベント仕掛人・秋葉原MOGRAの店長を務めるD-YAMAさんに今回のあきねっとやアニソンDJについてお話を伺った。

──今回、ageHaを貸し切って開催することになったイベント「あきねっと」について、その開催経緯を教えてください。

D-YAMA:時系列でお話ししますと、2011年の8月に新木場STUDIO COASTで開催されたアニメ「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」のオフィシャルイベントで「NO PAN NIGHT」というものがありまして、そこでm-floの☆Taku Takahashiさん、今回のあきねっとにもご出演いただくDJ Shimamuraさんのお2人と共演する機会があり、それをきっかけに新木場ageHaさんともお付き合いするようになりました。その後何度かageHaさんのパーティーにご協力をしていくうちに自然とageHa全館をMOGRAで、というお話になりました。

──アニソンDJと普通のDJとは何が違うのですか?

D-YAMA:基本的にDJとはフロアにいる人を踊らせたり、楽しませたりするために音を途切れることがなく、キレイに繋ぐことで場の空気を作る人のことを言うのですが、アニソンDJというのはその文字通り、アニソンで空気を作っていくんですよね。例えばハウス・ミュージックだったら曲調とか、こういう雰囲気だからこういう曲をかけようといった展開を組むのですが、アニソンDJの場合はそれを踏まえた上で「このアニメが好きだったら、このアニメも好きだろう」とか「このアニメの監督はこの人だから、じゃぁ同じ監督の別アニメにしよう」とか、そういうアニメ視点でのバックボーンを意識するDJが多いんですよね。

──例えばアニメ『とらドラ!』のOPが流れたらEDも聞きたくなるじゃないですか。そうした時にちゃんと思いを汲み取って流してくれるんですよね。

D-YAMA:そういう場合もあります。かといってそれ一辺倒ではなくて、『とらドラ!』を好きな人が見ているであろう他のアニメの曲の主題歌を流したり、『とらドラ!』の曲と曲調が似ているアニメの主題歌を流したりなど色んなパターンがありますね。

──そこで聴いて楽しんでいる人は新たな曲を知ることができるし、その曲を入口として新たにアニメを見たりし、作品世界に入っていける場でもあるのですね。

D-YAMA:そうですね。知っている曲も知らない曲も全部まとめて騒いで楽しめるような。とにかく勢いがあるのでライブ感覚で楽しめると思います。

──ライブに近いということは、観客はサイリウムを振ったりもするんですか?

D-YAMA:そうですね。人やイベントにもよりますが(笑)。基本的には個人個人が楽しんでもらえるように制限なんかは設けないのですが、あまりにも大きくヲタ芸を打ったりだとか、場所を占領したりだとか、みんなに迷惑をかけることはやらないでね。というのはありますけれど。

──アニソンDJイベント初参加者の楽しみポイントとは。

D-YAMA:今回のあきねっとではコンセプトを4つに絞っていまして、メインフロアのARENAエリアでは今後MOGRAが提案して行きたいライブの形態を楽しんでもらえると思います。普段のアーティストさんのライブとはまったく違う内容なのでそういったところにも注目して欲しいし、なによりDJに興味を持ってもらいたいなと思います。ARENAのDJはアニソンDJという訳ではないのですが、既存のDJのイメージに捕われない自由な発想と技術を持ったMOGRAを代表する素晴らしいDJたちです。中でもクローザーを務めるokadadaのDJはぜひ見て欲しい。ISLANDエリアはネットレーベルをはじめとしたMOGRAの秋葉原だけじゃない部分を盛り込んでいます。よく「秋葉原MOGRAってアニソンでしょ?」と言われるのですが、そもそもそうではなくて、MOGRAはインターネット的にごちゃごちゃと色々な情報があり、そこから自分の楽しみを見つけられるような自由なお店なので、例えばアニメ好きなアイドルがいれば、アイドルの曲を作っている人がDJやっていたり、J-POPからベースミュージックまでを上手に聴かせるDJもいます。「新しい音楽を探しに行きたい!」という人はISLANDに行ってもらえればと思います。そしてWATERエリア・BOXエリアはそれぞれアニソンなんですけれども、両方とも毛色がまったく違います。BOXというのはいわゆる「原曲系」なアニソンDJ。普段聴き慣れているアニソンをテンポよく繋いで楽しませてくれるエリアとなっています。ニッポン放送の吉田アナにもこちらのフロアでDJをしていただくことになっています。もう片方のWATERエリアの方はクラブミュージック的にアニソンを聞かせてくれるDJたちがいっぱいいます。所謂”ブート”として趣味でアニソンのremixを作っているトラックメイカーやDJだったり、アニメやゲームに関連した曲でもクラブミュージック感のあるものをチョイスしてプレイしてくれたり、そんなフロアになってます。

──動物園的な野生感を味わいたければBOXですね?

D-YAMA:そうです!!ここは危ないです!(笑) 吉田さんをそこに入れたのはそういうことなんですよ(笑)。一応メインはARENAになるのですが人間どうしても好き嫌いはあると思います。そんな時は気分次第で自分に合ったフロアを探してうろついてもらう、言わばフェスみたいに回ってもらうことが一番楽しいかなと思います。

──本人の知っている曲によって気分のアップダウンはあるので、曲に乗ることができなくなったら一旦離れて別のブースで聴いてみるといったような、1つの会場でいくつもの選択肢を提供できるのは面白いし、素敵な贅沢だと思います。

──タイムテーブルを自分で組まなきゃいけないですね(笑)。

D-YAMA:あきねっとのサイトではタイムテーブルのPDFをダウンロードできるようになっているので、当日は紙やiPhoneを持って回っていただくといいのではないのでしょうか。

当日は22:00、23:00、23:30の時間帯で秋葉原からageHa行きの無料シャトルバスの運行も予定している他、会場にはコスプレ用の更衣室、キャリーケースのクロークなどの用意もあるそうだ。(更衣室は女性用のみ、クロークは男女利用可 \500)詳しい情報については「あきねっと」のオフィシャルページをチェックしていただきたい。

前売り券はe+にて絶賛販売中だが、もちろん当日券も用意されている。当日気が向いたときにフラっと足を運べるのもこういったイベントの魅力だ。

前代未聞のビッグパーティー「あきねっと」。この機会に新木場ageHaデビューを飾り、新しい音楽の一面に触れてみてはいかがだろうか。

開催日付
2013年11月3日(日)
開場・開演
23:00~
料金
当日3500円/前売3000円/特別前売3500円(特製ステッカー付)
会場内クローク/女性用更衣室 500円

出演者:

ARENA
川田まみ / 黒崎真音 / 榊原ゆい / 五條真由美×池田彩×工藤真由 / kz / DJ WILDPARTY / DJ SHIMAMURA with MC STONE / okadada / D-YAMA / Naohiro Yako / DeLPi / onom+kmd

ISLAND
DJねむきゅん / PandaBoY / Go-qualia+Naohiro Yako / DJ ニッチ / Gassyoh / Killdisco / トーニャハーディング / からぱた / カレーパイセン / DJ 濱 / VIDEO BOY / ホンマカズキ

WATER
The LASTTRAK / KAN TAKAHIKO / いぬ / maonbass / chefoba / melo / esupa / kei。 / HokBoy / すーすけ / blok m / 310

BOX
吉田尚記 / spacetime / Gyaran / onion / まじなる / 後藤王様 / 沙亞也 / DJ kaw*kaw / 祖師谷太郎 / お父ちゃん。 / KITUNE / いしだなんです

◆あきねっとHP
◆秋葉原MOGRAサイト
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