Cocco、初舞台『ジルゼの事情』にて初主演決定

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Coccoが2014年1月に舞台『ジルゼの事情』で初主演をつとめることが決まった。

舞台『ジルゼの事情』は、バレリーナになることが夢だったというCocoo自身が愛する古典バレエ『ジゼル』を原案に、人気劇団「劇団鹿殺し」の丸尾丸一郎がオリジナル脚本と演出を担当。現代の東京に舞台を置き換え、歌やダンスの要素も取り入れた群像劇となる。

2012年公開の塚本晋也監督作『KOTOKO』で映画主演をはたし、国内外のコンクールでもその演技力を高く評価されたCoccoだが、演劇の舞台に立つのは今回が初めて。ただ、彼女の祖父である真喜志康忠 氏は、戦後の沖縄「琉球芝居」の役者として絶大な人気を誇った人物。彼女には幼い頃からその舞台を見て育ったという生い立ちがある。舞台出演に関してCoccoは「いつかはたどり着くだろうと信じていた。不思議と恐れはありません。」とコメントを寄せている。

なお、今回の舞台は2011年の<ザ・ベスト盤ライブ>以来、約2年ぶりにCoccoの生の歌声が聞ける場所となる。また普段のライブ会場よりも格段に至近距離で繰り広げられる熱演は、彼女のファンはもちろん、多くの演劇ファンをも魅了することだろう。

東京公演は2014年1月16日から渋谷CBGKシブゲキ!!で、大阪公演は1月30日よりABCホールにて。チケットは両公演とも11月9日より劇団鹿殺し公式サイトにて先行販売され、一般発売は11月30日より。

  ◆  ◆  ◆

歌を生業としている身の上ですが、かつては琉球芝居の役者だった祖父の舞台を見て育ったという生い立ちがあります。
必然とも言える人生の流れの中で、いつかはたどり着くだろうと信じていたお芝居に挑む機会を頂き、高鳴る胸に踊り出しそうな現状です。
保育園の年長さんで演じた白雪姫以来の舞台となるのですが、不思議と怖れはありません。
いざ、スタートライン。
沖縄人らしく、毛の生えた逞しい心臓でもって、舞台に臨む所存であります。
いつも支えてくれるみなさん、そしてこれから出会う皆様、どうぞよろしくお願いします。

── Cocco

◆Cocco オフィシャルサイト
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