最新映画『トランス』サントラは、アンダーワールド・リック・スミスのソロ第1作

ポスト
『トレインスポッティング』や『スラムドッグ$ミリオネア』といった大ヒット作品の監督であり、2012年のロンドン・オリンピック開会式では総合演出も務めたダニー・ボイルの新作映画『トランス』が、日本でも2013年10月11日より公開される。

◆「ヒア・イット・カムズ」エミリー・サンデー&リック・スミス

記憶を失った男の潜在意識から消えた絵画を探しだす様子を、スタイリッシュな映像と音楽で彩り描くサスペンス作品だが、このサウンドトラックの日本盤が10月2日に発売となった。

この映画のサントラ制作を担当しているのは、アンダーワールドのリック・スミスだ。ダニー・ボイルとリック・スミスの交流は1996年の名作『トレインスポッティング』にアンダーワールドの「ボーン・スリッピー」が使用された時からのことで、最近ではオリンピック開会式の音楽担当をリック・スミスが務めて話題となったところ。

この『トランス』サントラはリック・スミスの事実上のソロ第1作となっており、2012年イギリスでアルバムが最も売れたエミリー・サンデーやダニー・ボイルと交際している女優ロザリオ・ドーソンなどの参加でも注目されている。


『トランス オリジナル・サウンドトラック』リック・スミス(アンダーワールド)
2013年10月2日
UICY-15259 \2,500(税込)
※日本盤のみ解説・歌詞・対訳付
1.シャンソン・ダムール/アート&ドティ・ドット
2.ブレット・カット(リック・スミスによるオリジナル・フィルム・スコア)
3.ソロモン(リック・スミスによるオリジナル・フィルム・スコア)
4.ヒア・イット・カムズ/エミリー・サンデー&リック・スミス
5.キャノン・ホール(リック・スミスによるオリジナル・フィルム・スコア)
6.サンドマン/カースティ・マッギー
7.ロウ・アンバー(リック・スミスによるオリジナル・フィルム・スコア)
8.ザ・デイ/モービー
9.サンティアゴ(101 グレイテスト・ゴールズ)(リック・スミスによるオリジナル・フィルム・スコア)
10.ホールド・マイ・ハンド/アンクル
11.ブリング・イット・トゥ・ミー(リック・スミスによるオリジナル・フィルム・スコア)
12.ムーヴィング・オン・アップ/Mピープル
13.ソーホー・ディム・サム(リック・スミスによるオリジナル・フィルム・スコア)
14.ユー・ノウ(リック・スミスによるオリジナル・フィルム・スコア)
15.強奪(リック・スミスによるオリジナル・フィルム・スコア)
16.サンドマン(アイル・ビー・ゼア)/ロザリオ・ドーソン&リック・スミス

映画『トランス』
絵画を探すため、失った記憶の中へ。取り戻したはずの記憶には、大切な“その先”があった。白昼のオークション会場から、ゴヤの「魔女たちの飛翔」が盗まれた。40億円の名画を奪ったのは、ギャングたちと手を組んだ競売人(オークショナー)のサイモン。なぜか計画とは違う行動に出たサイモンは、ギャングのリーダーに殴られる。その衝撃で、サイモンの頭から絵画の隠し場所の記憶が消えてしまった。催眠治療(トランス)で記憶を取り戻させようと、催眠療法士を雇うリーダー。だが、サイモンの記憶には、いくつもの異なるストーリーが存在し、深く探れば探るほど、関わる者たちを危険な領域へと引きずり込んでいく。そしてその先には、サイモンでさえ予想もつかなかった〈真相〉が待ち受けていた。
監督:ダニー・ボイル
キャスト:ジェームズ・マカヴォイ、ヴァンサン・カッセル、ロザリオ・ドーソン
2013年/アメリカ・イギリス合作映画/R15+/原題:TRANCE
(C) 2013 Twentieth Century Fox
trance-movie.jp
配給:20世紀フォックス映画

◆『トランス オリジナル・サウンドトラック』オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報