<SIGMA FES.2013>開催。フェス初登場の松田聖子に「フレッシュ! フレッシュ! フレッシュ!」の大合唱
2013年でレーベル設立10周年を迎える、ユニバーサルシグマが主催する<UNIVERSAL SIGMA 10TH ANNIVERSARY SIGMA FES. 2013 ~U-EXPRESS LIVE AUTUMN~>が、9月14日に幕張メッセ国際展示場ホールにて開催された。
◆松田聖子、KARA、ナオト・インティライミ、DJ KAORI、キマグレン(スペシャルゲスト・吉川友 )ほか <SIGMA FES. 2013>画像
出演者は1万人規模のフェス初参戦の松田聖子をはじめとする、ユニバーサルシグマ所属の15組のアーティスト。松田聖子、KARA、ナオト・インティライミ、キマグレン(Special Guest吉川友)、A-JAX、ケラケラ、クリス・ハート、DJ KAORI、Juliet、TEE、GOLD RUSH、Una、Da-iCE、あっくんと、他では絶対に観ることができないラインナップで1万人を熱狂させた。
オフィシャルレポートをお届けしよう。
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まずは9月5日にユニバーサルシグマからのメジャーデビュー決定が発表されたばかりのDa-iCEがオープニングアクトとして登場。デビュー前に関わらず黄色い声援があがる。Da-iCEはインディーズにも関わらず、「Splash」がレコチョク着うた(R)総合デイリーチャート1位を獲得し、1st Single「I'll be back」はオリコンウィークリーチャート14位を獲得するなど、話題の5人組・ダンス&ヴォーカルグループ。そんな勢いがまさに感じられるステージで「I'll be back」含む3曲をパフォーマンスした。
続いて、オープニングアクトならぬ“ウォーミングアッパー”として、ド派手過ぎて前が見えないサングラスをかけて登場したのが、SHIBUYA No.1 パーティーロッカー・あっくん。SNSにて賛否両論ある楽曲、LMFAOの日本語カバー「SHIBUYA PARTY ROCK NIGHT」をテンションMAXでパフォーマンス。さらにPSYの「江南スタイル」をもじり「SIGMAスタイル」として披露する。まさにウォーミングアッパーの名に相応しい盛り上げっぷりで会場を熱く沸かせ、本編へ向けてステージは万全の状態になった。
そしていよいよ本編のスタート。まずはトップバッター・キマグレンが登場すると、会場からは待ってましたとばかりの大きな歓声があがった。KUREIの「最初から飛ばして行きましょう!」、ISEKIの「トップバッターはキマグレンだー!!」という掛け声とともに、会場は一気にフェスモードに切り替わり、全員がスタンディング。曲がはじまると両手を大きく揺らしそれに応えた。ライブはというと、彼らの代表曲「LIFE」は流石としか言いようがない鉄板の盛り上がりを見せた。その後Special Guest・吉川友を呼び込み、グリコカフェオーレのCMがきっかけで結成されたユニット・きっかレンとして「カフェオーレのうた」「あいまいな関係」を披露。「あいまいな関係」では60名のKANKO DREAM TEAMと共にあいまいダンスを披露し、会場を一体にして盛り上げた。
続いて2013年レコチョク上半期新人ランキング2冠を獲得するなど、2013年デビュー組で最も注目されている新人・ケラケラが登場。MEMEの「イェイ!イェイ!イェイ!」という大きな掛け声から、さっそく彼らの現在の代名詞といえる「スターラブレイション」をテンション高くパフォーマンス。のびやかな歌声と持ち前の明るさで会場を一瞬にしてケラケラワールドに変えていった。ふるっぺは、「松田聖子さんやKARAさん、クリス・ハートさん、皆さんとこうやって同じステージに立てるという事を本当に光栄に思っています。みなさん、最後まで笑っていきましょう!」と、MEMEは「まだまだデビューしたばかりですが、精一杯盛り上げていきますので、皆さん最後までよろしくお願いいたします!」とMC。最後は9月18日にリリースされる「友達のフリ」を披露。情景が目に浮かぶ詞の世界観と、アッパーな曲から切ないバラードまで会場の隅々まで届けることが出来る実力の高さを充分に見せつけた。
次にデビューアルバムが25万枚を超え、J-POPが世界一上手い外国人として騒がれているクリス・ハートが登場。まずはスピッツのカバー曲で「楓」を披露。曲の間奏にも拍手が起こり、1万人がその歌声に酔いしれていた。「クリス・ハートです。最後まで楽しんでください。」と短く挨拶し、「たしかなこと」を歌唱。次にクリスがデビューするきっかけとなった曲「home」を歌唱すると、MCで「今年デビューできてこのステージに立てていることが本当に光栄です。そしてシグマのアーティストに尊敬している人も多くいて、その中でも大好きなアーティストのひとつで、この曲を歌わせていただきます。」と語った後、DREAMS COME TRUEの名曲「LOVE LOVE LOVE」を披露し、クリス・ハートのステージは終了した。
そしてここで雰囲気がガラリと変わり、続いて登場してきたのは、DJ KAORI。そのMIXCDが女性DJとして世界一の売り上げを誇る彼女の、シグマフェスでしか観られないスペシャルライブ<Special J-Mix Live>が繰り広げられた。まずはDJ KAORIが会場を更に盛り上げるDJ PLAYを披露し、洋楽ヒットメドレーで会場の心を完全にロックアップ。会場を大きなクラブへと変えた。そして沖縄出身のGOLD RUSHが登場し、「サヨナラスタート」と9月20日から配信がスタートする出来立てほやほやの最新楽曲「正夢きっとfind」を立て続けにパフォーマンス。続いてアソビシステムが世に送り込む新たなPOPアイコン・Unaが登場。自身が出演するメントスのCMソングでもあるデビュー曲「JUICY JUICY」を披露。モデルとしてのクールなイメージとは裏腹に、アグレッシブなステージで魅せた。その後、Julietが登場し、配信ヒットソング「ナツラブ」や最新曲「シアワセnavi」を含むスペシャルメドレーを披露。最後はTEEが大ヒットナンバー「ベイビー・アイラブユー」を切なく歌い上げ会場を包み込んだ。
DJ KAORIステージ後の熱い興奮が冷めやらぬうちに登場してきたのは“太陽のお祭り男”ナオト・インティライミ。SEが鳴ると共に大きな黄色い歓声が上る。1曲目はダンサーを引き連れ、クールなダンスナンバー「Yeah!」を披露。会場とのコール&レスポンスが起こる。お決まりの「インティが太陽、ライミが祭り、日出ずる国のお祭り男! ナオト・インティライミです!!」と挨拶した後、「あなたに逢いたくて」を気が付いたら口ずさんでいるというエピソードや、「松田聖子さんの事を何と呼べばいいのか……」と悩んだり、シグマフェス参加の気持ちの盛り上がりを、KARAの曲を交えて表現するなど、コミカルなMCが繰り広げられる。CMソングとしても記憶に新しい「今のキミを忘れない」では、最初のワンフレーズをマイクを使わずアカペラで歌い上げ、会場との距離をぐっと縮めた。曲間では「ナオト~!」という声が飛び交う。「お祭り男! 本領発揮していいですか~?」と会場を煽った後、LIVEで盛り上がり必須曲「カーニバる?」で、会場中がタオルをグルグル回し会場を一つにし、最後はヒット曲「恋する季節」で魅了した。
ナオト・インティライミに続いたのはA-JAX。その名前の通りの鍛え抜かれた身体で(A-JAXとはギリシャ神話でトロイ戦争を勝利に導いた英雄の事)圧巻のダンスパフォーマンスを披露。韓国での最新楽曲「INSANE」や、日本デビュー曲「ONE 4 U」を含む計4曲を披露した。
そして、次はKARAの登場。色違いの可愛らしい衣装で登場し、まずは最新曲「サンキュー サマーラブ」「バイバイ ハッピーデイズ」夏の定番楽曲「GO GO サマー!」の3曲を立て続けに披露した後、「みなさん、こんばんは~!KARAでーす!」と全員で挨拶。韓国の活動で忙しかったという彼女たちは、ニコルが「楽しい思い出は出来ましたか?」と訊き、スンヨンが「次の曲は夏にぴったりの曲です。」と期待感を高め、ジヨンが「楽しかった夏の思い出を思い出しながら聞いてください。」と語り、初披露の「HANABI」を情感たっぷりに歌い上げた。続く「ジェットコースターラブ」では一変して一気にヒットアップ。大ヒット曲「ミスター」で最高潮に。会場の心をぐっと掴んだままKARAのステージは終了した。
そしてついに、満を持して松田聖子がステージに。淡いピンクのドレスで登場した松田聖子に大歓声が上がる。1曲目「Rock'n Rouge」の後、「みなさーん、こんばんは! 松田聖子です。」と短く挨拶し、すぐに「青い珊瑚礁」「天使のウィンク」という豪華メドレーが続く。最新曲「LuLu!!」では本人考案の可愛らしいLuLuダンスで魅了し、新体操のリボンで踊るダンサーや、マーチングバンドのようなダンサー達に囲まれ、まるで物語の世界に入ったような雰囲気に。曲のエンディングでしばらく姿を消したかと思うと、次の曲のイントロが流れるタイミングではなんと衣装を早着替えして再登場。今度は白のロングドレス姿に。自身の最大のヒット曲「あなたに逢いたくて」をしっとりと歌い上げた。
MCで「初めてのフェスで緊張しています。でも素敵なアーティストさん達が沢山いて、私も頑張らなくちゃなと思いました。どうぞ宜しくお願いいたします。」と語って深々と頭を下げると、温かい拍手が起こった。続いて「sweet memories」を歌唱。早くも本編の終わりが近づいてきたことを告げると、会場からは「えー!」という残念がる声が溢れた。そして「どうぞ一緒に歌ってください」とのMCで、「大切なあなた」「赤いスイートピー」を会場中が一体となって歌い、本編はあっという間に終了した。
まだまだ聴き足りないとアンコールが鳴りやまない中、会場のヴィジョンには、松田聖子&クリス・ハートの10月30日にリリースの発表をしたばかりの楽曲「夢がさめて」の映像が流れ、会場から「おお~!」という声と共に大きな拍手が巻き起こった。そして、松田聖子とクリス・ハートがふたりで登場。特別な一夜限りのパフォーマンスに会場中が期待で胸を膨らませる中、待ちに待った「夢がさめて」を初披露。透明感のあるクリスの歌声と、艶やかな聖子の歌声が見事に融合し、時折お互いに目を合わせながら初披露とは思えないクオリティーでのパフォーマンスに会場中が酔いしれた。
「聖子さんのファンの皆さん、こんな感じで一緒に共演させて頂いて、本当にありがとうございました。」と感謝の気持ちを口にするクリス。「このシグマの10周年の記念の年に、こうして素晴らしい曲でデュエットをさせて頂くことができて、とても私も嬉しいです。本当にいい曲ですので、皆さん応援よろしくお願いいたします。」と、聖子が語ると、会場は今日一番の大きな拍手が贈られた。
そしてクリスを送り出した後、「じゃあもう1曲歌ってもいいですか~?」と本当のラストの曲「夏の扉」のタイトルをコールしたところ、会場は興奮の渦に包まれた。イントロと同時に瞬く間に聖子ワールドになり、会場は「フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!」の大合唱が。そしてステージは、最高潮のまま幕を閉じた。
◆BARKSライブレポ
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