『ワン・ダイレクション THIS IS US』、全米興行収入でトップに

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ワン・ダイレクションの新作3D映画『ワン・ダイレクション THIS IS US』が先週末の全米興行収入でトップを飾った。1Dがスターダムを駆け上がるまでの姿に追ったドキュメンタリー映画だが、公開後初となるこの週末に1700万ドル(約17億円)の興行収入を記録し、2週間に渡って1位の座をキープしていたリー・ダニエルズ監督作『ザ・バトラー』を抑えたかたちだ。

◆ワン・ダイレクション画像

この成績について、ソニー・ピクチャーズの世界配給部門でトップを務めるローリー・ブリュアーは「この結果に大満足ですよ。我々の予想を遥かに超える結果です。ここアメリカだけでなく、世界中で成功を収めています」と話している。

『ワン・ダイレクション THIS IS US』は8月30日(金)から9月1日(日)の3日間で1700万ドル(約17億円)を稼ぎ出している。アメリカでは2日(月)が祝日のレイバー・デーにあたることから、休日を含めたこの4日間で『ワン・ダイレクション THIS IS US』の興行成績は2200万ドル(約22億円)弱に達する見込みだ。

本作で監督を務めたモーガン・スパーロックは先日、本作を引き受けたことには何の迷いもなかったと語っており、本作を見た人が1Dについて今までとは違った見方をするようになって欲しいと話している。

「この作品のことをとても誇りに思っているよ。これで観客達はワン・ダイレクションのことを違った風に見るようになると思うね。メンバーはみんな地に足がついていて、しかも控えめなんだ」

また、メンバーのリアム・ペインは以前、バンドとしてツアーを周る時には家族と離れて寂しい思いをするため、この作品を見る度に感極まると語っていた。「自分の家族と離れているのはとっても辛いことだよ。でもみんなの姿を映像で見るのはもっと辛いね。父が僕をパブに連れて行きたいって話してるシーンを見ると毎回泣きたくなっちゃうんだ。だって僕がツアーに出てる間、家族がどんな風に思っているのかって聞いたことがないからね」。

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