秋 赤音、伝説のSF小説のイメージイラストを夏コミケで解禁

ポスト

気鋭のイラストレーター“秋 赤音”による『エンダーのゲーム』イメージイラストが、8月10日(土)から3日間、東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット84会場で大型タペストリーとして解禁されることが決定した。

◆『エンダーのゲーム』 イメージイラスト(Illustration:秋 赤音)

『エンダーのゲーム』は1977年にアメリカの作家オースン・スコット・カードによって執筆され、SF賞の権威"ネビュラ賞"と"ヒューゴー賞"を史上唯一の2年連続W受賞という快挙を成し遂げた伝説の小説。

異星人との宇宙戦争終結の使命の元に生まれ、自らの意思とは関係なく過酷な戦争という現実に巻き込まれていく中で、葛藤しながらも成長を遂げる主人公の少年エンダーの物語に、世界中の読者が大きな共感と衝撃を覚えた。そのストーリーや戦う少年少女たちの設定は、その後に創られた数多くのアニメ、コミック、ライトノベル小説などに多大な影響を与えたといわれている。

過去に何度か映画化の企画が持ち上がったにも関わらず、いずれも実現することはできなかった。しかし、長い沈黙を破り、『エンダーのゲーム』の物語はついに壮大なスケールの実写映画として公開されることが決定した。

そんな熱い注目を浴びる『エンダーのゲーム』プロジェクトの第1弾として、今回イメージイラストに“平成の歌う絵師”と呼ばれている秋 赤音が起用された形だ。

解禁に先立って公開されたイラストの一部は、救世主となる主人公の少年エンダーを描いたもので、他のキャラクターを含めたイラストの完全版は、コミックマーケット84会場(西ホール)のみで展示される予定。秋 赤音の描く美しさの中に攻撃的なエッジの効いたイラストは、まさに感度の高い日本のアニメファン、コミックファンをはじめ、ネット上で話題を集めている『エンダーのゲーム』にふさわしいと言えるだろう。

『エンダーのゲーム』は2014年1月公開予定。

■秋 赤音 コメント
「オファーをいただいたときは、とにかく吃驚!でした。自分なんかが描かせて貰っていいのか、という気持ちと、めちゃくちゃ嬉しいし光栄だ、という気持ちがぐるぐるしてました。元々、少年や少女が重い責任を背負い人類のために戦うなどの設定が好きだったので、とても魅力的に感じました。人類の運命を託された少年と、それを支えるタイプの違う2人の少女の関係が最高に良いですね。リアルになりすぎず、アニメっぽい二次元さもありつつ、でも実際にいるような存在感も出せたらなぁと思いながら描かせて頂きました」

映画『エンダーのゲーム』
2014年1月公開
監督:ギャビン・フッド 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』 
出演:エイサ・バターフィールド、ハリソン・フォード、ヘイリー・スタインフィールド、アビゲイル・ブレスリン他
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

◆秋 赤音オフィシャルサイト
◆レーベルサイト

この記事をポスト

この記事の関連情報