仙台貨物、＜a-nation＞でTRFのDJ KOOとコラボし「BOY MEETS “BOY”」熱唱

8月3日から11日まで東京・渋谷で開催されている＜a-nation island powered by ウイダーin ゼリー＞。8月4日に国立代々木競技場第一体育館で行なわれたライブ＜ヒートアイランドカーニバル2013＞に仙台出身の6人組バンド・仙台貨物が登場した。しかもそのオープニングには、なんとTRFのDJ KOOがスペシャルゲストとして参加し、TRFヒットメドレーで会場を一気に熱くした。

◆仙台貨物 ＜ヒートアイランドカーニバル2013＞ 画像

「代々木、盛り上がってるかい!? 日本中を笑顔にしてくれるバンドを紹介します！SE・N・DA・I ・KA・MO・TSU～!!!」

今回のDJ KOOと仙台貨物のコラボレーション。ボーカル千葉がTRFのファンということで、＜a-nation＞出演が決まった際に「TRFとコラボレーションできないだろうか？」とスタッフを通じて打診したのがきっかけとなり、これにDJ KOOが快く承諾し実現した。

アーティスト紹介の後、今日だけのオリジナルでTRFのヒットナンバー「BOY MEETS GIRL」の替え歌「BOY MEETS BOY」をDJ KOOとともに熱唱する仙台貨物。これ以上ない援護射撃をもらい、ライブ冒頭から飛ばしていく。続く「サタデーナイトゲイバー」でDJ KOOから観客の熱を受け継ぎ、代々木を仙台貨物の色に染めていく。

「はい、どもども～仙台貨物です～。今日、あだしだちのこと知っだど言う人どれぐらいいるのがな～。あ～、すぐないね～。じゃあね～、面白いバンドがいるって憶えて帰ってくださいね～。ライブはアーティストだけじゃなぐで、観客の皆と盛り上げていぐものなんで、一緒に盛り上がりましょ～。」

千葉の宮城弁バリバリMCで、初めて目にする“赤い見慣れないバンド”の虜になっていく会場。続く「腐況の風」から「チバイズム～手ぬぐいを脱がさないで～」と、それぞれライブを意識したノリのいい楽曲で、わずか3曲の歌唱だったにも関わらず、誰もが笑顔になるパフォーマンスを展開した。

「あのバンドって、何？ 面白い！」なんていうつぶやきも聞こえてきそうだったステージ。彼らこそが、仙台貨物である。

なお、仙台貨物は7月10日にベストアルバム『スケベスト』リリースし、現在、全国ツアーの真っ最中。9月7日にはツアーファイナルを東京・国立代々木競技場第二体育館で行なう。

◆VARKS
◆仙台貨物オフィシャルサイト