森進一、「富士山」を歌う
「港町ブルース」や「おふくろさん」、「襟裳岬」などなど数々のヒット曲を輩出し、『NHK紅白歌合戦』にも45回連続出場中の森進一が、世界文化遺産登録が決定した「富士山」を題材にした曲を8月21日に発表する。
タイトルは、ずばり「富士山」。富士山の美しさや雄大さをただ単に表現するのではなく、富士山の四季に、人生の四季(青春・朱夏・白秋・玄冬)を重ね合わせた楽曲で、作詩・作曲は、「千の風になって」の作者であり、芥川賞作家である新井 満。2009年9月に彼が発表したアルバム『風神』に収録されており、富士宮市・神田川広場に市政70周年を記念し「富士山秀歌碑」として建立されるなど、評価の高いこの作品に、千住明が壮大なアレンジを加えて、森進一の渾身のボーカルにより新たな「富士山」が完成した。
なおこの曲、7月12日に帝国ホテルで行なわれた<富士山世界遺産登録記念レセプション>で初歌唱され、来場した関係者を魅了していた。
CD発売を前に、8月7日よりiTunesやレコチョクを始めとした各主要サイトにて先行配信がスタート。またこの曲は、認定NPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」推薦曲になっており、CDの売り上げの一部は、「富士山を世界遺産にする国民会議」の「富士山基金」を通じて、富士山の保存管理等に活用されることも決定している。
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この度、富士山が世界文化遺産に登録されたことを大変喜ばしく思います。
特に私は、富士山を挟む山梨と静岡の両方の地で子供の頃を過ごしており、身近に「日本を象徴する山・富士山」を仰ぎ見て育ちましたので、この『富士山』という曲を唄うことになった縁をより感慨深く感じております。
自然の、そして人生の四季を綴った新井満さんの作詩・作曲による『富士山』は、千住明さんのアレンジでよりスケールの大きな楽曲になりました。
先日の世界遺産登録記念のレセプションで初披露させて頂きましたが、これから多くの皆様にこの『富士山』という曲を愛して頂けるよう、私も日本人としてこの歌に誇りを持って心を込めて歌いつづけていきたいと思います。
森 進一
◆森進一 オフィシャルサイト