サカナクションのライブ映像を編集体験できるWEBコンテンツを公開
サカナクションが2013年3月にリリースした6枚目のアルバム『sakanaction』を引っ提げて行った全国ツアー<SAKANAQUARIUM 2013 sakanaction>。このツアーの5月19日、幕張メッセでの公演の模様をWOWOWで独占放送されることが決定。また、この放送を前にWOWOWのウェブサイトの特設にて、このライブの映像を編集することができるWEBコンテンツが公開された。
このライブは、ドルビーラボラトリーズ社の協力のもと、6.1chサラウンドシステムを導入した画期的かつ斬新なステージセットが用意され、バンドの音へのこだわりもしっかりと感じ取ることができ、より感動的なライブとなった。この試みを実行した理由について、山口一郎(Vo&G)はこう語った。
「今回のアルバムで、バイノーラルという録音方式を採用しました。“バイノーラル”とは、360度すべての音を拾って、ヘッドフォンで聴くとまさにその場にいるような感覚になれるシステムなんですけど、これは結構昔からあった技術です。最近、ヘッドフォンやイヤホンで音楽を聴く人も増えてきたことによって見直されているんです。ライブでもそれと同じような感覚を体験できればいいと思って、スタッフとも話し合った中で出てきたアイデアが“サラウンド”でした。正面、サイド、後方のスピーカーを会わせたら174本。サブウーファーも54本。合計で228本ものスピーカーを用意しました(笑)」
音響システムで新しい試みを成功させたライブの19日の公演の模様は、7月28日、夜9時からWOWOWで放送されるが、今回、映像面でも新しいことにチャレンジしている。それはWOWOWのウェブサイトの特設ページにて、視聴者が12台のカメラで撮影されたサカナクションのライブ映像を自分だけのオリジナルエディットに作成できるという内容だ。自分の好きなカメラ映像をクリックすることで、オリジナルのライヴ映像を作り出すことができるという画期的なコンテンツとなっている。
12台のカメラで収録した楽曲「Aoi」を自由にスイッチングして編集し、最終的には出来上がった作品をSNSで公開することもできる。これを山口にも実際に体験してもらった。
「12台のカメラを一人で切り替えるのは難しいかなって思ってたんですけど、実際やってみたら操作も簡単だしハマりますね。自分がディレクターになって発信する感覚を持てるというのが新しいなって思いました。これがきっかけで映像の世界に進みたいと思う人もいるかもしれませんね」
7月28日の放送も、12台のカメラの映像を編集する試みも、両方楽しんで、サカナクションの魅力をより感じてもらいたい。
最新ライブ映像のディレクター体験が出来るWEBページ
wowow.co.jp/sakana
<サカナクション SAKANAQUARIUM2013 sakanaction>
7月28日(日)夜9:00~WOWOWライブで放送。
関連番組:サカナクションがこの夏出演するフェスも続々放送!
現地より生放送!<ROCK IN JAPAN FES.2013>
8月2日(金)~4日(日)午後3:00
現地より生放送!<SONICMANIA 2013>
8月9日(金)夜 10:30
◆サカナクション オフィシャルサイト
◆WOWOW サカナクション 特設サイト
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