二ール・ヤング、フー・ファイターズ、ザ・ブラック・キーズのパフォーマンスをオンエア
WOWOWの洋楽番組「洋楽年鑑」第4回となる7月7日の放送で、ニール・ヤング、フー・ファイターズ、ザ・ブラック・キーズが出演したチャリティーイベント<グローバル・シチズン・フェスティバル>がオンエアされる。
このイベントは、2012年、グローバル世界貧困プロジェクトの一環としてニューヨークのセントラルパークで開催され、およそ6万人を動員したコンサートだ。チャリティということで、アーティストの出演料は無く、入場料も無料。最終的には募金で13億ドルが集まったという。
ピックアップしたアーティスト(今回はイベント)の魅力をいろんな映像で掘り下げていくのが「洋楽年鑑」の大きな特徴だが、もうひとつこの番組ならではの見どころとしてMCを務める“しょこたん”こと中川翔子とゲストとのトークが挙げられる。今回はチャリティーイベントを紹介するということで、音楽フェスに精通しているタレント/ラジオパーソナリティとして活躍中のクリス・ペプラーをゲストに迎えて収録が行われた。
クリス・ペプラーは<FUJI ROCK FESTIVAL>だけでなく、海外のフェスも観に行くほどの洋楽ならびにフェスファン。フジロックの伝説的な第1回から皆勤賞で観に行っていると知った中川は、クリス・ペプラーのことをこう呼んだ、“フェスマスター”と。収録では、フェスマスターのペプラーから「フェスって何だろう?」といろいろ考えを巡らせている中川に向けて、“フェスの楽しみ方”を伝授する方向でトークが展開していった。
「ソロだったり、グループだったり、複数のアーティストがライブを展開していくのがフェスで、最近は2つ以上のステージがあるものが多いよね。1日だけのもあれば、3日間行なわれるものもあったり、長いものだと1週間とか2週間なんてものも」というフェスの基本事項から、「フェスはすごく自由なので、たくさん観ようと思って頑張ることもできる。でも、オレなんかはちょこちょこといろんなアーティストのステージを観つつ、ビール飲んで休憩したり、のんびりと観たいかな」というフェスの楽しみ方を教える場面も見られた。
そして、もちろん「グローバル・シチズン・フェスティバル」の話題も。中川の「ものすごく豪華なラインナップなんですよね?」という問いかけに対して、「3組ともヘッドライナークラスですよ。ニール・ヤングは60年代から、フー・ファイターズは90年代から、ザ・ブラック・キーズは21世紀になってから。それぞれバラバラだけど、(音楽の)テイストは似ていると思う」など、分かりやすく説明していく。
最後は「もしフェスをオーガナイズできるんだったら、音楽だけじゃなくて、パフォーマンスとか、いろんな要素をうまく融合させたいな。エクストリーム系のスポーツとか」(クリス)、「私は猫を10匹ぐらい飼っているんですけど、全部捨て猫だった子たちなんです。なので、そういう猫たちを助けるためのチャリティ・フェスが開けたらなって思います」(中川)と、それぞれが思い描く“理想のフェス”の話でトークを締めくくった。
「洋楽年鑑 GLOBAL CITIZEN FESTIVAL 2012~二ール・ヤング / フー・ファイターズ / ザ・ブラック・キーズ~」は7月7日(日)午後5時からオンエア。世代を超えたアーティストたちの迫力のライブパフォーマンスを体感してもらいたい。
「洋楽年鑑 GLOBAL CITIZEN FESTIVAL 2012~二ール・ヤング / フー・ファイターズ / ザ・ブラック・キーズ~」
7月7日(日)午後 5:00[WOWOWライブ]
MC:中川翔子
ゲスト:クリス・ペプラー
◆WOWOW音楽特設サイト
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