日本ロック界の重鎮が集結したShun Kikuta & Legend Of Rockersの1stアルバム1はROCKの歴史を語る上で必要不可欠な珠玉の名曲が勢揃い

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シカゴ・ブルースの第一人者、バディ・ガイが認めた日本を代表するブルース・ギタリスト“Shun”こと菊田俊介が、ブルースのマザーミュージックでもあるロックのフィールドへと猛然と殴り込みをかけた。そしてそのロックの精神に共鳴した日本ロック界の重鎮とも言える超豪華メンバーが菊田俊介のもとに集結し、新たなバンド、Shun Kikuta & Legend Of Rockersを結成。2013年6月26日に1stアルバム『Power In My Arms』をリリースする。

集結したメンバーとは、60年代後半、初めて海外進出した日本のロックバンドの先駆けとして知られる、FLOWER TRAVELLIN' BANDの和田ジョージ(D)と篠原信彦(Key)、80年代にジャズ・フュージョンシーンを席巻した、NANIWA EXPの清水興(B)。さらに、ゲスト・ミュージシャンに70年代ニュー・ロックと呼ばれ他に類を見ない独自のロックを貫き、日本の黎明期を支えた外道(Gedo)の加納秀人(Vo,G)、70年代驚異的な速弾きでインパクトを残し、日本のハード・ロックの礎を築いたBOWWOWの山本恭司(G)など、まさに“日本ロック界のレジェンド”と呼ぶにふさわしい豪華なメンバーとなっている。

収録楽曲も、日本ロック界の新しい時代を切り開いた名曲、外道の「香り」やFLOWER TRAVELLIN' BANDの「MAKE UP」を収録。ちなみに、「香り」は外道の過去にリリースされた楽曲のどれもがライヴ音源であり、スタジオ録音で収録したものは今回が史上初となり、外道ファンにとっても貴重なテイクとなっている。「MAKE UP」もジョー山中氏が亡くなり蘇ることはないと思えたが、ヴォーカリストGakuの参加によって楽曲に新しい命が吹き込まれた。

ほかにも、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーが結成したクリームの1969年のヒット作「CROSSROAD」など、ロックにおける名曲たちも多数収録されている。

また、オリジナル楽曲も収録されており、「ICY COLD」では菊田俊介と山本恭司の夢のギター対決が実現。菊田俊介に負けず劣らずブルージーなプレイに徹しつつも山本恭司の世界が鏤められている。こちらはギターはライト・チャンネルが山本、レフト・チャンネルが菊田と、実ににくい演出となっている。

<メンバー>
菊田 俊介 (G)
篠原 信彦 (Key) from FLOWER TRAVELLIN' BAND
和田 ジョージ (D) from FLOWER TRAVELLIN' BAND
清水 興 (B) from NANIWA EXP
<ゲスト・ミュージシャン>
山本 恭司 (G) from BOWWOW
加納 秀人 (Vo,G) from 外道(Gedo)
Gaku (Vo)

『Power In My Arms』
3013年6月26日リリース
KICS-1917/¥3.150(tax in)
1.CROSSROADS クロスロード
2.ALL RIGHT NOW オール・ライト・ナウ
3.ROCK AND ROLL HOOCHIE KOO ロックン・ロール・フーチー・クー
4.ICY COLD アイシー・コールド
5.A WHITER SHADE OF PALE 青い影
6.LONG TRAIN RUNNIN’ ロング・トレイン・ランニン
7.MAKE UP メイク・アップ
8.BALLAD FOR LITTLE SUNSHINE バラード・フォー・リトル・サンシャイン
9.BLACK HEARTED WOMAN 腹黒い女
10.DESPERADO ならず者
11.香り
12.俺のRock'n Roll
13.LOVE LOVE LOVE ラヴ・ラヴ・ラヴ

<Shun Kikuta & Legend Of Rockers レコ発LIVE!!>
7月3日(水) 東京・原宿クロコダイル
[問]原宿クロコダイル 03-3499-5205

<SAPPORO CITY JAZZ>
7月16日(火)
http://sapporocityjazz.jp/

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