プリンス、アーティストの自由を認めるコバルト・ミュージック・グループと新契約
プリンスがコバルト・ミュージック・グループと新たなレコード契約を結んだ。プリンスはコバルト側に今後発表する作品の販売権を認めたかたちになるが、これまでワーナー・ミュージックとの間で揉めた経緯もあることから、自作への著作権のコントロールは自らが保持するようだ。一方でプリンスは、コバルト所属の新人アーティスト育成の手助けもするという。
◆プリンス画像
コバルトのリチャード・サンダース社長は声明で「プリンスは常にレーベルのパートナーとの間において自由を求めてきたアーティストですが、今回の新契約によってその柔軟性が彼に与えられたかたちになります。私達はあらゆる形で高いレベルの多様なサービスを提供するつもりです。特にプリンスの今後のリリース毎に彼のビジョンに合わせるようにして、プリンスからより多くの楽曲を世界中の皆様にお届けしていくつもりです」と語っている。
通常の音楽レーベルは、所属アーティストの作品の全所有権もしくは部分的な権利を持ち、その使用方法についても決定権を有しているが、2000年に設立されたコバルトは2012年からアーティスト重視の指針を展開しており、作品への権利をアーティスト側に認めただけでなく、発売時期や場所などといったリリースに関する詳細をアーティスト本人が決められる権利も与えている。
プリンスは2007年リリースの『プラネット・アース~地球の神秘~』と2010年の『20Ten』のアルバム2枚をイギリス国内紙の特典として無料配布するなど新しいアプローチを試みている。
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コバルトのリチャード・サンダース社長は声明で「プリンスは常にレーベルのパートナーとの間において自由を求めてきたアーティストですが、今回の新契約によってその柔軟性が彼に与えられたかたちになります。私達はあらゆる形で高いレベルの多様なサービスを提供するつもりです。特にプリンスの今後のリリース毎に彼のビジョンに合わせるようにして、プリンスからより多くの楽曲を世界中の皆様にお届けしていくつもりです」と語っている。
通常の音楽レーベルは、所属アーティストの作品の全所有権もしくは部分的な権利を持ち、その使用方法についても決定権を有しているが、2000年に設立されたコバルトは2012年からアーティスト重視の指針を展開しており、作品への権利をアーティスト側に認めただけでなく、発売時期や場所などといったリリースに関する詳細をアーティスト本人が決められる権利も与えている。
プリンスは2007年リリースの『プラネット・アース~地球の神秘~』と2010年の『20Ten』のアルバム2枚をイギリス国内紙の特典として無料配布するなど新しいアプローチを試みている。
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