【Kawaii girl Japan/ライブリポート】バニラビーンズが“ミスター・スウェーデン”カジヒデキと対決。新曲への素朴な疑問も炸裂
2013年5月1日、新宿LOFTにてバニラビーンズの対バンライブ第3弾<風は吹くのか!? Vol.3 シンジュク・トゥ・ホクオウ>が開催された。
◆バニラビーンズ、カジヒデキ画像
バニラビーンズの5周年を記念したこちらの企画、今回の対バン相手は“ミスター・スウェーデン”カジヒデキ。5月8日にはカジヒデキとのコラボが成立したバニビの8thシングル「マスカット・スロープ・ラブ」が発売ということもあり、以前から話題となっていた。
途中にはガールズバンド住所不定無職のドラマー・ユリナがコーラスゲストとして登場。カジはある時はハンドマイクを手に、ある時はギターを抱えて目一杯飛び上がるなど驚異的な跳躍力を見せた。
「今回はイベント先でたくさんの人に『ワンマンやって』って言ってもらえて。言霊ってあると思うんですよ。だから言っちゃいました。バニラビーンズ、1年半以内に大阪でワンマンやります!」というリサの宣言に「東名阪やりたいね。みんなその時はついてきてね」とレナが呼びかけ、会場はバニビの2人を応援する暖かい歓声に包まれた。
MC後には、関東では初披露となる「マスカット・スロープ・ラブ」が歌い上げられた。また、直後には同じくカジヒデキが作詞を担当した2009年の曲「LOVE&HATE」を披露。こちらもカジヒデキとバニビの相性の良さが光る組み合わせだ。北欧テイストで走り抜けてきた選曲は最後にカバー曲「東京は夜の7時」で締めくくられ、北欧の風が無事にシンジュクまで戻ってきた形でいったん幕となった。
アンコールではライブTシャツを着たバニビの2人とカジが揃ってステージに登場。バニビとカジが対面したのは新曲完成後以降、今日が2回目だという。
新曲の歌詞について、バニビからは様々な疑問がさく裂。「マスカット・スロープって何ですか」「砂まみれのパッションフルーツって何だろうって思ってました」レナとリサの率直な感想に会場からも笑いがあがるが、実はこの曲、あらかじめバニラビーンズ側から「フルーツを入れること」と「夏向けの曲にしたい」とのリクエストを入れたとのことで、カジもそれに対し「これから坂(マスカット・スロープ)を上りきって恋に入る直前の段階の、甘酸っぱい恋愛感情を歌にしました」と自らのセンスを存分に発揮した形のようだ。
ラストは、「カジヒデキ featuring バニラビーンズ!」というカジヒデキのコールで「マスカット・スロープ・ラブ」を3人で合唱。バニビとカジのゴキゲンな歌声がハーモニーを奏で、彼女たち&彼らの愛する北欧テイストを存分に味わえた夜となった。
新宿LOFTで次々と鮮やかなバリエーションを見せるバニラビーンズの対バンライブ。第4弾は7月ごろの開催が予定されている。
(SET LIST)
<カジヒデキ>
01.甘い恋人
02.WEEKENDERS
03.セムラソング
04.ハローとスマイル
05.ビーチボーイのジャームッシュ with YURINA
06.Hey Hey Baby Pop with YURINA
07.亜熱帯ガール with YURINA
08.君とサマーと太陽がいっぱい
10. LA BOUM ~MY BOOM IS ME~(Hand Mike)
<バニラビーンズ>
01.1969年のドラッグレース
02.ノンセクション(Single version)
03.スコーネの花が咲いている
04.恋のセオリー
05.チョコミントフレーバータイム(Single version)
06.マスカット・スロープ・ラブ
07.LOVE&HATE
08.サブカルガールまどか
09.東京は夜の7時
EN01.マスカット・スロープ・ラブ (バニラビーンズ&カジヒデキ セッション)
◆バニラビーンズ オフィシャルサイト
◆カジヒデキ オフィシャルサイト
◆Kawaii girl Japan