【ライブレポート】加藤ミリヤ、自身初となるフルオーケストラとのコラボコンサートが大盛況「大好きな京都でライブを出来たのが嬉しい」

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加藤ミリヤが5月11日、総勢70名のフルオーケストラとのコラボによるコンサート<シンフォニック・エヴォリューション with 加藤ミリヤ supported by ゼロホーム>を開催した。アーティスト、シンガーソングライター、ファッションデザイナー、小説家など、多彩な才能を発揮しているミリヤだが、オーケストラとのコラボ歌唱は初の試みとなる。

◆加藤ミリヤ 画像

京都コンサートホールにて開催されたこのプレミアムなコンサートは、日本クラシック界でも評価の高い京都市交響楽団とのコラボによるもの。同楽団は日本で唯一、自治体運営のオーケストラとして50年以上の歴史を誇る。これまでJUJU、Salyuなど、本格派ディーバとのコラボを開催してきたが、この企画を締めくくるにふさわしいアーティストとして、加藤ミリヤに声がかけられたという。クラシック専用会場である京都コンサートホールには満員の観衆が、開演のときを待ち焦がれている。

「大好きな京都でライブをできたのが嬉しい。いつかフルオーケストラで歌ってみたかった!」

という加藤ミリヤによるMCからコンサートが幕を開けた。そして「パッフェルベル/カノン」を皮切りとして、「ディア ロンリーガール」「20-CRY-」など、数々のヒット曲にシンフォニックアレンジが施され、次々と披露される。あいだに休憩を挟み、「加藤ミリヤトリビュート」から幕を開けた第二部は、ラブソング「Eyes on you」で幕を閉じた。鳴り止まぬアンコールに応えて再びステージに登場した加藤ミリヤと京都市交響楽団は、「HEART BEAT」を披露。会場には手拍子が響き、客席とステージが一体となる。

「この曲を書いた時から、今日という日に導かれていた気がする」

というMCに続いて、この日のラストソング「Love is...」がカノンのメロディと共に奏でられた。アンコールを含む全15曲の演奏が終了したころ、会場にはスタンディングオベーションが沸き起こり、感動的な締めくくりを迎える。一夜限りの未体験なステージ、フルオーケストラの迫力と温かさ、そして、加藤ミリヤによる圧巻の歌声を前に、客席には涙するファン姿も見受けられた。

15ヵ所20公演、約7万人動員の全国ツアーを成功させた加藤ミリヤは、現在NOTTVドラマ『オンナ♀ルール~幸せになるための50の掟~』主題歌の「Love/Affection」が着うた(R)配信されたばかり。同じく、TBSドラマNEO『放課後グルーヴ』主題歌の「EMOTION」にも注目が集まっている。

<シンフォニック・エヴォリューション with 加藤ミリヤ>
2013年5月11日 (土) 京都コンサートホール セットリスト
0.J.Sバッハ/主よ人の望みの喜びを
1.パッフェルベル/カノン
2.ディア ロンリーガール
3.終わりなき哀しみ
4.True
5.Aitai
6.20-CRY-
[休憩]
7.加藤ミリヤトリビュート
8.With U
9.SAYONARAベイベー
10.ROMAN
11.勇者たち
12.Eyes on you
[アンコール]
13.HEART BEAT
14.BYE BYE
15.Love is...
■指揮者:岩村 力
■管弦楽:京都市交響楽団

<「Love/Affection」着うた(R)>
レコチョク http://recochoku.jp/artist/30015709/

◆加藤ミリヤ オフィシャルサイト
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