RIP SLYME、4年3ヶ月ぶりのシングル 「ロングバケーション」ミュージックビデオ完成「おっさん元気です!」

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2012年はソロワークをメインに活動していたRIP SLYMEが、実に4年3ヶ月ぶりとなる18thオリジナルシングルを5月22日にリリースする。久々の本格スタートに、あえて「ロングバケーション」というタイトルの楽曲を発表するあたり、RIP SLYMEらしい遊び心が全開だ。そのミュージックビデオが公開された。

◆「ロングバケーション」ミュージックビデオ

「長い囚われの身で、怠惰に過ごしてきた僕たちが、やっと重い腰を上げる…、そんなPVです。落ち込んだりしたけれど、おっさん元気です!」――RYO-Z (RIP SLYME)

「ミュージックビデオを撮っているとなぜかだんだんとむくんできます。久しぶりのビデオで、むくむかなぁ大丈夫かなぁと思っていましたがやっぱりむくみました。いつもの事ですが、撮影にかかわるスタッフには感謝致します。みな睡眠不足で、むくんでおります。神がかった細かいCGがみどころの素敵なビデオをありがとうございました。ご覧になる皆さんも何か感じていただけたら嬉しいです。むくみ以外を(笑)」――SU(RIP SLYME)

「ロングバケーション」ミュージックビデオは、長い休み明けでまだ夢の中にいるという設定だ。現実との境目がテーマであり、これまでのRIP SLYMEのミュージックビデオとはひと味異なる独特な世界観に仕上がっている。回転するステージの上でメンバーの周囲には、バレリーナやダンサー、空手家や家具などが現れては消えていく。これら脈略のないカットが夢の中の出来事を描いたものだ。

ミュージックビデオのワンシーンではCGによる鉄格子が登場するシーンが描かれているように、衣装コンセプトは“囚人服”。メンバー全員が同じ囚人服に身を包んでいるという意味では、初期のお揃いの“ツナギ”を彷彿とさせてインパクトも大だ。また随所にCGの長いバケツが登場するが、これはジャケット写真同様、“ロングバケーション”⇒“ロングバケツ”というRIP SLYMEならではのダジャレによるもの。

ミュージックビデオの監督を務めた田向潤氏は、きゃりーぱみゅぱみゅの全ミュージックビデオ作品を手掛ける映像ディレクター/グラフィックデザイナーだ。田向氏より届いたコメントも紹介しよう。

   ◆   ◆   ◆

「誰のPVが撮りたいですか?と聞かれると、リップスライム!といつも答えていました。僕自身ファンであるリップスライムとお仕事ができて光栄です! そして今回のコンセプトは夢と現実の境が曖昧な世界を表現しました。ファンタジーな“夢”ではなく、心地よい脳の混乱としての“夢”です」――ミュージックビデオ監督 田向潤氏


18thオリジナルシングル「ロングバケーション」
2013年05月22日(水)発売 
WPCL-11385 ¥1,050 (税抜き ¥1,000) 
1.ロングバケーション
2.フラワーチルドレン
※初回プレスのみ、ステッカー&購入応募特典応募券封入。

◆RIP SLYME オフィシャルサイト
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