【連載】山崎あおいの“山崎あつい” 第1回「山崎あおいは人生のBGMになりたい(キメ顔)」
このたび新しく連載を始めさせて頂くことになりました、山崎あおいです。
連載タイトルは「山崎あおいの、山崎あつい」。男前ですね。
「memory」とか「sweet」って入れておけば女子っぽいみたいな考えが私にはあるのですが、「山崎あつい」には入っていません。男前にいきます。
「山崎あおいの、山崎あつい」では、普段基本的に冷ややかな目でいろんな物を見て、適当にお話してしまう私が、毎回違うテーマごとに熱く語っていきたいと思います! ついてきてくださいね! 山崎あついです!
今回は初回。テーマは「ライブ」!
この前のGWも大阪は万博公園(野外!)で歌わせて頂きました。
「雨女」とか「雪女」とか「風女」とよく言われる私ですが、大阪は快晴。
所詮私一人の力で、大阪の天気は変わらないようです。
最近は春ということもあり、野外で歌うライブが続いています。
雨風の中でのライブ、青空の下でのライブ、小さいライブハウスでのライブ、路上ライブ、大きいステージでのライブ。一通り歌ってみて、自分に似合うステージはどこだろう、と考えるようになりました。
それは広い意味で「自分の音楽はどんな人に、どんな風に届いて欲しいんだろう」ということでもあると思います。
歌い始めたきっかけについて私は「映画を見て憧れて…」と話します。
私は特に心に闇を抱えて歌い始めた訳でも、ぶっ飛んでいたから音楽を始めた訳でもありません。何か強烈な出来事があって…というのも特にありません。
でも歌い始めた中学3年生当時、たしかに心に「モヤモヤ」はありました。
絶望ではないけれど、何となく前の見えない不安感。それを消化するためのものが「聴く音楽」であり、「作る音楽」でもありました。
この「モヤモヤ」があったのは、私が曲を作る特殊な感性を持った人間だから…なんてことはないはずです。誰にでも、中学生くらいのころにはあるものだと思います。
そんな「誰にでもある瞬間、気持ち」を消化したくて、残しておきたくて書いているのが私の曲たちです。
「モヤモヤ」のように大きなものじゃなくても、たとえば夕方の空いた電車の雰囲気とか、学校祭が終わった後の儚い温度とか、そんな小さいものでも曲に詰め込んでしまいたくなります。心に闇を抱えていないなら、いないなりに。ぶっ飛んでいないなら、いないなりに。いろんな人の思い出を詰め込んでもらえる曲を作って、いろんな人のいろんな瞬間のBGMになりたい、と思うのです。
山崎あおいは人生のBGMになりたい(キメ顔)。
どんなステージが似合うか。
私に似合うステージは、あなたの人生、なのかもしれません。
……冗談は3行で終わりにして。
どんなステージが似合うか。まだまだいろんなステージに立って探って行ければと思いますが、できるだけたくさんの人に届けば、と思っています。
青空の下でも、大きなホールでも。
自分の曲を聴いてくれる人の前で歌うのは、中学生の頃からずっと閉じこもっていた、独りよがりな世界から抜け出した気がして、本当に嬉しいです。
ただ、神のように扱われて、非行少年非行少女の心のオアシス!みたいなのはちょっと違うかな、というのが今回の文章で伝われば幸いです。
連載初回ですが、
どうもテーマを設定しても逸れる傾向のありそうな山崎あおいでした。
text by 山崎あおい
◆ ◆ ◆
そんな山崎あおいから嬉しいニュース!
3rdシングル「夏海」の発売が決定しました。
山崎あおいが等身大の気持ちで綴った、夏ソング。
キュンと胸がつまる、あの頃のキモチ。
今から待ち遠しい、7月10日発売です!
◆BARKS新人アーティスト
◆山崎あおい オフィシャルサイト
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