マユミーヌ、3.11体験を元に絵本作家デビュー

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アフラックのCMソング「アヒルのワルツ」や「まねきねこダックの歌」で知られるマユミーヌが、絵本『キャンディをひとつ』で絵本作家デビューを果たした。

◆マユミーヌ画像

一粒のキャンディが、女の子と共にゾウやカバやおおかみの動物たちを巡って旅をするというハート・ウォーミングなストーリーで、作者のマユミーヌによると、2011年の東日本大震災時に、乗り合わせた地下鉄がトンネル内で停車した時の体験が本作を書くきっかけになったのだとか。

「約50分間閉じ込められた不安な気持ちを落ち着かせてくれたのが、カバンに入っていた一粒のキャンディ。たった一粒のキャンディでも助けられることがある。」という自身の体験から生まれたのが、キャンディを題材にした絵本『キャンディをひとつ』である。

一粒のキャンディが、出て来る動物たちに小さな幸せをもたらし、しっかり旅をして戻って来る。自分がしたことは必ず自分に返ってくるという教訓をテーマに描いたという。

絵は、『アヒルのワルツ(2007)』のPVや、CM『まねきねこダック(2009)』のイラストを手がけたクリエーティブ・ディレクターの畑野憲一が担当。あのCMの優しい世界が、こんどはたくさんの動物の子供たちと一緒に帰ってくる。マユミーヌと畑野憲一がタッグを組んだ絵本『キャンディをひとつ』は5月1日に発売となった。

『キャンディをひとつ』
作:マユミーヌ
絵:畑野憲一
価格:¥1,500(税込) / 40頁
発行:NPO法人地球兄弟プロジェクト

◆マユミーヌ・オフィシャルサイト
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