【連載】Salley うららの「ポテトと恋人」第1回 「ポテトそれぞれに見せてくれる景色が違う」

「ファストフード店に入っても私が頼むのはポテト。ハンバーガーは頼みません。ポテトがあればいいのです。」── うらら（Salley ボーカル）

◆ポテトの食べ比べを前にテンションが上がるSalley（うらら、上口浩平）の画像

BARKSをご覧の皆様、初めまして。
Salleyのボーカル、うららと申します。今月から月に一回、こちらで連載をさせていただくことになりました。皆様にSalleyのこと、うららのこと、そして“うらら流ポテト論”についても、詳しく知っていただけたらと思っています。よろしくお願いします。

ここで「Salley？ 誰やねん！」と思った方も多いと思います。なのでまずは簡単に自己紹介をさせていただきます。

Salleyは5月29日にシングル「赤い靴」でデビューする、男女ユニットです。メンバーは私ボーカル・作詞担当のうららと、ギター・作曲・アレンジ担当の上口浩平のふたり。2011年に出会い結成、2013年5月、遂にデビューします。

デビューシングルの「赤い靴」は、ダンサブルで清涼感のある楽曲の中に、少しダークな歌詞が乗っていて、強く、そして切ない曲になっていますので、ぜひ聴いていただきたいです。フジテレビ系TVアニメ『トリコ』のエンディング主題歌にもなっているので、ぜひチェックしてくださいね。

Salleyの紹介は、今回はこれくらいにして、次はこの連載をしていく私、うららの紹介をしたいと思います。

大阪出身、趣味は漫画・読書・ゲーム・お笑い鑑賞・長湯など。好きな音楽ジャンルはポップス。好きな物はとことん好き、少しオタク気質というか……そんなところがあります。

そして、好きな食べ物は……そう、ポテト！ つまり、じゃがいもです。ああ、やっと本題に入れますね～。

じゃがいもって素晴らしいと思いませんか？ 煮ても、焼いても、揚げても、チンしてもおいしく食べられる。和にも洋にも大活躍、何にでも合っておまけに体にも良い！非の打ちどころがありませんよね。たとえばいわゆるハンバーガー屋さん、ファストフード店に入っても私が頼むのはポテト。ハンバーガーは頼みません。ポテトがあればいいのです。

そんなポテトを愛してやまない私。デビュー曲「赤い靴」がアニメ『トリコ』のエンディング主題歌ということもあり、食について質問して頂くこともしばしば。

ということで、この連載を始めるにあたって大好きな食べ物“ポテト”の「食べ比べ」をしてみました！

用意していただいたのはマクドナルド、ロッテリア、ファーストキッチン、モスバーガー、バーガーキングの5種類。今回はそれぞれの特徴を私なりにまとめてみたいと思います。

「でもポテトなんて脇役でしょ？」なんて言わないで、まずはこれを読んでみてください。

まず、バーガーキング。ここのポテトは一番クセがなく、誰が食べても納得の、いわゆる“安定のポテト！” 王道の味、一口食べるとアメリカの景色が広がります。

そして、マクドナルド。これは皆さんおなじみの味ではないでしょうか。マクドナルドのポテトにしかない、独特の、でもクセになる味！ 夜中にふと、「ああ、マクドナルドのポテトが食べたい……。」と思ったことのある方、多いのではないでしょうか？

次はロッテリア。ポテトがご飯な私にとって、唯一、おやつ感覚で食べられるポテトです。いい意味で軽く、食べやすいポテトですね。また「ふるポテ」もおいしいです、おすすめはバターしょうゆ味！

ファーストキッチン。ここでは必ず「フレーバーポテト」を頼むのですが、今回はそのままいただきました。うん、美味しい！ でもやっぱりフレーバーにしないのはもったいない。だってよく似合うんですよ！ 彼には様々なフレーバーが。いうなれば、“ポテトシーンの洒落者”です。

最後にモスバーガー。いろんなポテトを食べ比べてみての、一番の発見がここにありました！ 最初は他のポテトの味に押されがちだったんですが、ポテトが冷め、また私のおなかがいっぱいになってきたとき……“彼”は本領発揮。中身がしっかりつまってしっとりとしているモスのポテトは、ポテトに飽き始めた私の口になんの嫌味もなくスッっと入ってきたのです。食べ比べて初めて、“彼”のやさしさを知りました。ありがとう、モスバーガーのポテト。

……という感じで、皆様ついてきていただけたでしょうか？（笑）

一口にポテトと言ってもその味は均一ではなく、それぞれに個性があり、それぞれに見せてくれる景色が違うものです。次回からはひとつずつ焦点を当てて、わかりやすく恋人にたとえて解説していきたいと思います。ぜひ次回もSalleyうららの「ポテトと恋人」、読んでくださいね！

そして皆様もぜひ、ポテトをメインに食べにいってみてください！ それではまた来月に。

text by Salley うらら

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「今度デビューする新人ユニット・Salleyのうららは、ポテトが好き。とにかく好き。」

4月のある日、そんな音楽とはまったく関係ない、かつ、極めてどうでもいい（？）情報が編集部に届きました。ただ、せっかくなので、なんとなく各ファーストフード店のポテトを用意して実際にSalleyのふたりに話を聞いてみることに。すると、うららさん、ポテト片手に語る語る。ポテトにまつわる思い出からポテトと非日常感、ポテトと恋人、デートにぴったりのポテト、ポテトを買う作法、ポテトの価格、フライドポテトの美味しい作り方、さらになぜかポテトサラダの話にも飛び火しつつ「玉ねぎは主役は誰かわかってない！」「ねえ、今日誰が主役だってわかってる？」と、玉ねぎさんをdisりだす始末。

「これ、記事になりそうだなぁ。」
「というかこれだけ熱く語れるんだから、本人に書いてもらいましょうか？」
「……ポテト連載しますか。」

担当者も含めて関係者がそんな相談を開始する中、結局、彼女は音楽の話題を一切することなく、隣にいたギターの上口浩平くん、周りで話を訊いていたスタッフたちを完全に置いてきぼりにして、約1時間にわたって熱いポテト論をただひたすらに展開し続けました。

……という経緯もあって、今回の「ポテト連載」が決定したのです。

「こんなポテトを一度にいっぱい食べることないので、すごい幸せです！」

最後までポテトを手放すことなく笑顔だったうららさんの連載、『Salley うららの「ポテトと恋人」』。ポテト片手に読んでいただければ幸いです。

あ、ポテト愛溢れるテキストのインパクトが強過ぎて、みなさんすでにお忘れかもしれませんが、うららさんがボーカルを務めるSalleyは、5月29日にシングル「赤い靴」でデビューします。くれぐれも彼女はポテトコメンテーターではありません。

ポテトに人一倍強い思い入れを持っている、歌手です。

担当編集 ytsuji a.k.a.編集部（つ）


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