ビヨンセ、物議を醸す攻撃的な歌詞

ポスト
ビヨンセの新曲「ボウ・ダウン/アイ・ビーン・オン」がリリースされた。

◆ビヨンセ画像

3月17日(日)、ビヨンセはオフィシャルサイトに沢山のトロフィーが飾られた部屋にいる自身の子どもの頃の写真と共に同曲を発表した。曲中には「みんながまだ小さな女の子だった頃、私の世界の一部になることを夢見てたでしょ。それを忘れちゃダメよ。リスペクトするの。私に向かって頭を下げなさい、このメス犬ども」「ここまで来るのに時間がかかったけど、私は旦那ありきの無脳な妻なんかじゃないってば。勘違いすんじゃないわよ」と過激な歌詞が続く。

曲全体は、ヒット・ボーイがプロデュースを手掛けた「ボウ・ダウン」とティンバランドが参加した「アイ・ビーン・オン」という別々の2曲が融合した構成になっている。2012年までジェイ・Zとの間に生まれた娘ブルー・アイビーちゃんの育児のため音楽業界を離れていたビヨンセだが、今回リリースした新曲の大胆な歌詞を巡ってはファンの間で意見が分かれているようだ。

あるファンは「みなさん、ごめんなさい。ビヨンセが流行を作り出す人間だっていう事実は残念でも何でもなくて、他の人がそうじゃないってことが残念。業界の流れを変える革新的な曲」とTwitterで同曲を称賛しているのに対して、一方ビヨンセの激しい言葉使いに驚いた様子でコメントを投稿しているファンもいる。「よくも大統領の就任式で口パクしておいて、こんなヒドイ、攻撃的な曲をリリースできたね、ビヨンセ?心底ショック」

さらに他のファンからも「ビヨンセがこんなに横柄だったなんて。もしビヨンセが男だったら、この歌詞は全然問題ないと思うけど。ビヨンセはそんな横柄な人じゃないでしょうに」と否定的なコメントも出ている。さらに英BBCのラジオ1のDJスコット・ミルズでさえ、この歌詞に対しては疑問を投げかけて「このビヨンセの曲はジョークかい?」とツイートしている。

ビヨンセは、4月よりワールド・ツアー<ミセス・カーター・ショー>を開始する予定だ。
この記事をポスト

この記事の関連情報