映画『さよなら渓谷』で、真木よう子×椎名林檎タッグ実現
真木よう子が主演を務める映画『さよなら渓谷』のエンディング・テーマ「幸先坂(さいさきざか)」が、歌:真木よう子/作詞・作曲:椎名林檎という、史上初のタッグ作品であることが発表された。
◆真木よう子×椎名林檎画像
6月22日から公開となる映画『さよなら渓谷』は、大森立嗣監督にとって初の女性を主人公にした作品で、真木よう子は7年ぶりの主演作にして、事件の被害者ながら加害者を愛するという難役に挑んだ意欲作だ。同時に作品のエンディングテーマも真木よう子が歌い、彼女のリクエストから椎名林檎が作詞・作曲を担うというコラボレーションが誕生することとなった。
真木よう子がエンディング曲を歌うというアイディアは、映画のエンドロールまで映画の世界感を残したいというプロデューサーの発案だが、「歌うのであれば、ぜひ椎名さんとご一緒したい」というのは、真木よう子自身の希望によるものだ。
◆ ◆ ◆
一足お先に拝見しました
ありがとうございました
一度鑑賞し終わったとき・・
無音のエンドロールをぼんやり眺めていると、真夏の土の匂いのように音楽が沸き上がりました
ずっと昔から渾渾と生まれて来ていたのにずっと見ないフリをして済ませて来ていたかのように
この映画には、一貫して、作為とは無縁の大自然が横たわっていたのです
だからこちらから提供する素材も、決して調理しないよう気を付けました
真木よう子氏も、同じ考えをもって声を出していたのではないでしょうか
はじめからおわりまで、圧巻の名演でした
銘作の完成、本当におめでとうございます
椎名林檎
◆ ◆ ◆
──真木さんと椎名さんの親交について
真木よう子:5~6年位前、とあるきっかけで連絡先を交換し、そこからメールでやり取りする「メル友」のようにになってゆきました。それまでも、椎名さんの楽曲は聞いていたのですが、リリース毎にCDも頂いたりして、今まで以上に椎名さんの世界観に魅了され、頻繁にメールのやりとりをさせていただいていました。ライブにも何度かお邪魔をしてお話させていただく機会はあったのですが、なかなか食事にいったりなどの時間がとれないままでした。今回、「さよなら渓谷」の主題歌を歌ってほしい、とプロデューサーから提案があった時、自分で歌う、ということもあって、歌手ではない私が歌うなら信頼できる方とご一緒したいという思いから、是非椎名さんで、と逆提案させていただき、実現することができました。
──今回エンディングを歌うということについて
真木よう子:「歌う」ということのお話に対しては最初は正直抵抗感がありました。というのも自分でも本当に力を入れた作品で、私だけではなくスタッフやほかの共演者の方々も、みんなが本当にひとつの作品をよくしようと、一丸となった大切な作品だったし、しかも大好きな椎名さんから楽曲提供していただくとても光栄なことだからこそ、最後の最後で歌手でもない私が歌う事のプレッシャーが大きくて、責任感や不安がありました。でも歌うと決めたからには頑張ろう、それだけでした。
──今後の歌手としての活動は?
真木よう子:こんな歌唱力で歌わせていただけるんでしたら。。。
──椎名さんの書かれた詩、曲、そして「幸先坂」というタイトルに対しての印象は?
真木よう子:最初は歌詞が書かれた紙と林檎さんの歌入りのCDをいただきました。昔から椎名さんの曲をたくさん聞いていたので、既存曲の中だったら「落日」という曲があってるんじゃないかなっていうことを思ってたのですが、実際出来上がってきた歌は想像をはるかに超えてきたというか、この作品にぴったりの曲を上げてきてくださったので、椎名さんの才能に改めて驚きました。かなこは、被害者ではあるけれど、この物語は決して不幸な結末ではないと思っているのです。これからの人生を歩んでいくという希望を匂わせたエンディングであると思ってたこともあり、そういうこともしっかりと汲み取って表現してくださった気がしたのです。
──歌ってみての印象は?
真木よう子:お仕事で椎名さんと接するのは初めてです。レコーディングでぶっつけ本番でしたので、とても緊張しました。何より、大好きなアーティストの前で歌うことで緊張感はありましたし。前回ソウルセットさんに参加させていただいた時はお友達同士でゲスト出演という形でしたので、そことは緊張感がちょっと違いました。主人公「かなこ」を演じた責任もありましたし、技術的なことはできないけれど、映画を観終えたお客さんが、まるでかなこが歌っているかのように感じて頂ければ幸いです。
映画『さよなら渓谷』
真木よう子 大西信満 鈴木杏 井浦新 新井浩文 木下ほうか 三浦誠己 薬袋いづみ 池内万作 木野花 鶴田真由 大森南朋
監督:大森立嗣
原作:吉田修一『さよなら渓谷』(新潮文庫刊)
エンディング・テーマ:「幸先坂」
歌:真木よう子
作詞・作曲:椎名林檎
製作プロダクション:S・D・P ステューディオスリー
配給:ファントム・フィルム
(C)2013「さよなら渓谷」製作委員会
6月22日(土)全国ロードショー
◆真木よう子×椎名林檎画像
6月22日から公開となる映画『さよなら渓谷』は、大森立嗣監督にとって初の女性を主人公にした作品で、真木よう子は7年ぶりの主演作にして、事件の被害者ながら加害者を愛するという難役に挑んだ意欲作だ。同時に作品のエンディングテーマも真木よう子が歌い、彼女のリクエストから椎名林檎が作詞・作曲を担うというコラボレーションが誕生することとなった。
真木よう子がエンディング曲を歌うというアイディアは、映画のエンドロールまで映画の世界感を残したいというプロデューサーの発案だが、「歌うのであれば、ぜひ椎名さんとご一緒したい」というのは、真木よう子自身の希望によるものだ。
◆ ◆ ◆
一足お先に拝見しました
ありがとうございました
一度鑑賞し終わったとき・・
無音のエンドロールをぼんやり眺めていると、真夏の土の匂いのように音楽が沸き上がりました
ずっと昔から渾渾と生まれて来ていたのにずっと見ないフリをして済ませて来ていたかのように
この映画には、一貫して、作為とは無縁の大自然が横たわっていたのです
だからこちらから提供する素材も、決して調理しないよう気を付けました
真木よう子氏も、同じ考えをもって声を出していたのではないでしょうか
はじめからおわりまで、圧巻の名演でした
銘作の完成、本当におめでとうございます
椎名林檎
◆ ◆ ◆
──真木さんと椎名さんの親交について
真木よう子:5~6年位前、とあるきっかけで連絡先を交換し、そこからメールでやり取りする「メル友」のようにになってゆきました。それまでも、椎名さんの楽曲は聞いていたのですが、リリース毎にCDも頂いたりして、今まで以上に椎名さんの世界観に魅了され、頻繁にメールのやりとりをさせていただいていました。ライブにも何度かお邪魔をしてお話させていただく機会はあったのですが、なかなか食事にいったりなどの時間がとれないままでした。今回、「さよなら渓谷」の主題歌を歌ってほしい、とプロデューサーから提案があった時、自分で歌う、ということもあって、歌手ではない私が歌うなら信頼できる方とご一緒したいという思いから、是非椎名さんで、と逆提案させていただき、実現することができました。
──今回エンディングを歌うということについて
真木よう子:「歌う」ということのお話に対しては最初は正直抵抗感がありました。というのも自分でも本当に力を入れた作品で、私だけではなくスタッフやほかの共演者の方々も、みんなが本当にひとつの作品をよくしようと、一丸となった大切な作品だったし、しかも大好きな椎名さんから楽曲提供していただくとても光栄なことだからこそ、最後の最後で歌手でもない私が歌う事のプレッシャーが大きくて、責任感や不安がありました。でも歌うと決めたからには頑張ろう、それだけでした。
──今後の歌手としての活動は?
真木よう子:こんな歌唱力で歌わせていただけるんでしたら。。。
──椎名さんの書かれた詩、曲、そして「幸先坂」というタイトルに対しての印象は?
真木よう子:最初は歌詞が書かれた紙と林檎さんの歌入りのCDをいただきました。昔から椎名さんの曲をたくさん聞いていたので、既存曲の中だったら「落日」という曲があってるんじゃないかなっていうことを思ってたのですが、実際出来上がってきた歌は想像をはるかに超えてきたというか、この作品にぴったりの曲を上げてきてくださったので、椎名さんの才能に改めて驚きました。かなこは、被害者ではあるけれど、この物語は決して不幸な結末ではないと思っているのです。これからの人生を歩んでいくという希望を匂わせたエンディングであると思ってたこともあり、そういうこともしっかりと汲み取って表現してくださった気がしたのです。
──歌ってみての印象は?
真木よう子:お仕事で椎名さんと接するのは初めてです。レコーディングでぶっつけ本番でしたので、とても緊張しました。何より、大好きなアーティストの前で歌うことで緊張感はありましたし。前回ソウルセットさんに参加させていただいた時はお友達同士でゲスト出演という形でしたので、そことは緊張感がちょっと違いました。主人公「かなこ」を演じた責任もありましたし、技術的なことはできないけれど、映画を観終えたお客さんが、まるでかなこが歌っているかのように感じて頂ければ幸いです。
映画『さよなら渓谷』
真木よう子 大西信満 鈴木杏 井浦新 新井浩文 木下ほうか 三浦誠己 薬袋いづみ 池内万作 木野花 鶴田真由 大森南朋
監督:大森立嗣
原作:吉田修一『さよなら渓谷』(新潮文庫刊)
エンディング・テーマ:「幸先坂」
歌:真木よう子
作詞・作曲:椎名林檎
製作プロダクション:S・D・P ステューディオスリー
配給:ファントム・フィルム
(C)2013「さよなら渓谷」製作委員会
6月22日(土)全国ロードショー
この記事の関連情報
『第75回NHK紅白歌合戦』出場者発表
加藤ミリヤと椎名林檎がコラボ。「愛楽」明日10/23にリリース
椎名林檎、5年ぶりアルバム『放生会』を5/29リリース+アリーナツアー開催決定
椎名林檎、ドラマ『Destiny』主題歌の「人間として」MVをプレミア公開決定
椎名林檎、石原さとみ主演ドラマ『Destiny』主題歌の歌詞公開+キャンペーン始動
宇多田ヒカル × 椎名林檎、テレビ初共演で「二時間だけのバカンス」初披露
椎名林檎、石原さとみ主演ドラマ『Destiny』に主題歌「人間として」を書き下ろし「私の十八番です」
椎名林檎、デビュー作『無罪モラトリアム』25周年特集に当時を振り返るインタビューも
『第74回NHK紅白歌合戦』曲目が決定