真鍋吉明(the pillows)、オフィシャルサイトで教則動画の公開を開始
また、去る2月3日(日)には『Rutile』の発売記念ライヴが南青山MANDALAで行われた。the pillows とはまた違った、真鍋曰く「ラグジュアリー」な雰囲気の中、sweetboxの「Everything's Gonna Be Alright」に乗って幕を開けた。
今回のパートナーの青柳誠と共に黒いスーツに身を包みステージに現れた真鍋吉明。終止”兄貴”と呼んでいた青柳は「ナニワエキスプレス」のキーボード&テナーサックス奏者として知られ、THE YELLOW MONKEY、LUNA SEAと言ったロック界から、岩崎宏美、谷村新司、吉田拓郎等の歌謡、フォーク界の大御所の方々とも共演している敏腕ミュージシャンだ。
打ち込みベースでありながらも表情豊かで壮大なオーケストレーショントラックに、青柳の奏でる美しいピアノの旋律と繊細なソプラノサックスと、そして真鍋のエモーショナルかつ繊細に歌心感溢れるギターソロが会場内を包んで行く。所々でお互い身振り手振りで曲のアクセントを合わせる場面もありスリリングながら心地よい緊張感が素晴らしい。
アルバムの楽曲を軸に次々と演奏されるなか、FocusやKing Crimson、Charles Aznavourなどルーツになっているバンドの楽曲を挟みながらライヴは進行。
今作はかつてNINE MILES名義でリリースしたレゲエアルバムとは違い、真鍋ワールド炸裂のギターインストゥルメンタルアルバムだ。「ギターの可能性こだわった、今の時代に自身をもって胸をはれるギターアルバムが出来た」と自らが語る通り、the pillowsとは違った真鍋の音楽性が思う存分味わえるライヴだった。
人生初のソロライヴ「見届けてくれて本当にありがとう!」感謝の気持ちに満ちあふれ、最後は手を振りながらバイバイと笑顔でステージを後にした。
なお、プレイリストから新たな音楽を発見する「Musicshelf」では、『私のギタリスト魂をくすぐる曲』と題し真鍋のルーツが紹介されている(http://musicshelf.jp/playlist/1107486)。
【SETLIST】
01:Grace to you
02:Daybreaker
03:All Creation
04:News for you
05:The child of wheat
06:Gemini
07:Sylvia/Focus
08:She/Charles Aznavour
09:In the Court of Crimson King/King Crimson
10:Sweet little deal
11:Gabriel's Oboe/Ennio Morricone
12:Rutile
13:Beautiful Struggle
EC:Where do you go
◆真鍋吉明 オフィシャルサイト