ビヨンセ、女性を応援するグッチの新キャンペーンを発足

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ビヨンセ、サルマ・ハエック、フリーダ・ジャンニーニらが、グッチにて女性を応援する新グローバル・キャンペーン「チャイム・フォー・チェンジ」を発足した。

◆ビヨンセ画像

このキャンペーンは、躍動する女性達の「パワフルなストーリー」を伝えることで世界中の女性をサポートすることを目的に資金調達や啓発活動を今後行っていくという。

「私は常に男女平等を強く説いてきたの。女の子は小さいうちから、自分は強い存在でなりたいものには何にでもなれるってことを教え込まれなきゃいけないわ」「世界中で活躍する女性の統計数を変えられるかは私達にかかっていると思っているの。今回、恐れることなく自分の道を歩み、次世代の若い女性にとって良きお手本となっている女性達とチームを組むことができて光栄だわ」──ビヨンセ

キャンペーン「チャイム・フォー・チェンジ」については、2月28日(木)に世界最高レベルの講演を配信する団体TEDと女性の権利向上を目指すウィメン・ランチョンの共同企画「TED x ウィメン・ランチョン」にてサルマが公式に発表している。会見ではサルマとビヨンセがそれぞれナレーションと音楽を手掛けたキャンペーンを紹介する短編フィルムが上映されており、活躍する女性達のストーリーを紹介する全10編作品集の初めの作品になっているとのことで、サルマは「成長しつつある国際的なムーブメントに、世界中の女性の代表として参加できて誇りに思っているわ」「一緒に力を合わせることで、私達は歴史を塗り替えられるって信じてるの。女性は自分の可能性に気付き、さらなる発展を遂げられるはずよ」と話した。

今回のキャンペーンには先の3人の他、ジュリア・ロバーツ、メリル・ストリープ、ジェイダ・ピンケット・スミス、仏PPRグループの会長兼CEOでサルマの夫であるフランソワ・アンリ・ピノー、ゴードン・ブラウン元英首相と妻のサラ・ブラウン、作家アリアナ・ハフィントンなど各界の著名人も名を連ねている。

グッチはこれまでにも女児に対する教育をサポートするためにユニセフと7年間に渡ってパートナーを組むなど、女性の権利をサポートする運動を行なってきた経緯があり、スポットライティング・ウィメン・ドキュメンタリー・アワードやベネチア国際映画祭でのグッチ・アワード・フォー・ウィメン・イン・シネマなど女性に特化した2つの映画賞も創立している。
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