桑田佳祐「Yin Yang」ミュージックビデオが公開。なぜかピグモンとカネゴンも

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桑田佳祐の最新曲「Yin Yang(イヤン)」のミュージックビデオが公開となった。

フジテレビ系木曜劇場「最高の離婚」の主題歌としても話題沸騰中のこの曲。ドラマのエンディングでは、瑛太、尾野真千子、真木よう子、綾野剛のキャストが、タキシードとイブニングドレス姿で妖艶なダンスを披露しているが、ミュージックビデオの方はまた一味違った雰囲気で、かつ、こちらも豪華な仕上がりとなった。

あたかも70年代に実在していたかのような架空のテレビ局「Yin Yang TV」による架空の音楽番組をイメージして、そこで桑田佳祐が縦横無尽に歌いまくるというコンセプトのミュージックビデオ。番組のリハーサルという設定の場面では、リハーサルゆえに桑田佳祐とバンドメンバー以外にも番組ディレクター、アシスタントディレクター、カメラマン、胡散臭いプロデューサー、掃除のおばちゃん、舞妓さん、そしてなぜかピグモンとカネゴン。さらには、音楽番組というよりも、深夜バラエティ番組を思わせるセクシーなカバーガールも登場するなど、カオティックな雰囲気を醸し出す。

また途中には、桑田佳祐が、ピグモンとカネゴンに囲まれ、ウルトラマンに変身するかのような場面が。しかもマニアックなのが、カレーを食べていたハヤタ隊員が慌ててウルトラマンに変身しようとして、ベータカプセルとスプーンとを間違えるという、スカイドンの回で実際にあった場面を今回パロディ化。桑田はスプーンでなくマイクと間違えている。

こんな場面にも象徴されるように、今回のミュージックビデオは、かつての日本のエンタテインメントに対するオマージュとパロディの要素が随所に散りばめられた作品だ。

もうひとつの見どころは、ドラマ『最高の離婚』のキャスト4人がこのミュージックビデオに登場するというところ。ビデオの後半には、毎週のドラマのエンディングで見覚えのある、赤い幕の前で桑田佳祐が歌うシーンが登場。この幕が開くと、そこには瑛太、尾野真千子、真木よう子、綾野剛の4人が、例の妖艶なダンスを踊っている。そして、謎の覆面レスラーと4人が格闘したり絡んだりするシーンがインサートされる。

なお、ドラマ『最高の離婚』のエンディングで流れている「Yin Yang」ドラマVersionの着うたフル(R)が、主要配信サイトにて配信開始となっている。


◆sas-fan.net
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