【インタビュー】真野恵里菜、マネティとハロー!プロジェクトでの日々を振り返る
── でも、このふたりの今の信頼関係の裏側には、ガキさんがいたという。
真野ちゃん:(新垣さんが)私に言ってくれたから、かなって。でも常に一対一なんで、どう接したらいいか、たまに距離感がわからなくなることもあります。そういえば、一時、ほとんど毎日一緒にいたよね。
マネティ:(頷く)
真野ちゃん:休みの日には一緒に映画行ったりとか。デビューして2、3年は、私がほんとに友達がほとんどいなくて。だから休みの日になっても、ひとりでお家にいたりするから、「映画観に行きたいです。」って連絡して、「じゃあ◯時なら空いてるよ。」って。で、一緒に観に行ったり。買い物についてきてもらったり。
── 休みの日までマネージャーさんと一緒にいるって、なかなかないですよね。
マネティ:そうですね。なんか真野が世間知らずというか、あの、家族としかいないタイプの娘で、それは今後のことを考えるともっと外の世界を知るべきだなってのが私の中にあったので。あと、自分の思っていることも言わないような娘だったから……挑発してることはよくありましたね。「この娘、どこまで言ったら言い返してくるんだろう?」っていうのは、やりましたね。
真野ちゃん:あはは。
マネティ:人間ぽくないというか。
真野ちゃん:最初、怒ることをしなかったですもんね、私。
マネティ:うん。私は「ただのいい娘なんてこの世にいない」って思ってるくらいだから(笑)。そんな何言われても「はいはい」って言ってる娘なんていないし、そういう娘ってタレントに向いてないって思ってたんで。
真野ちゃん:最初は、怒るってことを知らなかったんです。お兄ちゃんと喧嘩しても、常にいじめられて泣かされてたし、中学の部活でも怒る子ってほかにいて、私はどっちかっていうと、怒られた子を「練習すれば大丈夫だから。」って慰める担当……だったんで。家族になら言えても、友達とか後輩に怒るってことができなかったんです。我慢しているつもりはなかったけど、でも、「言っちゃいけないんだ」っていうか。
マネティ:その辺の壁がすごい厚かったんです。
真野ちゃん:頑なでしたね(笑)。
マネティ:「そんなわけないでしょ。」って気持ちもあったし、お芝居もやらせたかったんで、それなら感情の起伏は激しいほうがいいっていうのは、デビュー当時から思っていて。……周りの人たちからは、こう、「真野にあんなふうに言われていいの?」みたいなことを言われたこともありましたけど、「それで迷惑かけてないですよね?」って気持ちでいたし、「考えてやってることだから」っていうのは自分の中であったので、気にしてなかったですね。
真野ちゃん:(何かを思い出したかのように)ふふっ。最初の頃、なんて言ったらいいかわかんなくて、ただ泣きながらティッシュちぎっていたことがよくありました(笑)。すごい溜まっているものがあったんですけど、上手く言葉にできなくて。
マネティ:毎日泣いてる時期があって。
真野ちゃん:ね。デビューした年の夏くらいかな。
マネティ:夜、毎日、会社で話し合ったりとか。
真野ちゃん:帰る途中で泣いちゃったり。送ってもらっている途中で泣きだしちゃって、そしたら「会社行く?」って。
マネティ:慰めても手を振り払われたりとか。
真野ちゃん:「んーっ!」って。あはははは。で、「ティッシュください。」って言って(笑)
── 今からは全然考えられないですね。
真野ちゃん:考えられないです。
マネティ:でもなんか、それくらいというか……(別件の取材を受けている藤本美貴のほうに目をやる)自分の意見がはっきりしている方とこれまでずっと一緒にいたので(笑)。
── (笑)
マネティ:だから慣れてますし。ドンと来いじゃないですけど……「“そこ”は超えないだろう」っていうのが、自分の中であったので、自信を持ってました(爆笑)。
真野ちゃん:(ずっと声を殺して笑っている)
── えっと、これどうやって記事にすればいいんだろ?
真野ちゃん:確かに(笑)。
── でもそんなふうに真野ちゃんにとっては辛くあたっていたのも、結局は、真野恵里菜の才能を開花させるために必要だった。マネティの教育の一環だった。
マネティ:そうですね……でも、「そんなこと気にするんだ。」ってのも、正直……その、「なんでバックにエッグが踊るんだ。」っていうのも、「え、そんなこと気にするの?」って感じだったんです。不思議でした。
真野ちゃん:あの頃、余裕がなかったんです。(エッグの)みんなのほうが先輩だし、ダンス上手いし、自分より目立っちゃうんだろうな、っていう、ネガティブな感じで。
マネティ:「何がそんなに辛いんだろう?」って、わかってあげられなかったですね。
真野ちゃん:“持っていかれちゃう”って思ってました。
真野ちゃん:(新垣さんが)私に言ってくれたから、かなって。でも常に一対一なんで、どう接したらいいか、たまに距離感がわからなくなることもあります。そういえば、一時、ほとんど毎日一緒にいたよね。
マネティ:(頷く)
真野ちゃん:休みの日には一緒に映画行ったりとか。デビューして2、3年は、私がほんとに友達がほとんどいなくて。だから休みの日になっても、ひとりでお家にいたりするから、「映画観に行きたいです。」って連絡して、「じゃあ◯時なら空いてるよ。」って。で、一緒に観に行ったり。買い物についてきてもらったり。
── 休みの日までマネージャーさんと一緒にいるって、なかなかないですよね。
マネティ:そうですね。なんか真野が世間知らずというか、あの、家族としかいないタイプの娘で、それは今後のことを考えるともっと外の世界を知るべきだなってのが私の中にあったので。あと、自分の思っていることも言わないような娘だったから……挑発してることはよくありましたね。「この娘、どこまで言ったら言い返してくるんだろう?」っていうのは、やりましたね。
真野ちゃん:あはは。
マネティ:人間ぽくないというか。
真野ちゃん:最初、怒ることをしなかったですもんね、私。
マネティ:うん。私は「ただのいい娘なんてこの世にいない」って思ってるくらいだから(笑)。そんな何言われても「はいはい」って言ってる娘なんていないし、そういう娘ってタレントに向いてないって思ってたんで。
真野ちゃん:最初は、怒るってことを知らなかったんです。お兄ちゃんと喧嘩しても、常にいじめられて泣かされてたし、中学の部活でも怒る子ってほかにいて、私はどっちかっていうと、怒られた子を「練習すれば大丈夫だから。」って慰める担当……だったんで。家族になら言えても、友達とか後輩に怒るってことができなかったんです。我慢しているつもりはなかったけど、でも、「言っちゃいけないんだ」っていうか。
マネティ:その辺の壁がすごい厚かったんです。
真野ちゃん:頑なでしたね(笑)。
マネティ:「そんなわけないでしょ。」って気持ちもあったし、お芝居もやらせたかったんで、それなら感情の起伏は激しいほうがいいっていうのは、デビュー当時から思っていて。……周りの人たちからは、こう、「真野にあんなふうに言われていいの?」みたいなことを言われたこともありましたけど、「それで迷惑かけてないですよね?」って気持ちでいたし、「考えてやってることだから」っていうのは自分の中であったので、気にしてなかったですね。
真野ちゃん:(何かを思い出したかのように)ふふっ。最初の頃、なんて言ったらいいかわかんなくて、ただ泣きながらティッシュちぎっていたことがよくありました(笑)。すごい溜まっているものがあったんですけど、上手く言葉にできなくて。
マネティ:毎日泣いてる時期があって。
真野ちゃん:ね。デビューした年の夏くらいかな。
マネティ:夜、毎日、会社で話し合ったりとか。
真野ちゃん:帰る途中で泣いちゃったり。送ってもらっている途中で泣きだしちゃって、そしたら「会社行く?」って。
マネティ:慰めても手を振り払われたりとか。
真野ちゃん:「んーっ!」って。あはははは。で、「ティッシュください。」って言って(笑)
── 今からは全然考えられないですね。
真野ちゃん:考えられないです。
マネティ:でもなんか、それくらいというか……(別件の取材を受けている藤本美貴のほうに目をやる)自分の意見がはっきりしている方とこれまでずっと一緒にいたので(笑)。
── (笑)
マネティ:だから慣れてますし。ドンと来いじゃないですけど……「“そこ”は超えないだろう」っていうのが、自分の中であったので、自信を持ってました(爆笑)。
真野ちゃん:(ずっと声を殺して笑っている)
── えっと、これどうやって記事にすればいいんだろ?
真野ちゃん:確かに(笑)。
── でもそんなふうに真野ちゃんにとっては辛くあたっていたのも、結局は、真野恵里菜の才能を開花させるために必要だった。マネティの教育の一環だった。
マネティ:そうですね……でも、「そんなこと気にするんだ。」ってのも、正直……その、「なんでバックにエッグが踊るんだ。」っていうのも、「え、そんなこと気にするの?」って感じだったんです。不思議でした。
真野ちゃん:あの頃、余裕がなかったんです。(エッグの)みんなのほうが先輩だし、ダンス上手いし、自分より目立っちゃうんだろうな、っていう、ネガティブな感じで。
マネティ:「何がそんなに辛いんだろう?」って、わかってあげられなかったですね。
真野ちゃん:“持っていかれちゃう”って思ってました。
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