アンドリュース・シスターズの三女パティ・アンドリュース、94歳で他界

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パティ・アンドリュースが94歳で亡くなった。ラヴァーンとマクシーンの姉2人と結成したアンドリュース・シスターズで人気を博したパティだったが、ロサンゼルス郊外ノースリッジにある自宅で1月30日(水)に息を引き取った。

◆アンドリュース・シスターズ画像

アンドリュース・シスターズは、1920年代から1967年にかけて8000万枚以上ものレコード売上げを記録し、特に第二次世界大戦中には米軍を慰安訪問して「ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ」「ラム・アンド・コカコーラ」などを披露し高い人気を誇った。ヒット曲「ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ」は後にベット・ミドラーがカバーしている。

長女ラヴァーンは癌で1年間の闘病生活を送った末1967年に亡くなっており、ラヴァーンの死後パティと仲違いしていた次女マクシーンは1995年に心臓発作でこの世を去っている。

音楽界だけでなく、ブロードウェイ、映画界における長年に渡る活躍が認めれ、1987年10月1日にハリウッドの殿堂入りを果たしたアンドリュース・シスターズだったが、当時カリフォルニアで起こった地震のために授賞式が中止になりかけた際、パティは「今朝の地震はラヴァーンが起こしたものじゃないかって言う人がいたのよ。出席できないから妬んだんじゃないかってね。マクシーンと電話でそう話したのよ」と冗談交じりに話していた。
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