アーロン・ネヴィル、ニューアルバムはキース・リチャーズ全面参加&プロデュース

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アーロン・ネヴィルのBlue Note移籍第1弾となるアルバム『マイ・トゥルー・ストーリー』が1月30日にリリースとなった。トピックスのひとつはキース・リチャーズのアルバム参加だ。

◆『マイ・トゥルー・ストーリー』レコーディングセッション映像

アルバム『マイ・トゥルー・ストーリー』のプロデュースを務めていた現Blue Noteの社長でもあるドン・ウォズが、「ドゥ・ワップのアルバムを作りたい」というアーロン・ネヴィルの希望に対し、「それなら最もふさわしい人を連れてくるよ」としてスタジオに連れてきたのがキース・リチャーズだったというわけだ。キース自身、アーロンをリスペクトしており、自分が小さかった頃によく聞いていたドゥ・ワップ音楽でもあったことから、迷うことなく承諾し、この夢の共演の実現となったものだ。結果、プロデューサーとして表記されているのは、キース・リチャーズ&ドン・ウォズである。

キース以外の参加メンバーも注目だ。ギターにはグレッグ・リース(ベック、シェリル・クロウ、ボブ・ディラン、ライアン・アダムス)、オルガンにはトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのオリジナル・メンバーであるベンモント・テンチ、ドラムにはジョージ・G.リセリ(ボブ・ディラン、ジェームス・ブラウン)、そしてベースはトニー・シェア(ビル・フリゼール、ノラ・ジョーンズ、ルーファス・ウェインライト)という名を連ねる。キースはこのメンバーでアルバムを作ったことについて「まさにドリーム・セッションだったよ。バンドの息はぴったりだったし、アーロンの歌はまるで天使みたいだった。名誉なことだよ!」「俺にとって一番上手くいったセッションなんだ。楽しかったし一生忘れない」と興奮気味に語っている。

アルバムの選曲はアーロン自身が行なっているが、どの曲も幼少の頃から彼が愛着を持ち続けた曲とのことで、「子供の頃、ドゥ・ワップは俺にとってどんな病気も治す薬だった」と話している。

アーロン・ネヴィル『マイ・トゥルー・ストーリー』
2013年1月30日発売
TOCP-71478 2,500円(税込)

◆アーロン・ネヴィル・オフィシャルサイト
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