【ライブレポート】<LIVE SUPERNOVA vol.79>、和紗、泉沙世子、ジャンクフジヤマが好演

ポスト

▲和紗
▲泉 沙世子
▲ジャンクフジヤマ
J-WAVE 81.3FMの番組「TOKYO REAL-EYES」がプロデュースする<LIVE SUPERNOVA vol.79>が、1月16日(水)SHIBUYA O-nestで開催された。新しい音楽=SUPERNOVA(超新星)との出会いをテーマに毎月実施されているイベントだが、今回の出演は泉沙世子、和紗、ジャンクフジヤマという、気鋭の3組だ。

◆<LIVE SUPERNOVA vol.79>画像

1月16日渋谷O-nestにて、J-WAVE TOKYO REAL-EYESの番組主催無料招待ライブイベント<LIVE SUPERNOVA>が行われた。ほぼ毎月行われているライブイベントだが、2013年最初の開催となった今回は、和紗、泉沙世子、ジャンクフジヤマというフレッシュなシンガーソングライターが集結した。

会場のオープンから番組ナビゲーターの藤田琢己がDJを務め、最初のアーティスト、和紗を紹介する。登場から1曲目を歌い始めた瞬間、会場の緊張感が増したのを感じた。ステージで歌う彼女に全員が注目し、それを返すかのように全体を包み、かつ伸びて広がるような瑞々しい歌声が印象的だった。しゃべり始めると一転、京都弁の柔らかい物腰とお客さんとのやり取りで笑いが起きるなど、愛されるキャラクターぶりを発揮していた。

転換のDJから続いてのアーティストを呼び込み、登場したのは泉沙世子。本人ものちに緊張したと語っていたが、お客さんはむしろ迫力ある歌声に圧倒されているように感じた。アッパーでファンキーな曲では更にその迫ってくるようなパワーと声で会場を魅了していた。恒例のプレゼントタイムでは出演者全員のサイン入りオリジナルTシャツのプレゼントもあり、盛り上がりを見せた。

最後に登場したのはジャンクフジヤマ。スーツ姿といういでたちで、サポートピアノと二人編成でパフォーマンスをスタート。軽快なアコースティックギターのカッティングと、一気に伸びるハイトーンのボーカルが会場のテンションを上げ、盛り上がりも最高潮へ。「落語が好き。持ち時間を越すほど喋ってしまう」と本人が言うとおり、笑の渦に巻き込みながら一気にラストへ。終わったあとの会場のざわめきがパフォーマンスのインパクトを象徴していたように思う。

今回は、バンドの演奏ではない分、楽器の音の強さではなく、歌声一つで世界観を作る3人が、しっかりとその個性を強く印象づけていて、実力者ぞろいの回となった感がある。これからの活躍をさらに楽しみにしたい。

Text by J-WAVEナビゲーター藤田琢己

<J-WAVE TOKYO REAL-EYES “LIVE SUPERNOVA Vol.79”>
2012年12月19日(水)@SHIBUYA O-nest
出演:泉沙世子、和紗、ジャンクフジヤマ
MC:藤田琢己(J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」ナビゲーター)
主催:J-WAVE
和紗
1.Stand Up For Love
2.最後の花火
3.アイタクテ
4.紙ヒコーキ
5.覚えてますか
泉沙世子
1.カス
2.スクランブル
3.アイリス
4.飛行機雲
5.センチメンタル5時
6.境界線
ジャンク フジヤマ
1.秘密
2.Morning Kiss
3.曖昧な二人
4.シェダル
5.あの空の向こうがわへ

◆和紗オフィシャルサイト
◆泉 沙世子オフィシャルサイト
◆ジャンクフジヤマ・オフィシャルサイト
◆J-WAVE「TOKYO REAL-EYES」オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報