BBC EARTH制作の極地の映像×フルオーケストラ、ナビゲーターは伊勢谷友介。<フローズンプラネットinコンサート>
1月13日、NHKホールにて<フローズンプラネットinコンサート>が開催された。
◆伊勢谷友介、<フローズンプラネットinコンサート> 画像、伊勢谷友介とジョージ・フェントンのコメント
<フローズンプラネットinコンサート>は、BBC EARTHが4年かけて制作した南極と北極の映像『フローズンプラネット』を、フルオーケストラの生演奏とともに堪能できるコンサート。指揮は、『ブループラネット』『プラネットアース』そして『フローズンプラネット』と、プラネット三部作の作曲を手がけたジョージ・フェントン。演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。1月12日には大阪で開催され(大阪公演は大阪プラネットオーケストラ)、東京公演は13日と14日2日間にわたって開催。また同公演では、ライブナビゲータの伊勢谷友介が知られざる極地のストーリーを朗読で届ける。
1月13日の東京公演1日目。前半は「北極」の映像と楽曲を演奏。休憩後には、伊勢谷友介が代表を務めるリバースプロジェクトが本公演に向けて制作した『BBC×リバースプロジェクト』の映像が映し出された。後半は「南極」の映像と音楽を前半同様、フルオーケストラでお届け。さらに最後にアンコールに応えて「アデリーペンギン」の映像と楽曲を演奏し、コンサートは幕を下ろした。
終演後、すごく緊張したという伊勢谷友介は、「『フローズンプラネット』含め、これまでBBCアースが重ねてきた3部作の作品は、いまのこの時間にしか撮れない地球の状態だと思います。それがこうやって、文化的な極地ともいえるオーケストラと、大自然の極地の映像をコラボで見せるというのは、非常に意味のあるものだと感じ、今回参加できてとても嬉しく思っています。」と、コメント。
また作曲者で指揮のジョージ・フェントンは、伊勢谷の印象を「本当にすばらしいグレートな方でした。伊勢谷さんもいろいろ映画関係の仕事をしているので、映像をきちんと理解されていると思います。彼は話しているときに、何を伝えているか、何を説明しているか、知識をもって理解して伝えているのがわかります。彼はとてもいい俳優ですし、彼にとても感謝しています。」と絶賛していた。
■ 演奏曲
前半
1・曲:OVERTURE / 映像:オーバーチュア
2・曲:THE POLAR BEAR STORY / 映像:ホッキョクグマの物語
3・曲:THE MELT / 映像:巨大氷山の誕生
4・曲:OPEN WATER / 映像:夏の海
5・曲:MILE AFTER MILE / 映像:オオカミ対バイソン
6・曲:ANTARCTICA! / 映像:南極!
~BBC×リバースプロジェクトの映像~
後半
7・曲:LIVING ICE / 氷の世界
8・曲:THE ADELIES / アデリーペンギン
9・曲:A BRIEF ENCOUNTER / 映像:ペンギンとアザラシ
10・曲:MAIDEN FLIGHT / 初飛行
11・曲:THE ULTIMATE SURVIVORS / 皇帝ペンギン
12・曲:THE WAVE / 映像:波~シャチの狩り
13・曲:THE SPIRIT OF ANTARCTICA / 映像:南極探検
◆ライブレポチャンネル
◆『フローズン・プラネット』公式ホームページ