演奏をツィートするiPhoneアプリ「JamForMe」が各種クラウドサービスと連携、多機能、容量無制限の音声メモとしても利用可能に

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ソフィックスは、新しいタイプの演奏フレーズ共有iPhone/iPad互換アプリ「JamForMe(ジャムフォーミー)」のメジャーバージョンアップ版(ver.2.0)をリリースした。

「JamForMe」は、自分が演奏した音楽ファイルを録音し、SNS(ソーシャルネットワーク)機能を使って共有すること、既存のファイルに重ねて演奏を楽しむジャムセッションが可能な、新しいタイプの演奏フレーズ共有iPhone/iPad互換アプリ。メジャーバージョンアップとなるver.2.0は、各種クラウド・ストレージサービスと連携した新機能を追加しての登場となった。

楽器を演奏する者にとって日々の積み重ねでありながら、ともすると孤独になりがちな楽器練習に、仲間とのコミュニケーション、ジャムセッションの要素を追加したのが「JamForMe」。iPhone一つあれば、いつでも、どこでも簡単に行うことができるようにすることで、毎日の練習を飛躍的に楽しいものにし、自らのプレイの可能性、幅を広げることができる。さらにSNS機能を使ってユーザー間でコミュニケーションを広げることもできる、まったく新しいタイプの音楽SNSアプリだ。今回のアップデートにより、楽器演奏者にとって、本格的な録音機能を持つポータブルレコーダーとしてだけではなく、楽器を演奏しない人にとっても、多機能、容量無制限、無料のクラウドボイスレコーダーとしても便利に活用できるようになった。

アップデートされた機能の1つめは、個人練習やアイディアの録音など、音源の非公開が選択可能になった点。これまで「JamForMe」で録音した音源はパブリックタイムラインへの公開が前提となっていたが、今回のバージョンアップでは、音源の非公開を選択することが可能になった。たとえば、練習音源を自分だけでチェックしたいとき、ちょっと頭に浮かんだフレーズをメモ代わりに録音しておきたいときなど、非公開を選択することで、録音した音源はパブリックタイムラインに公開されることなく、保存しておくことが可能。また、この機能追加によって、「JamForMe」を日常的なポータブル・ボイスメモの用途にも気軽に活用することが可能となっている。

DropboxやEvernote、SoundCloudなど各種クラウド・ストレージに保存可能になったのもうれしい機能アップ。これまでの「JamForMe」では、録音した音源は「JamForMe」のパブリックタイムライン上、もしくはTwitterのタイムライン上でのみ共有することが可能だった。今回のアップデートでは、非公開が選択できるようになったこともあり、タイムライン上の共有に加え、ソーシャルミュージックストレージサービスとして多くの利用者を持つ「SoundCloud」をはじめ、「Dropbox」、「Evernote」といったクラウド・ストレージと連携し、投稿・保存することが可能になった。無料のアプリである「JamForMe」を使って、各種クラウド・ストレージに保存できるようになったことで、無料使い放題のクラウド・ボイスレコーダーとして、これまで以上に便利に活用できるというわけだ(クラウド・ストレージ利用時は各クラウド・ストレージの制限、課金体系に準じる)。

そして、「Tumblr」、「foursquare」といったSNSへの投稿に加え、ダイレクトにメール転送も可能になったのも見逃せない。従来より気に入った演奏を「Twitter」や「facebook」といった他のSNSへ共有可能だったが、今回のバージョンアップで「Tumblr」、「foursquare」、「Weibo」へのも投稿も可能になった。さらに、SNSを介さず、友人などに直接転送し、聴かせるといったニーズに応え、録音した音源をメールにて送信する機能も追加。これにより、個々のユーザーが現在利用しているSNSアプリ、iPhone内に構築しているユーザーのネットワークを生かしながら、「JamForMe」の音声を扱うサービスの“中核”として利用することができるようになっている。

<動作条件>
iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone5、iPod touch(第3世代)、iPod touch(第4世代)に対応。iPad互換。iOS 5.1以降が必要。iOS6に最適化済み

◆JamForMe 2.0
価格:無料
発売日:2012年11月12日

◆JamForMe 詳細ページ
◆ソフィックス
◆公式ビデオ
◆BARKS 楽器チャンネル

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