SCANDAL、初マレーシア単独公演大盛況

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SCANDALが12月1日(土)、自身初のマレーシアでのワンマンライブを開催した。

◆SCANDAL 画像

今回のマレーシア公演は、彼女たちが人気アニメのオープニングテーマを担当したことがきっかけで実現。マレーシアの隣国のシンガポールで人気が高まり、昨年(2011年)2日間のワンマンライブを実施し、2011年9月度のシンガポールHMV J-POP/K-POPチャートで1位になるなどの活躍が飛び火し、また、現在放送されているWindows 8 のTV CMがマレーシアでも放送されていることから、熱烈なラブコールに応える形で実現したそうだ。

会場は、1600人収容のKL LIVE CENTRE, KUALA LUMPURというライブハウス。同会場では過去に、Loudness、Sum 41、Fatboy Slimといったそうそうたるアーティストたちがライブを実施してきた。

SCANDALのメンバーは、11月29日(木)にマレーシア入りし、空港では彼女たちの到着を待ちわびていたファンから熱烈な歓迎を受けた。翌日の11月30日(金)には、現地メディアを呼び込んでの記者会見やファンミーティングも実施された。

そして迎えた12月1日(土)、ワンマンライブ当日。

会場には、SCANDALの登場を待ちわびるファン約100人が開演8時間前から列を作り、開場と同時にフロアになだれこむ。開演定刻の20時半になり、1曲目には9月に発売された最新アルバム『Queens are trumps-切り札はクイーン-』の中から「Rock'n Roll」を演奏すると、会場の1600人は大熱狂。観客全員で熱唱するほど、アルバム楽曲もしっかりと聴き込んでいるのが分かる。

3曲連続で披露した後のMCでは、VoのHARUNAが「Are you ready for SCANDAL !?」と、会場を盛り上げた。

メンバーそれぞれがマレーシアのファンに向けて「テレマカシー」(※現地マレー語で「ありがとう」の意味)と言うたびに会場は大興奮。

「もう一回!!」という会場からの日本語でのアンコール後では、マレーシアでも放送されているWindows 8 TVCMソングの「サティスファクション」を演奏し、この日一番の盛り上がりを見せ、約1時間半のSCANDALマレーシアワンマンライブは幕を閉じた。

SCANDALはこの後、2013年3月にインドネシア、シンガポール、タイ、3カ国を巡るアジアツアーを開催する。

また、この週末12月9日(日)には渋谷AXにて、SCANDALのコピーバンド/ヴォーカリストコンテストの決勝戦が行われる。

第3回目となるコピーバンド/ヴォーカリストコンテストは、510組の応募があり、「ヴォーカルは女子限定」「バンドの応募はメンバーに1人は中高生がいる事(ヴォーカリスト応募は中高生限定)」という、条件のあるコンテストとしては異例の応募数となった。(応募者:510組 2次審査:51組参加 決勝:11組参加)

そんな彼女たちに憧れ、応募期間の夏休み中(6月1日(金)募集開始~8月31日(金)当日消印有効)に必死に練習し、1次審査と2次審査を通過し、いよいよ決勝戦を迎える応募者たちの中からSCANDALに続く次世代ガールズバンドが誕生するかもしれない。

毎年、決勝戦は歓喜と悔し涙で幕を閉じるこのコンテスト。当日は、SCANDALも特別審査員として参加し、スペシャルライブを披露することになっている。

<第三回SCANDAL コピーバンド/ヴォーカリストコンテスト・ファイナル>
12月9日(日)渋谷AX
START 15:00~
コンテストHP:http://www.teena.ne.jp/contests/scandal_copyband/2012_finalist.html

<大阪城ホールワンマンライブ>
2013年3月3日(日)大阪城ホール
(問)サウンドクリエーター(06-6357-4400)

◆SCANDAL オフィシャル・サイト
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