ザ・ビートルズ、“ポップ史上最大の失敗”とよばれるテープがオークションに

ポスト
レコード会社DECCAが却下したザ・ビートルズのオーディション・テープがオークションにかけられることになった。これは1962年元旦にロンドンのDECCAのスタジオで録音されたもの。ザ・ビートルズと契約しなかったことで、このオーディションは“ポップ史上最大の失敗”といわれている。

◆オーディション・テープ画像

ロイター通信によると、ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、ジョージ・ハリソン、ピート・ベストの4人はこのセッションで15曲をパフォーマンス。12インチのテープにはそのうちの10曲が収録されているという。これまでに海賊盤が出回ったことはあるが、マスターに近いクオリティーの音源がオークションに出るのは希少だそう。

「Like Dreamers Do」「Money」「Take Good Care Of My Baby」「Three Cool Cats」「Sure To Fall」「Love Of The Loved」「Memphis」「Cryin' Waitin' Hoping」「Til There Was You」「Serchin'」の10曲が収録されている。

DECCAはザ・ビートルズを落とし、同じ日にオーディションをしたBrian Poole & The Tremeloesと契約した。

テープは11月27日、The Fame Bureauが開くオークションに出品される。1万8,000~2万ポンド(約235万~260万円)の値が予想されている。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報