レ・フレール、10年分のライヴから選りすぐった『ベスト・オブ・ライヴ』

ポスト
斎藤守也(さいとうもりや・兄)と斎藤圭土(さいとうけいと・弟)の兄弟によるピアノデュオ、レ・フレールが、11月21日に初のベスト盤『ベスト・オブ・ライヴ』をリリースした。

◆レ・フレール画像

2002年9月3日、出身地である横須賀のライブハウスにおいて「レ・フレール(フランス語で「兄弟」の意)」として活動を開始した彼らは、その斬新かつ繊細なプレイスタイル、交響曲や器楽セッションを想起させるオリジナル楽曲、そしてライブパフォーマンスにより、瞬く間に日本全国で「ピアノ革命」と話題となった。2006年にリリースしたメジャーデビュー作『ピアノ・ブレイカー』はオリコン・アルバム・ウィークリー・チャートにおいてピアニストデビュー作歴代最高位を塗り替え、史上初のTOP20入りを果たし、さらにゴールドディスクを獲得することになる。

ジャンルを問わず、あらゆる年齢層を惹き付け聴く人の魂を揺さぶる熱いオリジナルサウンドは着実に評価を高め、フランス・ベルギー・韓国でもメジャーデビュー(Universal Music)を果たし、ヨーロッパ各国・韓国・オーストラリアの主要都市などでツアーを開催、ピアノ一台で世界各国の聴衆を熱狂の渦に巻き込んでいる状況だ。

初のベスト盤『ベスト・オブ・ライヴ』は、2012年9月3日に結成10周年を迎えたことを記念してリリースされたものだ。デビュー以降行ってきたライヴツアーから、ライヴならではの選りすぐりのテイクを集めたもので、全てCD化が初音源となり、CD未発表曲3曲収録、二人の躍動感、会場の熱気伝わる、これぞライヴといえる1枚となっている。ライヴ・アーティストとして定評のあるレ・フレールならではの作品だ。

「おかげ様で僕達レ・フレールは今年で結成10周年をむかえました。新たなスタート地点に立った気持ちで、これからも頑張ります。よろしくお願い致します。結成10周年を記念して念願のライブCDをリリースしました。ライブ会場にいるかのような臨場感を楽しめる一枚です。一家に一枚“ベスト・オブ・ライヴ”よろしくお願い致します。」──斎藤守也

「10年間、色々な方にお会いし、そして、その方々に支えられて来ました。10周年を迎え、感謝の気持ちでいっぱいです。僕らは10年間、コンサートを中心に活動してきました。10周年を迎え、“ベスト・オブ・ライヴ”をリリースできるのを本当に嬉しく思います。僕らのコンサート活動の集大成ともいえるアルバムですので、多くの方に聴いていただきたいと思ってます。」──斎藤圭土

多くのピアニストとのセッションや、オーケストラやソロアーティストとの融合を通し連弾を追求している彼らだが、2012年末にはニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルとの共演による全国10会場にてツアーが開催となる。同時に、結成時から続けている保育園や幼稚園での演奏活動や、災害復興を機にプロジェクト化した「こどもたちへの音楽支援活動」を全国各地で行うなど、次世代のこどもたちへの芸術文化発展にも大きな力を注ぎ、レ・フレールのサウンドを世界に向けて発信し続けている。最近では0歳から楽しめる音楽コンサートの開催も話題だ。

『ベスト・オブ・ライヴ』
2012年11月21日発売
限定盤SHM-CD+DVD:UCCY-9016 3,500円(税込)
通常盤CD:UCCY-1027 3,000円(税込)
1.ウーシー・ブギ
2.ジョーカー
3.フォー・キッズ
4.踊り子 *
5.サムライ・ファンキー
6.ハッピー・ライフ
7.サルタンボンク *
8.マスカラード ~完璧なお城変奏曲より~
9.フォロー・ミー
10.クラブ イクスピアリ(ディスニー・メドレー)
11.プレスト
12.フラワー・ダンス
13.オニヴァ!(行こう)
14.バイ・バイ・ブギ *
15.ブギー・バック・トゥ・ヨコスカ
限定盤ボーナスDVD(収録時間11分)
10th Anniversary Special Live “Le Chemin in YOKOSUKA”より
・10th Anniversary Boogie ~インタビュー
・Boogie Back to YOKOSUKA
LIVE at:
Tokyo International Forum(M1,2,10,12,14)
Yokosuka Arts Theatre (M5,11,15)
Kitakami Sakura Hall (M4,6,7)
Bunkamura Orchard Hall(M3,9,13)
Philharmonie, Luxembourg(M8)

<レ・フレール結成10周年記念スペシャルコンサート レ・フレール管弦楽団 meets ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル>
出演:レ・フレール(ピアノデュオ)/高原守(指揮・音楽監督)/ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル
12月5日(水)愛知名古屋 愛知県芸術劇場 コンサートホール
12月7日(金)石川金沢 北國新聞赤羽ホール
12月11日(火)北海道札幌 札幌コンサートホールKitara 大ホール
12月12日(水)岩手盛岡 盛岡市民文化ホール 大ホール
12月14日(金)東京渋谷 Bunkamuraオーチャードホール
12月16日(日)長野松本 まつもと市民芸術館 主ホール
12月18日(火)新潟新潟 新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ・コンサートホール
12月21日(金)岡山岡山 岡山市民会館 大ホール
12月23日(日)大阪梅田 梅田芸術劇場 メインホール
12月24日(月・祝)福岡福岡 福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)

◆レ・フレール・オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報