ポール・マッカートニー、所有するクラシック・カーをオークションに出品

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ポール・マッカートニーが、所有するクラシック・カー、1964年製アストンマーチンDB5をオークションに出品した。今回の出品は、ロンドンのバターシー・パークで10月31日(水)に行われたオークションの93台のクラシック・カーのうちのひとつで、30万ポンド(約3800万円)から38万ポンド(約4900万円)で売り出されると想定されていた。同車は1964年公開のザ・ビートルズの映画作品『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』を撮影した直後に、ポールがアストンマーチン社に直接オーダーし、同年のワールドツアーの前に納車されたものだ。

◆ポール・マッカートニー画像

同オークションの共同運営者ピーター・ウォールマン氏は「この1964年製アストンマーチンDB5は、あのジェームズ・ボンドも劇中で乗っていた、世界で最もアイコニックな車のひとつです。そして今回このオークションに登場するのは、同じく1960年代で最も人気を博したバンドであるザ・ビートルズに関する一品なんですよ」「私たちはスティーブ・マックイーンが所有していた車をいくつか出品したこともあり、その時は元値の8倍、9倍、10倍で取引されました」「今回のオークションで起こることは敢えて予想しませんが、もしビートルズの記念品コレクター達がポールのアストンマーチンを狙っているのならば、とんでもない競争率になるでしょうね」と語っている。

ポールが25歳だった1967年のタイム誌の記事では、ポールは「映画オタクの独身男」と称されており、ロンドンの景観とクールな青のアストンマーチンDB5で市街をドライブするのが好きだと掲載されている。

そんなポールの1964年製アストンマーチンDB5は、シートがオリジナルの物から新しい黒のレザーに変えられているが、その他の内装はオリジナルのままで、チューンナップをすることも可能だ。
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