天才日本人ピアニスト小菅優、現在“来日中”
現在、日本人なのに“来日”しているのは、世界で活躍するピアニストの小菅優。高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解で最も注目を浴びている若手ピアニストである。
◆小菅優画像
現在ドイツ在住の彼女は、10月3日に地元ザルツブルグでレコーディングした新作アルバム『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第22番』をリリースし、12月まで全国各地を回るジャパンツアーで来日中なのである。2000年にドイツ最大の音楽批評誌「フォノ・フォルム」よりショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられたほか、2002年に第13回新日鉄音楽賞、2004年にアメリカ・ワシントン賞、2006年に第8回ホテルオークラ音楽賞、2007年に第17回出光音楽賞という華々しい受賞歴を誇る彼女の演奏を堪能できる貴重な機会となるものだ。
これまでに国内主要オケをはじめ、ベルリン響、フランクフルト放送響、小澤征爾などと共演を果たしてきた彼女だが、今回のジャパン・ツアーは、新作アルバムで共演したハンスイェルク・シェレンベルガー(元ベルリン・フィル首席オーボエ奏者)指揮する、オーストリアのカメラータ・ザルツブルクと回ることになる。小菅優とカメラータ・ザルツブルクの出会いは2011年夏のザルツブルク音楽祭だ。イーヴォ・ポゴレリチの公演キャンセルによって急遽ステージに立った小菅優の熱演(ヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクとショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏)を高く評価したカメラータ・ザルツブルクからのラヴコールによって今回の企画が実現したというもの。
そして2012年2月に、モーツァルトゆかりの地ザルツブルク(モーツァルテウム大ホール)でのセッション録音が行われた。今回とりあげられたのは「第21番」と並んでモーツァルトのピアノ協奏曲のなかでも珍しい短調をとる「第20番」と、内面的な表現をみせる「第22番」の2曲。モーツァルトのピアノ協奏曲シリーズは本作で2作目となるが、知性と感性の豊かに深く歌い交わすような音楽を魅せてくれている、まさに時宜を得た幸福な盤となった。小菅優とカメラータ・ザルツブルクが奏でる夢のモーツァルト、お聴き逃しなきようご注意を。
<カメラータ・ザルツブルク -夢のモーツァルト>
2012年10月28日 兵庫県立芸術文化センター大ホール
2012年10月30日 札幌コンサートホール・Kitara
2012年11月1日 盛岡市民文化ホール
2012年11月2日 すみだトリフォニーホール
2012年11月3日 すみだトリフォニーホール
2012年11月4日 三重県文化会館
2012年11月6日 倉敷市民会館
2012年11月10日 すみだトリフォニーホール
2012年11月11日 すみだトリフォニーホール
小菅 優『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第22番』
SICC-1558 \2,940(税込)
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
Piano Concerto No.20 in D minor, K.466
1.I. Allegro (13:44)
2.II. Romance (8:22)
3.III. Allegro assai (7:56)
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
Piano Concerto No.22 in E-flat Major, K.482
4.I. Allegro (14:11)
5.II. Andante (8:30)
6.III. Allegro (11:19)
◆小菅優オフィシャルサイト
◆小菅優画像
現在ドイツ在住の彼女は、10月3日に地元ザルツブルグでレコーディングした新作アルバム『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第22番』をリリースし、12月まで全国各地を回るジャパンツアーで来日中なのである。2000年にドイツ最大の音楽批評誌「フォノ・フォルム」よりショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられたほか、2002年に第13回新日鉄音楽賞、2004年にアメリカ・ワシントン賞、2006年に第8回ホテルオークラ音楽賞、2007年に第17回出光音楽賞という華々しい受賞歴を誇る彼女の演奏を堪能できる貴重な機会となるものだ。
これまでに国内主要オケをはじめ、ベルリン響、フランクフルト放送響、小澤征爾などと共演を果たしてきた彼女だが、今回のジャパン・ツアーは、新作アルバムで共演したハンスイェルク・シェレンベルガー(元ベルリン・フィル首席オーボエ奏者)指揮する、オーストリアのカメラータ・ザルツブルクと回ることになる。小菅優とカメラータ・ザルツブルクの出会いは2011年夏のザルツブルク音楽祭だ。イーヴォ・ポゴレリチの公演キャンセルによって急遽ステージに立った小菅優の熱演(ヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクとショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏)を高く評価したカメラータ・ザルツブルクからのラヴコールによって今回の企画が実現したというもの。
そして2012年2月に、モーツァルトゆかりの地ザルツブルク(モーツァルテウム大ホール)でのセッション録音が行われた。今回とりあげられたのは「第21番」と並んでモーツァルトのピアノ協奏曲のなかでも珍しい短調をとる「第20番」と、内面的な表現をみせる「第22番」の2曲。モーツァルトのピアノ協奏曲シリーズは本作で2作目となるが、知性と感性の豊かに深く歌い交わすような音楽を魅せてくれている、まさに時宜を得た幸福な盤となった。小菅優とカメラータ・ザルツブルクが奏でる夢のモーツァルト、お聴き逃しなきようご注意を。
<カメラータ・ザルツブルク -夢のモーツァルト>
2012年10月28日 兵庫県立芸術文化センター大ホール
2012年10月30日 札幌コンサートホール・Kitara
2012年11月1日 盛岡市民文化ホール
2012年11月2日 すみだトリフォニーホール
2012年11月3日 すみだトリフォニーホール
2012年11月4日 三重県文化会館
2012年11月6日 倉敷市民会館
2012年11月10日 すみだトリフォニーホール
2012年11月11日 すみだトリフォニーホール
小菅 優『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第22番』
SICC-1558 \2,940(税込)
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
Piano Concerto No.20 in D minor, K.466
1.I. Allegro (13:44)
2.II. Romance (8:22)
3.III. Allegro assai (7:56)
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
Piano Concerto No.22 in E-flat Major, K.482
4.I. Allegro (14:11)
5.II. Andante (8:30)
6.III. Allegro (11:19)
◆小菅優オフィシャルサイト