ドイツKSdigitalから同軸アクティブ・モニター「C5-Coax」「C8-Coax」上陸
エムアイセブンジャパンは、ドイツKSdigitalの新世代同軸モニターであるCシリーズを発売した。
KSdigitalは、10年以上に渡り電子音響や音響伝搬の分野、そして何より正確さとサウンドの中立性においてアナログ・テクノロジーに優るデジタル信号処理の開発を行ってきた。現代の信号処理技術と長年に渡るスピーカーやコントローラー・スピーカーの製作、多数の放送局や劇場、ベルリン国会議事堂などの複雑なサウンド・エンジニアリングの計画および実装の経験を結び付け、新世代の同軸モニターであるCシリーズを誕生させた。
「C5-Coax」は、220mmの立方体キャビネットに6.5″ロー/ミッドと1.45”ツイーターを同軸にレイアウトとし170W×70Wものバイアンプを搭載。
「C8-Coax」は、ロー/ミッドに8”を採用し、バイアンプは180W×80Wへパワーアップ。天地左右240mmのキャビネットに収められている。
Cシリーズは、最適なパルス/周波数/ 位相特性を提供し、2ウェイながら同軸構造によるコンパクト・デザインを実現することで、メイン・ニアフィールド・モニターおよびコンソールでのブリッジ・モニターに理想的な仕様となっている。
Cシリーズはリスナーとの距離が1メートル程度で使用するニア・フィールド・モニターとして設計。そのため、部屋による干渉は少なく、全体の音量は抑えられ、鮮明かつ正確に入力信号が再現される。
従来の2ウェイ・モニターでは、両方の音源(ロー/ミッドレンジとツイーター)から放射された音が同時にリスナーに到達するためには、モニター・スピーカーとリスナーとの間に数メートルの距離が必要であり、ある程度の距離を取ることで異なる2つの音源があることを感じにくくする。このため、通常モニター・スピーカーはスタンドに載せてワークステーションの後方に設置しモニター・スピーカー間の距離を長くし互いによる干渉を抑える必要がある。ただし、室内の反射と構造に比例して干渉は増加し、大きい音量で作業する必要も生じてしまうという難点がある。フィルターと出力ステージが組み合わさったCシリーズの同軸構造は、どちらもリニア・フェーズ用に設計されており、これらすべての問題は解消されるとしている。
<おもな仕様>
●C5-Coax
入力:XLR(2番HOT)、+4dBu、10 kΩ
入力レベル:-10dB~+6dBまでコントロール可能
シャーシ:
・同軸(クロスオーバー・ポイント:1.9 kHz)
・1.45インチ・ネオジウム・ツイーター
・6.5インチ・カーボンファイバー・コーン
パワー:70W+170W(最大SPL: 104dB)
周波数特性:58Hz~28kHz(±3dB)
イコライゼーション:ベース/ハイトーン・チューニング(±6dB)
サイズ:高220mm×幅220mm×奥220mm、8.0kg
●C8-Coax
入力:XLR(2番HOT)、+4dBu、10 kΩ
入力レベル:-10dB~+6dBまでコントロール可能
シャーシ:
・同軸(クロスオーバー・ポイント:1.9 kHz)
・1.45インチ・ネオジウム・ツイーター
・8インチ・カーボンファイバー・コーン
パワー:80W+180W(最大SPL: 106dB)
周波数特性:48Hz~28kHz(±3dB)
イコライゼーション:ベース/ハイトーン・チューニング(±6dB)
サイズ:高240mm×幅240mm×奥300mm、8.0kg
◆C5-Coax
価格:オープン(160,000円前後/ペア)
◆C8-Coax
価格:オープン(210,000円前後/ペア)
発売日:2012年9月28日
◆Cシリーズ 製品詳細ページ
◆エムアイセブンジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
KSdigitalは、10年以上に渡り電子音響や音響伝搬の分野、そして何より正確さとサウンドの中立性においてアナログ・テクノロジーに優るデジタル信号処理の開発を行ってきた。現代の信号処理技術と長年に渡るスピーカーやコントローラー・スピーカーの製作、多数の放送局や劇場、ベルリン国会議事堂などの複雑なサウンド・エンジニアリングの計画および実装の経験を結び付け、新世代の同軸モニターであるCシリーズを誕生させた。
「C5-Coax」は、220mmの立方体キャビネットに6.5″ロー/ミッドと1.45”ツイーターを同軸にレイアウトとし170W×70Wものバイアンプを搭載。
「C8-Coax」は、ロー/ミッドに8”を採用し、バイアンプは180W×80Wへパワーアップ。天地左右240mmのキャビネットに収められている。
Cシリーズは、最適なパルス/周波数/ 位相特性を提供し、2ウェイながら同軸構造によるコンパクト・デザインを実現することで、メイン・ニアフィールド・モニターおよびコンソールでのブリッジ・モニターに理想的な仕様となっている。
Cシリーズはリスナーとの距離が1メートル程度で使用するニア・フィールド・モニターとして設計。そのため、部屋による干渉は少なく、全体の音量は抑えられ、鮮明かつ正確に入力信号が再現される。
従来の2ウェイ・モニターでは、両方の音源(ロー/ミッドレンジとツイーター)から放射された音が同時にリスナーに到達するためには、モニター・スピーカーとリスナーとの間に数メートルの距離が必要であり、ある程度の距離を取ることで異なる2つの音源があることを感じにくくする。このため、通常モニター・スピーカーはスタンドに載せてワークステーションの後方に設置しモニター・スピーカー間の距離を長くし互いによる干渉を抑える必要がある。ただし、室内の反射と構造に比例して干渉は増加し、大きい音量で作業する必要も生じてしまうという難点がある。フィルターと出力ステージが組み合わさったCシリーズの同軸構造は、どちらもリニア・フェーズ用に設計されており、これらすべての問題は解消されるとしている。
<おもな仕様>
●C5-Coax
入力:XLR(2番HOT)、+4dBu、10 kΩ
入力レベル:-10dB~+6dBまでコントロール可能
シャーシ:
・同軸(クロスオーバー・ポイント:1.9 kHz)
・1.45インチ・ネオジウム・ツイーター
・6.5インチ・カーボンファイバー・コーン
パワー:70W+170W(最大SPL: 104dB)
周波数特性:58Hz~28kHz(±3dB)
イコライゼーション:ベース/ハイトーン・チューニング(±6dB)
サイズ:高220mm×幅220mm×奥220mm、8.0kg
●C8-Coax
入力:XLR(2番HOT)、+4dBu、10 kΩ
入力レベル:-10dB~+6dBまでコントロール可能
シャーシ:
・同軸(クロスオーバー・ポイント:1.9 kHz)
・1.45インチ・ネオジウム・ツイーター
・8インチ・カーボンファイバー・コーン
パワー:80W+180W(最大SPL: 106dB)
周波数特性:48Hz~28kHz(±3dB)
イコライゼーション:ベース/ハイトーン・チューニング(±6dB)
サイズ:高240mm×幅240mm×奥300mm、8.0kg
◆C5-Coax
価格:オープン(160,000円前後/ペア)
◆C8-Coax
価格:オープン(210,000円前後/ペア)
発売日:2012年9月28日
◆Cシリーズ 製品詳細ページ
◆エムアイセブンジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
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