家入レオ【インタビュー】1stアルバム『LEO』生意気だと思われても嫌われてもいいから自分は自分らしくやっていきたい
2012年2月にデビューした現役高校生シンガーソングライター家入レオが、渾身の1stアルバム『LEO』をドロップ。これまでのシングル曲に加え、13歳の時に書いた曲から最新書き下ろし曲まで、大人でも子供でもない17歳の今だからこそ届く全13曲。どの曲にも家入レオのリアルがほとばしっている。「嫌われてもいいから私は私らしく、家入レオらしくありたい」と彼女。強い目力で、今作を通して過去も現在の心境も包み隠さず語ってくれた。
◆家入レオ1stアルバム『LEO』~拡大画像~
家入レオ(以下、家入):行ってきました。最近はアルバム・リリース時期なので、3時に学校が終わってから9時ぐらいまで取材させていただいています。
──じゃあ、作詞作曲するのは家に帰ってから?
家入:曲は休みの日に書いたり、取材がない時は学校が終わったらスタジオに行ってプロデューサーさんと一緒に話をしながら作ったり。あと、歌詞は授業中に書くことも結構あって(笑)。特に歴史の授業中は歌詞が降りてきやすいんです。例えば徳川家康の話を聞いてたりすると“この人、強いけど裏ではいろいろあったんだろうなぁ”とか思ってストーリーが浮かんだりとか。
──へぇー? では今回の『LEO』は?
家入:アルバムの曲は夏休みに作りました。13歳から17歳までの曲が詰まっているので、全部この夏休みに書いたってわけじゃないですけど。
──アルバム制作に入る時、こういうものを作りたいっていう全体像はあったんですか?
家入:17歳の今だからこそ届く曲をと、考えていました。やっぱり17歳でリリースする「サブリナ」と30歳でリリースする「サブリナ」では違うと思うんです。だから、本当はもっとヘヴィーな曲とかもあったんですが、そういうのは逆に今じゃなくて、もっと大人になってから歌っっても皆さんに届んじゃないかなと思って入れなかったんです。大人でも子供でもない今だからこそ歌える歌っていうところに絞ってセレクトしていきました。
──さっき「13歳から17歳までの曲」という言葉がありましたけど、13歳の時に書いた曲というのは?
家入:「Last Stage」と「Say Goodbye」13歳の頃に書き始めた曲です。こういうヒリヒリした感情を歌った曲はタイリーな方が届きやすいので、早く出したいっていうのがあって今作に入れました。
──逆に、最新の曲は?
家入:「キミだけ」「明日また晴れますように」「ミスター」です。
──その3曲って、ふんわり明るかったり、キラキラしたポップ感があったり、柔らかかったり、これまでのシングルとはちょっと違った趣きがありますね。
家入:そうですね。前は……特にデビューの頃は、叫びたい・爆発したいっていう気持ちがすごく強くて、とにかくヘヴィーで芯がある曲をを多く書いていました。でも(3rdシングルにもなっている)「Bless You」を書いて、いい意味で音楽の縛りがなくなったんですよね。
◆家入レオ1stアルバム『LEO』~インタビュー続きへ~
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