【インタビュー】国民的美脚集団、モデルガールズ「“JAPANESE BEAUTY”を武器に、日本だけでなく世界にもアピールしていきたい」

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米倉涼子、上戸彩、武井咲、剛力彩芽ら、多数の女優やモデルが所属するオスカープロモーションの、6,000人のモデルから選りすぐられた平均身長175cm、平均股下84cmのトップモデル8人からなるガールズユニット、モデルガールズ。10月24日にシングル「ROCK STAR」で華々しく歌手デビューを果たす彼女たちだが、ここに至るまでには多くの努力を重ね、傍目には想像もできない苦労も味わってきたという。メンバーを代表して、リーダーの中村さくら、簑島宏美の二人に、現在の心境から今後の目標、そしてモデル体型ならではの“あるある”話も聞かせてもらった。

◆モデルガールズ 画像集
◆モデルガールズ メッセージ映像
▲中村さくら/リーダー
▲簑島宏美

――「モデル体操」で注目を集める国民的美脚集団、モデルガールズが歌手デビューするということで。現在の心境を聞かせてください。

中村さくら:いよいよデビューということで、ずっと積み重ねてきたものをやっとみなさんにお披露目できるのが嬉しいです。不安もたくさんあるんですけど、とにかくいまは毎日が嬉しくて嬉しくて仕方ないです(微笑)。

簑島宏美:ずっと夢見ていた事がこうして形になって。いまはお仕事一つ一つがとても幸せで、こんなに充実しているのは人生で初めてかも!?(微笑) 人生で一番いい時期なのかなと思ってます(笑顔)。

――デビュー曲「ROCK STAR」はどんな曲ですか?

簑島:すごいカッコイイんですよ! メロディも憶えやすくて。ノリもいいので、聴くと気分が上がる曲だと思います。

中村:ただ最初、歌詞を見たときはびっくりしましたけどね。“神様が造った美貌”とか。“え! これを歌うの?”って(笑)。

――歌詞は、可愛いというよりも、強くて超カッコイイ女性像に振り切ってますもんね。

中村:だから、自分たちも振り切ってやりました。“(可愛い声で)キャ~、こんなの歌えな~い”なんていってる場合じゃなかったです。

簑島:自分を奮い立たせて自信を持ってやるしかないんですよ。こういうことを自信なく歌って踊ってたら、それこそカッコ悪いから、みんなでどれだけ堂々とカッコよく自信満々にできるかっていうことを考えに考えて。

中村:これを歌い始めてから、メンバーみんなたくましくなって、自信がつきました。歌詞で自分たちもタフになれましたね。

――この曲のダンスのなかで、強さをアピールしているところというと?

簑島:サビの“The Girl’s Power”というところのダンスはパワーショルダーをイメージしてまして。

中村:腕を力強くパンパーンと振り下ろして。

簑島:肩でカッコよく山を作るところがポイントかなと。

――ダンスは難しかったですか?

中村:みんな振り付けとかはすんなり入るんですけど、それを8人で揃えて踊るというのが難しくて。ちょっとでもばらつくとカッコよくないので。

箕島:みんなで4カウント数えるところを延々100回以上やったりして。だけどその甲斐もあって、完成形を映像で見たときはびっくりしました。あまりにもみんなの動きが揃ってて(笑)。

中村:感動しました。本当に、ここに至るまでのことを思うと……。

――え、そうなんですか? デビューするまでどんなところが大変でした?

中村:まずいままでの人生のなかで、まさか自分が歌とダンスに関わるとは思ってなかったので、やることすべてが初体験だったんですよ。だから、ダンスが身体に入るまでは本当にキツかったですね。でも、“こんな私でもできるんだ”って思いました。歌にしても、自分は低い声しか出ないと思ってたのに、トレーニングをやっていくうちにだんだん高音が出るようになって。何事も積み重ねなんだなということに気づきましたね。

簑島:私は歌と踊りを同時にやるのが大きな壁でした。高校時代にはダンスのインストラクターをやっていて、ダンサーを目指していたんです。そのときにはスニーカーでガツガツHIP HOPを踊ってた自分が、いまではハイヒールをはいて足をキレイに見せながら踊らなきゃいけないというのが厳しかったですね。こういうレッスンをやる前に“モデル体操”のトレーニングをやっていた時期もあったので、ここ3~4年は毎日メンバーと一緒にいて。だからここまで頑張れたんだと思います。

中村:“モデル体操”の後、本格的な歌とダンスのトレーニングを1~2年かけてやって。今回のCDデビューが決まるまでが本当に辛くて。泣きながら家に帰ってた時期もありましたし。

簑島:私もお風呂で泣いたな~。

中村:デビューが先延ばしになるたびに心が折れて。一人だったら絶対にそこで辞めてたと思います。他のメンバーがいたから、一人じゃないから頑張れた。だから、いまが嬉しくてしょうがないんです。

――そうだったんですね……。

中村:たぶんみなさんには、2~3ヵ月ちょこちょこっとレッスンしてデビューしたグループに見えるのかもしれないですけど、私たちはこの2~3年の間に言葉にできないようないろんな思いをみんなで共有し、支え合ってここまでたどり着いたグループなんです。

簑島:だから、いまでもですけど、不安とか緊張とか苦労はみんなで8等分にして。

中村:喜びは……

簑島:8倍! というのが私たちのスローガンになってます(微笑)。

――いい話です。では、そんなみなさんのプライベートな側面も知りたいなということで。女子が8人も集まると、楽屋はどんな感じなんですか?

簑島:話してても話題がどんどん横に逸れていってしまうんです(笑)。“でさ、でさ”って他の人がどんどん加わって。

中村:脱線が激しいですね。だいたい私と(簑島)宏美ちゃんがチャチャ入れて脱線させてしまうパターン(笑)。

――そんなメンバーに対して、今回デビューにあたって、中村さんだったら“セレブリティ・ヒップ”とか、簑島さんは“ワイルド・くびれ”というようなキャッチコピーがついていますが…。

簑島:メンバーそれぞれのチャームポイントのパーツをキャッチコピーにしています!

中村:「モデル体操」によって、より磨いたパーツなんです。女性の皆様に憧れられるようなBodyを、これからも作っていきたいですね!

――なるほど(笑)。お二人とも小さい頃からモデル体型だったんですか?

中村:私はちっちゃい頃から大きかったです。小学校6年で168cmありました。

簑島:私は、中学校に上がったときは女の子の真ん中ぐらいだったんですよ。でも卒業するまでにいっきに伸びて172cmぐらいになりました。本当に、成長痛で眠れなかったくらい、一気に伸びましたね。

――こういう体型だといろいろメリット、デメリットがあると思うんですが。

中村:高いとこころに手が届くところと、満員電車でも人のなかに埋もれないので比較的楽に呼吸ができるというメリットはあります。でも、背が高いと丈夫に見えるみたいで、昔からあまり男性に優しくされないというデメリットも(笑)。重い物を持っていても誰も手伝ってくれないんです。だから、優しくされるとすぐ好きになっちゃうんです(一同笑)。

簑島:分かる、それ! よくメンバーでもそういう話になるんです。“あのスタッフさん、優しいね。好きになっちゃいそう”って。

中村:“いや、それ早すぎだから”って(笑)。

簑島:あと、背が高いと待ち合わせしてもすぐ見つけてもらえるところも便利です。でも私はモデルを始めるまでは背が高いことが嫌でしょうがなかったんです。モデルを始めるまでは、ヒールなんて履きたくもなかったし、足も見せたくなくてダボッとしたパンツをはいてこの体型をなるべく隠そうとしてました。すごいコンプレックスでした。女の子からは“身長高くていいね”っていわれるけど、“全然小ちゃいほうがいいし”って思ってましたし。

中村:私もそれは思ってましたね。小学校の頃、運動会の組体操でピラミッドとか作るじゃないですか? 女の子なのに一人だけ、背が高いからって一番下をやらされて。あれは嫌でしたね。長身であることをコンプレックスに感じないために、モデルの仕事を選んだというのもあります。

――では、お二人が影響を受けたアーティスというと?

簑島:親がマイケル・ジャクソンのファンだったので、小2の頃から親と「Beat it」のビデオを見ながら一緒に踊ってるような子供で。ダンスを始めたきっかけは安室奈美恵さんですね。本当にダンサーを目指してたんですけれども、バックダンサーのオーディションを受けにいくと身長が高すぎる、身体が華奢だということで落とされることがあって。そんなときにモデルとしてスカウトされたんです。だから、いまこうしてまたダンスができることはすっごく嬉しいんですよ。諦めていたダンサーの夢がこういう形で、いまの仕事と平行してできるというのは夢のまた夢のような出来事。だから毎日が幸せです。

中村:私は東方神起さんとSHINeeさんですね。とくに東方神起さんは、私がデビューが決まらず精神的に一番しんどかった時期に、活動休止から2人で見事に復活していく姿を見せてくれて。それにすごく元気づけられ、勇気づけられたので。

――では、お二人にとっての“ROCK STAR”とは?

簑島:私にとってはやっぱりマイケル・ジャクソンかな。

中村:私にとっては東方神起さん。とくに2人になってからの姿は自分にとってはスターです。

――これからモデルガールズが他のガールズグループと戦って“ROCK STAR”になっていく、そのための最大の武器というと?

中村:ここで“脚”っていったら、今後もずっと脚を出さなきゃいけないですよね? これ、冬とか本っ当に寒いんですよ~(笑)。“美”にまつわるちゃんとした情報をアピールしていくことです。そして女性の皆さんに活き活きと輝いてもらえるようなキッカケを作りたいです。

簑島:ダイエットとかいろいろ経験してきた私たちがいきついたのは、結局“健康だから毎日楽しいし、健康だからこそキレイになれる”ってことなんですよ。

中村:そうやって、本当の日本女性の美しさをどんどん音楽・映像作品を通して届けていきたいです。“JAPANESE BEAUTY”って、もっともっと世界に通用するものがいっぱいあると思うんですね。そういうものを武器に、日本だけでなく世界にもアピールしていきたいと思います。

取材・文●東條祥恵


Major Debut Single
「ROCK STAR」
2012年10月24日発売
【初回生産限定盤】(CD+DVD)
DFCL1940~1941 ¥1,890(tax in)
【初回仕様限定盤】(CD)
DFCL1942 ¥1,260(tax in)
[CD収録内容]初回生産限定盤・初回仕様限定盤共通
M-1.「ROCK STAR」
M-2.「TIGER LILY」
M-3.「LET ME LET ME(仮)」
[特典DVD]初回生産限定盤のみ
M-1.「ROCK STAR」Music Video
M-2.「モデル体操」
[封入特典]
初回生産限定盤・初回仕様限定盤
ソロアーティスト写真デザインのアナザージャケット1種類ランダム封入(全8種)

◆世界20カ国同時デビュー『ROCK STAR』配信国
アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、ペルー、カナダ、アメリカ合衆国
フィンランド、スウェーデン、イギリス、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、
オーストラリア、ニュージーランド、日本 (2012.9.6現在決定国)
※順次許諾取れ次第、他国でも配信リリース予定です。日本以外は、iTunesやAmazon MP3配信になります。

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