<初音ミク ミクの日大感謝上映祭2012>、「ミク、お誕生日おめでとう!」
2012年8月30日、31日に、東京の角川シネマ新宿、シネマサンシャイン池袋の2会場にて、計6回にわたって<初音ミク ミクの日大感謝上映祭2012>が開催された。
◆<初音ミク ミクの日大感謝上映祭2012>画像
8月31日の角川シネマ新宿では、18時から『初音ミクコンサート 最後のミクの日感謝祭』を上映。開場時間の17時30分には、劇場のロビーはすでにミクファンの姿で溢れかえる盛況ぶりで、関連グッズの物販コーナーにも大勢の人が詰めかけた。大人に混じって、親に連れられてきた小学生らしき姿も。お小遣いを手に熱心にグッズを眺めるその姿に、年代を問わず幅広く愛される初音ミク人気の凄さを感じさせられた。
上映が始まると、観客たちはサイリウムを手に早くもスタンディング。流れてくる映像に合わせ、ミクの名を叫ぶファンも。スクリーンにミクが登場し「Google Chrome」のTVCMでもおなじみの「Tell Your World」からライブがスタートすると、その声にあわせ緑のサイリウムの光が一斉にリズムに合わせて動き始めた。
その後も人気楽曲を次々歌い上げるミクに、会場のボルテージは上昇。動画サイトでの再生回数400万回を超える大ヒット曲「ワールズエンド・ダンスホール」が歌われるころには、興奮も最高潮に。合いの手を入れたりサイリウムを振ったりと、スクリーンのなかのライブ映像と会場が一体になっていた。ダブルアンコールのラストには、ライブ序盤でも歌われた「ワールドイズマイン」が再び登場。最初に歌われたときよりも一段と盛り上がり、熱狂のひと時を締めくくった。
同日の21時からは『初音ミクライブパーティー2012(ミクパ♪)』を上映。『感謝祭』と同様に、上映が始まると観客たちはスタンディング。1曲目の「星のカケラ」では、幻想的な光の演出が美しいミクの映像としっとりとしたその歌声に聞き入っていたが、次曲の「初めての恋が終わる時」が流れ始めると、厳かな雰囲気から一転。疾走感溢れるメロディにサイリウムの光が舞い、客席のテンションも一気にアップ。そこからはアップテンポの楽曲が続き『ミクパ♪』の興奮が劇場内に蘇った。
「初音ミクの激唱」で一旦ミクが退場し、巡音ルカが登場すると、客席ではあちらこちらでピンクのサイリウムが登場。鏡音リン、鏡音レン、KAITOと歌うキャラが変わるたびに色とりどりの光が場内を彩り、各キャラのファンも大満足の上映会となった。
どちらの回でも、エンディングロールに入ってからもほとんどの観客は退場せず上映会を最後まで満喫。また8月31日はミクの誕生日ということもあり、上映終了後に観客どうしが呼びかけあい、バースデーソングを歌うという驚きのひと幕もあった。
こうして2日間に渡り行なわれた上映会は、多くの歓声とともに幕を閉じた。この会を通じて、ミクとファンとの絆がより強いものことだろう。
主催:SEGA/MAGES.
協力:角川書店
特別協力:クリプトン・フューチャー・メディア
◆ミクの日大感謝祭オフィシャルサイト
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