『好好!キョンシーガール~東京電視台戦記~』撮影好調、川島海荷「今までで一番濃い♪」

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8月20日にクランクインし、現順調に撮影が進んでいるテレビ東京深夜ドラマ『好好(ハオハオ)!キョンシーガール~東京電視台戦記~』の取材会が行われた。撮影現場のスタジオには、かわいい道士の衣装に身を包んだ川島海荷と、本人役で登場する9nineのメンバー(佐武宇綺、西脇彩華、吉井香奈恵、村田寛奈)から西脇彩華と村田寛奈が登場、キョンシーと共ににぎやかな取材となった。

◆川島海荷、西脇彩華、村田寛奈画像

濱谷晃一(テレビ東京・制作局):本日は、お集まりいただきありがとうございます。普段は、「ピラメキーノ」という子ども番組の演出をしているんですが、「ピラメキーノ」でキョンシーを紹介したところ、ネットでお札を貼って跳ねている子どもの動画が出てきたりと、ものすごく反響がありまして。「これは、ドラマでやったら当たるんじゃないか」と、舞台を現代日本で、9nineと海荷ちゃんに活躍してもらうという形で実現しました。現在撮影中ですが、キャストも非常に役にはまっていて、アクションもセンスが良いです。ぜひ、お楽しみいただければと思います。

川島海荷:今回のドラマは、今まで私がやらせていただいたドラマの中で、一番内容や役設定が濃いんじゃないかと思います。実は私、「キョンシー」を知らなかったんですが、今のちっちゃい子の間で流行ってるって聞いて、「ピラメキーノ」を見せてもらったら、本当に流行ってて。撮影中にも、「キョンシーだ」って言ってる子どもがいたり…。影響力のあるキャラクターなんだな、と思って、そんなドラマをやらせてもらえるなんて嬉しいし、プライドをもってやりたいなって思ってます。本人役なので、やりやすい部分もあり、一方でオーバーにやっている部分もあるんですが、普段の“素”の私の部分を楽しんで見ていただけたらと思います。

西脇彩華:先ほど海ちゃん(川島海荷)が言ったように、海ちゃんの普段のシーンとそうでない時のシーンの「差」が楽しいドラマだな、と思っています。その「差」をうまく出せるように、私たちも普段の海ちゃんと楽しくおしゃべりしている時など普段の様子から「9nineってこんなグループなんだ」という風に見てもらえた嬉しいです。あと、メンバー個人の活動やシーンも結構出てくるので、そこも見どころかなと思います。

村田寛奈:今回、9nineのみんなでドラマに出演できるのが本当に嬉しくて、すごく緊張しているんですけど、最高に楽しい作品にできたらいいなと思います。私は、役で海ちゃんに時々キレることがあるので、そこを見てほしいなと思います(笑)。

──アクションシーンに挑戦するにあたり、事前準備はしましたか?また、実際アクションをやってみていかがですか?

川島海荷:アクションの練習は、収録に入る前に4~5回しました。最初は難しくて…以前一度だけ作品でアクションはやらせていただいたことがあったんですけど、今回みたいな「パンチ」とか「キック」とかはやったことがなかったので。最初は足が上がらないし、パンチも「遅い」とよくダメ出しされたんですけど、最近は、なんとか形にはなってるかなぁと思います(笑)。でも、実際やってみて、キョンシーが1体だといいんですけど、何体もいるとちょっと難しくて…これからの課題です。あと、この胴着は目立つので…夜はいいんですけど、昼の撮影が結構恥ずかしいです(笑)。

──キョンシーを初めて見たときの感想を教えてください。

川島海荷:夜見ると本当に怖いんです。目の前に現れると、リアルにびっくりしちゃうよね。でも、待ち時間は、優しいよね(笑)。

西脇彩華:私たち(川島以外の)メンバーは、夜のシーンでキョンシーと一緒になることがまだなくて、私たちと絡むシーンの時はいつも(お札を貼られて)静かにしているので、まだ恐怖心はあまり感じていないです。

──大学生と女優、切り替えはどのようにされていますか?

川島海荷:やっぱり、衣装着替えたりメイクしたりすると、切り替わりますね。大学には結構スッピンで行くことが多くて。寝る時間を優先しちゃうので、家を出る30分前くらいに起きるんですよ。それで、ワーって髪をとかして結んで、顔洗って学校に行っちゃうので…。だから、お仕事でメイクしてもらって、着替えてるとやっぱりスイッチが入りますね。このドラマでも、大学に行くシーンがあるので、リアルに演じられたらと思います。

──衣装のポイントは?

川島海荷:今着ているのは「アイドル胴着」なんですけど、“アイドル”なので、フリフリを付けてもらったり、アクションする度にキレイに動く、長いフリンジも気に入っています。あと、アイドルといえばやっぱり「ニーハイ(ニーハイソックス)」なので、スカートとソックスの間の“絶対領域”、ポイントですね!(笑)

──ご本人役を演じられていますが、お互いの演技を見ての感想はいかがですか?

川島海荷:ちゃーぽん(西脇彩華)は、ラジオとか5時間生放送したり、9nineの中で一番MCも上手いのに、初日めっちゃ緊張してて。本番にセリフ噛んでで(笑)。すごい緊張が伝わってきて、なぜかちょっと嬉しかったです(笑)。ひろ(村田寛奈)は、役では毒舌入ってるんですが、何しててもカワイイっていうところがあるので、(村田に)怒られてても、許せちゃう感じです。

西脇彩華:海ちゃん(川島海荷)は、普段からしっかりしてるんですが、道士という役もあってか、いつも以上にしっかりしてるというか。演技の部分でも、あまり経験のない私たちに教えてくれたり、頼りがいがあります。

村田寛奈:普段あまり怒らないから、新鮮というか、楽しいです。演技が初めてなので、海ちゃんに「こうやって言ったらおもしろくなるよ」とか、アドバイスしてくれるので嬉しいです。

──「キョンシー」の昔の作品は見たことありますか?

川島海荷:まだ、写真でしか見たことないんですが、「テンテン」が自分に結構に似てるかも、と思い、よりやる気がアップしています。日本版は日本版で、別のテイストも入れつつ、本場の作品に負けないようにがんばりたいと思います。

『好好(ハオハオ)!キョンシーガール~東京電視台戦記~』
2012年10月12日(金)放送スタート
毎週金曜日 深夜0時52分~1時23分(全11回)
(C)好好!キョンシーガール製作委員会
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