関西から強力なガールズバンド登場、その名も印象派
ねごと、パスピエ、赤い公園、tricot…魅力的なガールズグループが続々と登場するなかで、関西から現れたおススメのガールズユニットを紹介しよう。印象派だ。めちゃめちゃかっこいい音を出すふたり組である。
◆「SWAP」「IN」試聴
▲通常盤 |
▲限定盤 |
激ポップチューンでありながら、毒々しいクラブサウンドを内包する「SWAP」には、タイトル曲「SWAP」と、インダストリアルなムードがムンムンのジャパニーズジャーマンエレクトロ「IN」の2トラックに、「SWAP」のインストが加わった3トラック入りとなっている。ミックスは、ねごとやSiM、小南泰葉といったニューカマーの音を手がける玉ノ井光紀が担い、印象派の持つキャッチーながらも妙にグラインドするグルーブに極彩色のカラーを付け加えているようだ。
「SWAP」という過激なタイトルが付いてはいるものの、「交換する」という意味で2人の世界を共有しましょうという恋のはじまりのうたであり、純情な恋の讃歌だというのは、オフィシャルからのアナウンスだ。うのみにするか否かは、音を聞いてから決めていただきたい。
前作同様シングル「SWAP」は666円という価格設定も、ごくごく普通のおりこうさんではないことを匂わせるものだ。なお、完全生産限定盤として関西5店舗限定でリリースされた「HIGH VISION / ENDLESS SWIMMER」を同梱した限定パッケージ仕様も1000円で同時発売となる。