「みーんなの目線を、いただきー、麻里子」AKB48、ウェザーガールズも<a-nation musicweek>に降臨。「Asia Progress F」開催
渋谷を舞台に開催中の<a-nation musicweek Charge Go! ウイダーinゼリー>。8月9日はアジア全域から話題の女性アーティストたちが登場する「Asia Progress F」が国立代々木競技場第一体育館で開催。AKB48やgirl next door、E-Girlsといったアーティストから、今一番ホットな台湾のお天気お姉さん集団・Weather Girlsまで全7グループ総勢60人が夏の渋谷を彩った。
◆<a-nation musicweek>AKB48、ウェザーガールズほか、「Asia Progress F」画像
オープニングアクト1組目から注目のグループが登場する。日本デビューも先日発表された、台湾が誇る話題のガールズグループ・Weather Girls(ウェザーガールズ)。普段、月替わりのコスプレ衣装で踊りながらの天気予報をインターネットテレビ上で観ていたファンにとっては、本物が代々木のステージ上にいることが奇跡というほかない。
「日本のみなさんこんばんは。私たちはウェザーガールズ! 」とメンバーは第一声。さらにひとりひとり元気に自己紹介をして、最後は「よろしくお願いします!」。もちろんその際の一礼は、“天気予報の動画で観ることができる、あの角度”だ。
Weather Girlsは、10月17日リリースのデビュー曲「恋の天気予報」など2曲をパフォーマンスして、可愛さをぷりっぷりに振りまいたステージを展開した。
もう一組のオープニングアクトは、KARAの妹分・PURETTY。彼女たちは、KARAの「WITH」(日本語歌詞verは「スイート・デイズ」)のカバーと、9月5日リリースのデビュー曲「チェキ☆ラブ」を披露した。
<a-nation>というお祭りらしく、「偶然の確率」をはじめキャッチーでアップテンポなナンバーを並べたgirl next doorのステージ。千紗はいつもの笑顔を弾けさせながらステージを右に左に移動し「ちょっと! みんな足らへんのちゃう? <a-nation>やで!」と煽りながら、確実に自分たちのステージへとオーディエンスを引き込んでいく。最後に披露された「Infinity」では、観客は総立ちでジャンプしたりうちわを振ったりのお祭りモード。ガルネクは、確実にオーディエンスをひとつにまとめあげていた。
台湾を中心に中国、シンガポール、マレーシアなど、アジア各地で活躍するDA Mouse、AFTERSCHOOL のレイナ、ナナ、リジからなるOrange Caramel、そしてEXILEのDNAを受け継ぐダンス&ボーカルグループ・E-Girlsが続々と登場して盛り上がっていく国立代々木競技場第一体育館。E-Girlsからは新曲「Follow Me」の発売日が10月3日であることが急遽発表されると、大きな歓声が起こっていた。
そしてAKB48。出演は、前田敦子や大島優子、渡辺麻友など17人。冒頭から「ヘビーローテーション」「ポニーテールとシュシュ」「会いたかった」と代表曲にして大ヒット曲を立て続けに披露し、ファンはもちろん、AKB48のことを初めて観たという人のハートまでも根こそぎ鷲掴みする。
「みなさんの歓声も嬉しいですし、タオルとかうちわとか、ボードとかもしっかり見えてますよ! 最後まで楽しんでいって帰ってください。」── 前田敦子
ひとりずつの自己紹介では、渡辺麻友がお決まりの「みーんなの目線を、いただきー、まゆゆ」と挨拶すると、篠田麻里子は自身の番になり「今日から新しい挨拶を考えました。」と、衝撃発言。そしてオーディエンスの期待が高まる中で飛び出した「みーんなの目線を、いただきー、麻里子」と、どこかで聞いたことがある挨拶に、思わず会場は爆笑と拍手。まゆゆは、というと、前田敦子らに「先輩だからって言ったほうがいいよ。」と助言を受け「……ちょっとパクってません?」と恐縮しながら篠田に抗議の意を示す。が、麻里子様に軽く流されると、ただオロオロとするばかりだった。
板野友美「Clone」、Notyet「西瓜BABY」、フレンチ・キス「ロマンス・プライバシー」、ノースリーブス「唇 触れず…」、渡辺麻友「大人ジェリービーンズ」、そして前田敦子「君は僕だ」と、ソロと各派生ユニット楽曲のパフォーマンスに続いて、8月29日にリリースされるAKB48の新曲「ギンガムチェック」も披露。加えて「真夏のSound good!」に「フライングゲット」と、それぞれフルサイズではなかったものの、まさに神セットリストとでも呼ぶべき全12曲を披露して会場を熱く盛り上げた。
そしてアンコール。大声援を受けて大トリとして登場したのは、もちろんAKB48だ。本編でもこれでもかというヒット曲のパレードだった彼女たちだが、アンコールでは「Beginner」と「Everyday、カチューシャ」を披露。同時刻に行なわれていた<2012 神宮外苑花火大会>を意識しながら「神宮に負けてないよね!」と、1万2000人を終始熱狂させての「Asia Progress F」を締めくくった。
<a-nation musicweek>は、10日間で約100万人を動員。また、2012年の<a-nation>は全体で約122万人の動員を見込む。
text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆かわいこちゃんねる
◆a-nation オフィシャルサイト
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