オーリアンズのラリー・ホッペンが死去
1970年代に活躍したオーリアンズのオリジナル・メンバーで、「スティル・ザ・ワン」や「ダンス・ウィズ・ミー」のヒット曲を歌ったラリー・ホッペンが、7月24日に亡くなった。享年61歳。死因は明らかにされていない。
ホッペンは兄弟のランス・ホッペンと共にオーリアンズとしてツアー活動を続けており、7月27日金曜にはモーニング・テレビ『フォックス&フレンズ』スポンサードのコンサートに出演する予定だった。
ホッペンは、後にニューヨーク州選出下院議員を2期つとめたシンガー・ソングライターのジョン・ホールと共に1972年、ニューヨーク州ウッドストックでオーリアンズを結成。1975年に「ダンス・ウィズ・ミー」が6位にランクされたのをはじめ、1976年「スティル・ザ・ワン」が最高位5位、1979年「ラヴ・テイクス・タイム」が11位にランクされ、3曲が“Billboard Hot100”のトップ20ヒットに。また、2枚の“Billboard 200”トップ40アルバムを世に送り出している。
ジョン・ホールは「彼と作曲をはじめて40年。世界中で人々に親しまれる曲を作り出すことができた。また、彼のテノール・ヴォイスは彼しか出せない素晴しいもので、きっとこれからもラジオやレコードで親しまれていくと信じている。彼と仕事ができて本当に光栄だった」と、友人の死を悼んでいる。
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